サムソン ８−５ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）チャン・ウォンサム １３勝４敗 （セーブ）オ・スンファン ２勝１敗２４Ｓ （敗）キム・グァンヒョン ５勝３敗
（本塁打） サムソン ： チェ・ヒョンウ １０号、パク・ハニ １号、イ・スンヨプ １９号 ＳＫ ： イ・ホジュン １５号
サムソンは1回表、ＳＫの先発キム・グァンヒョンから3番イ・スンヨプ(元オリックス)の内野ゴロの間に1点を先制すると、5番チェ・ヒョンウ、7番パク・ハニの本塁打で4点を追加した。ＳＫは1回裏、サムソンの先発チャン・ウォンサムから4番イ・ホジュンの2ランで反撃した。サムソンは2回表2番カン・ボンギュの犠牲フライで1点を追加した。ＳＫは5回裏イ・ホジュン、5番キム・ガンミンのタイムリーで2点を返し、6回裏、サムソンの2番手チョン・ヒョヌクから9番パク・チンマンのタイムリーで5-6と1点差に追い上げ、チェ・ヨンピル、オム・ジョンウクなどのリリーフ陣も追加点を与えなかった。
サムソンは9回表、ＳＫの4番手ユン・ギルヒョンからイ・スンヨプの2ランでダメを押し、クォン・オジュン、クォン・ヒョク、守護神オ・スンファンの継投で相手の反撃を断ち勝利した。6回途中5失点ながら打線の援護があったチャン・ウォンサムは最多勝争いトップの13勝目。ＳＫはキム・グァンヒョンが初回に5点を奪われたのが響き、連勝は3で止まりキアに抜かれ5位に後退。打線ではイ・ホジュンが1本塁打3打点と活躍。
トゥサン ３−１ ハンファ （大田）
（勝）イ・ヨンチャン ９勝７敗 （セーブ）プロクター ２勝２敗２７Ｓ （敗）ボーティスタ ２勝４敗８Ｓ
（本塁打） トゥサン ： ユン・ソンミン ５号
トゥサンは3回表、ハンファの先発ボーティスタから3番キム・ヒョンスのタイムリーで2点を先制した。ハンファは4回裏、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから5番イ・デスの内野ゴロの間に1点を返した。その後イ・ヨンチャン、チャン・ウォンサムともに好投を続けたが、トゥサンは7回表5番ユン・ソンミンの本塁打で1点を追加した。ハンファはパク・チョンジン、アン・スンミンの継投でこれ以上追加点を与えなかった。
2位トゥサンはホン・サンサム、守護神プロクターの継投で相手の反撃を断ち快勝した。7回を1失点に抑えたイ・ヨンチャンが9勝目。最下8回ハンファはボーティスタが8回途中3失点と比較的好投したが、打線の援護がなく4連敗となった。
ロッテ ６−５ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ヨンフン ８勝４敗１Ｓ （セーブ）チェ・デソン ４勝４敗１Ｓ （敗）イ・スンウ ２勝７敗
（本塁打） ＬＧ ： イ・ビョンギュ(背番号9) ４号、オ・ジファン １１号
ロッテは1回表、ＬＧの先発イ・スンウから5番ホン・ソンフンのタイムリーで2点を先制し、ＬＧも1回裏、ロッテの先発イ・ヨンフンから3番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)の本塁打で1点を返した。ロッテは2回表8番チョン・フンの犠牲フライで1点、4回表チョン・フンのタイムリーで１点を追加した。さらに5回表、ＬＧの2番手イ・デファンから4番カン・ミンホのタイムリー、6番ファン・ジェギュンの犠牲フライで2点を追加した。ロッテは5回裏2番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を返した。
ＬＧは7回裏、ロッテの2番手チン・ミョンホから1番オ・ジファンの本塁打で１点を返し、代わった3番手イ・ミョンウから5番イ・ジニョンの内野ゴロの間に5-6と1点差に追い上げた。だが8回以降キム・ソンベ、チェ・デソンの継投で相手の反撃を断ち、3位ロッテが逃げ切った。5回を3失点だったが打線の援護もありイ・ヨンフンが8勝目。チェ・デソンは2006年以来6年ぶりのセーブ。7位ＬＧは先発イ・スンウが5回途中で降板し、打線もチャンスにあと一本が出なかった。パク・ヨンテクが3安打1打点と活躍。
ネクセン ０−２ キア （ソウル・木洞）
（勝）キム・ジヌ ６勝４敗 （セーブ）チェ・ヒャンナム １勝１敗７Ｓ （敗）チャン・ヒョフン ４敗１Ｓ
試合はキアの先発キム・ジヌ、ネクセンの先発チャン・ヒョフンの投手戦となった。キアは5回裏2番パク・キナムのタイムリーで2点を先制した。ネクセンは6回から2番手イム・チャンミンを登板させ追加点を与えなかったが、打線がキム・ジヌに完全に抑えられ、5回1死でようやく初安打を記録したほどだった。
最後は2番手チェ・ヒャンナムが抑え、キアが完封リレーで投手戦を制し4連勝で、サムソンに敗れたＳＫに代わって4位に浮上した。8回を無失点に抑えたキム・ジヌが6勝目。6位ネクセンはたった1安打に抑えられてはどうしようもなく、混戦の上位争いから徐々に遠ざかっている。
