サムソン ３−４ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）チェ・デソン ４勝４敗 （敗）チョン・イヌク １敗
（本塁打） サムソン ： カン・ミンホ １５号
サムソンは1回表、ロッテの先発コ・ウォンジュンから4番チェ・ヒョンウのタイムリー、5番パク・ソンミンの犠牲フライで2点を先制した。ロッテは1回裏、サムソンの先発ユン・ソンファンから4番カン・ミンホの2ランで2-2の同点に追いついた。サムソンは2回表2番ウ・ドンギュンの犠牲フライで1点を勝ち越し、ロッテは4回途中から2番手チン・ミョンホに交代させた。その後3番手イ・スンホも無失点に抑え、ロッテは7回裏、サムソンの2番手アン・ジマンから2番チョ・ソンファンのタイムリーで3-3の同点に追いついた。
その後ロッテのイ・ミョンウ、キム・ソンベ、キム・サユル、サムソンのクォン・ヒョク、オ・スンファンの継投で互いに勝ち越しを許さず、試合は延長に突入した。ロッテの7番手チェ・デソンは10回から12回まで無失点に抑えると、12回裏、サムソンの6番手チョン・イヌクから途中出場の2番ソン・ヨンソクのタイムリーでサヨナラ勝ちし、2012年シーズン最長となる約5時間10分の激闘を制した。17安打と爆発した打線では3番ソン・アソプ、6番ホン・ソンフンが3安打と活躍。首位サムソンはまさかの4連敗で、4連勝の2位トゥサンとのゲーム差が2.5に縮まった。打線ではチェ・ヒョンウが3安打1打点、途中出場の1番カン・ボンギュが3安打と活躍。
キア ４−５ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）コ・チャンソン ３勝１敗 （敗）チェ・ヒャンナム １敗５Ｓ
（本塁打） キア ： キム・ウォンソプ ２号、ナ・ジワン ５号
トゥサンは3回裏、キアの先発ユン・ソンミンから4番ユン・ソンミンのタイムリーで1点を先制した。キアは6回表、トゥサンの先発ノ・ギョンウンから3番キム・ウォンソプ、4番ナ・ジワンの2者連続本塁打、8番チャ・イルモクのタイムリーで3-1と逆転した。さらに7回表、トゥサンの3番手キム・サンヒョンからナ・ジワンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは8回裏、キアの4番手イム・ジュンヒョク、5番手チェ・ヒャンナムから6番イ・ウォンソク、8番イム・ジェチョルのタイムリーで2点を返した。
2位トゥサンは9回裏、チェ・ヒャンナムから5番ヤン・ウィジの2点タイムリーで逆転サヨナラ勝ちし、4連勝で首位サムソンとのゲーム差を2.5に縮めた。9回途中から6番手として登板したコ・チャンソンが3勝目。5位キアは抑えとして活躍していた41歳のベテラン、チェ・ヒャンナムが打たれ勝率5割を切ってしまった。
ＳＫ ８−９ ハンファ （大田）
（勝）ヤン・フン ４勝７敗 （セーブ）アン・スンミン １勝７敗６Ｓ （敗）チョン・ウラム １勝４敗１６Ｓ
（本塁打） ＳＫ ： チェ・ジョン １９号 ハンファ ： キム・テギュン １４号
ＳＫは1回表、ハンファの先発ユ・チャンシクから3番チェ・ジョンの2ランで先制し、ハンファは1回裏、ＳＫの先発ブッシュから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の2ランで同点に追いつくと、2回裏9番チュ・スンウのタイムリーで3-2と逆転した。さらに3回裏、ＳＫの2番手パク・チョンベからチュ・スンウの走者一掃となるタイムリーで3点を追加した。ＳＫは4回表ユ・チャンシク、代わったハンファの2番手ソン・チャンシクから代打キム・ガンミンへの押し出しの四球、1番チョン・グヌの内野ゴロの間に2点、6回表キム・ガンミンのタイムリーで1点を返した。
ＳＫは8回表、ハンファの5番手ヤン・フンから2番パク・チェサンの2点タイムリーで7-6と逆転した。しかしハンファは8回裏、ＳＫの5番手チョン・ウラムから5番チャン・ソンホの走者一掃の3点タイムリーで9-7と逆転した。ＳＫは9回表、ハンファの6番手アン・スンミンから途中出場の7番チョン・サンホのタイムリーで1点を返したが、あと一歩及ばず最下位ハンファが逃げ切り3連勝となった。打線ではチュ・スンウが4打点と活躍。4位ＳＫは逆転してもリードを守りきれず、勝率5割となり3位ロッテとのゲーム差が2に広がった。
ＬＧ ８−２ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）イ・スンウ ２勝６敗 （敗）キム・ヨンミン ５勝５敗
（本塁打） ＬＧ ： オ・ジファン １０号 ネクセン ： パク・ピョンホ ２２号
ＬＧは3回表、ネクセンの先発キム・ヨンミンから1番オ・ジファンの2ランで先制し、ネクセンは4回裏、ＬＧの先発イ・スンウから4番パク・ピョンホの本塁打王争いトップの22号2ランで同点に追いついた。ＬＧは6回表6番チョン・ウィユンのタイムリーで1点を勝ち越し、7回表、ネクセンの3番手パク・ソンフン、4番手シム・スチャンから相手のエラー、代打チョン・ソンフン、5番イ・ジニョンのタイムリーで4点、8回表2番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)の内野ゴロの間に1点を追加した。
7位ＬＧは6回途中からイ・ドンヒョン、イ・サンヨル、ウ・ギュミンの継投で相手の反撃を断ち快勝した。6回途中まで2失点に抑えたイ・スンウが2勝目。15安打と爆発した打線では8番キム・テワンが3安打と活躍。6位ネクセンは先発キム・ヨンミンが6回途中3失点だったがリリーフ陣が打たれ3連敗で、打線も抑えられジリジリと上位との差が開いている。
