トゥサン ９−１ サムソン （大邱）
（勝）ニッパート １０勝７敗 （敗）チャ・ウチャン ４勝６敗
トゥサンは2回表、サムソンの先発チャ・ウチャンから9番イ・ジョンウクへの押し出しの四球、1番オ・ジェウォン、2番コ・ヨンミンのタイムリーで4点を先制し、3回表5番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を追加した。さらに4回表、サムソンの2番手キム・ヒィゴルからオ・ジェウォンのタイムリー、3番キム・ヒョンスの犠牲フライで2点を追加した。サムソンは4回裏、トゥサンの先発ニッパートから4番パク・ソンミンのタイムリーで1点を返した。だがトゥサンは5回表イ・ジョンウクの内野ゴロの間に1点を追加した。
2位トゥサンは7回表、サムソンの3番手チョン・ヒョヌクから4番ユン・ソンミンのタイムリーで1点を追加し、8回以降キム・サンヒョン、キム・ガンニュルの継投で相手の反撃を断って大勝した。7回を1失点に抑えたニッパートは2年連続2桁勝利となる10勝目。13安打と爆発した打線ではオ・ジェウォンが3安打3打点と活躍。首位サムソンは先発チャ・ウチャンが3回5失点といいところがなく、すでにトゥサン戦10敗目で2012年シーズンの負け越しが決まるなど、苦手意識が拭えない。
キア １３−４ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）アンソニー ９勝７敗 （敗）サドースキー ６勝５敗
（本塁打） キア ： キム・ウォンソプ １号、チェ・ヒィソプ ７号
ロッテは3回裏、キアの先発アンソニー・レルー(元福岡ソフトバンク)から3番ソン・アソプのタイムリーで1点を先制した。キアは5回表、ロッテの先発サドースキーから2番キム・ソンビンへの押し出しの四球、相手の暴投、3番キム・ウォンソプの3ランで5-1と逆転し、サドースキーをノックアウトした。ロッテは7回裏、代打チョン・フンのタイムリーなどで2点を返した。キアは8回表、ロッテの4番手イ・スンホ、5番手パク・トンウクから途中出場の9番パク・キナムへの押し出しの四球、1番イ・ヨンギュ、キム・ウォンソプのタイムリー、4番チェ・ヒィソプの3ランで8点を追加した。
ロッテは9回裏、キアの3番手パク・キョンテから3番ソン・アソプのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで、6位キアが4連敗から脱出で何とか下位への転落を免れようとしている。7回を3失点に抑えたアンソニーが9勝目。13得点と爆発したキアはキム・ウォンソプが1本塁打5打点、イ・ヨンギュが3安打2打点と活躍。3位ロッテは先発サドースキーが5回途中5失点と振るわず、打線もつながりを欠いた。ソン・アソプが3安打2打点と活躍。
ネクセン ４−１１ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）ユン・ヒィサン ６勝８敗 （敗）キム・ビョンヒョン ２勝５敗
（本塁打） ネクセン ： パク・ピョンホ １９，２０，２１号 ＳＫ ： パク・チョングォン ９号
ネクセンは2回表、ＳＫの先発ユン・ヒィサンから4番パク・ピョンホの本塁打で1点を先制した。ＳＫは3回裏、ネクセンの先発キム・ビョンヒョン(元東北楽天)から5番パク・チョングォンの満塁本塁打で逆転し、5回裏、ネクセンの3番手キム・スギョンから6番キム・ガンミン、7番チョン・サンホのタイムリーで2点を追加した。ネクセンは6回表、パク・ピョンホのこの試合2本目の本塁打となる2ランで反撃したが、ＳＫはその裏、ネクセンの4番手イ・ジョンフンから相手のエラー、パク・チョングォンの犠牲フライで3点を追加した。
ＳＫは7回裏9番イム・フンのタイムリーなどで2点を追加した。ネクセンは9回表、ＳＫの2番手パク・チョンベからパク・ピョンホのこの試合3本目となる本塁打で1点を返したが、反撃もここまででＳＫが大勝し、勝率5割に復帰しまたもやネクセンと同率4位に並んだ。打線の援護に恵まれたユン・ヒィサンが7回3失点で6勝目。打線ではパク・チョングォンが1本塁打5打点、3番チェ・ジョンが3安打と活躍。ネクセンは主砲パク・ピョンホが自身初となる3本塁打4打点で本塁打王争い単独トップに立ったものの、先発キム・ビョンヒョンが3回4失点など投手陣が崩壊し、勢いのなさを示していた。
(3本塁打4打点と活躍したパク・ピョンホ。）
ハンファ ５−２ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）パク・チャンホ ５勝５敗 （セーブ）アン・スンミン １勝７敗５Ｓ （敗）シン・ジェウン １勝１敗
（本塁打） ハンファ ： キム・テギュン １３号
ハンファは3回表、ＬＧの先発シン・ジェウンから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで1点を先制し、5回表キム・テギュンの2ランでリードを広げた。ＬＧは6回裏、ハンファの先発パク・チャンホ(元オリックス)から3番イ・ビョンギュ(元中日、背番号9)の内野ゴロの間に1点、7回裏、ハンファの3番手マ・イリョンから2番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を返した。
ハンファは9回表、ＬＧの6番手ユ・ウォンサンから5番チャン・ソンホのタイムリーなどで2点を追加し、最後は6番手アン・スンミンが相手の反撃を断ち勝利した。6回を1失点に抑えたパク・チャンホが5勝目。打線ではキム・テギュンが5安打1本塁打3打点と活躍。7位ＬＧは必死の継投で打線の反撃を待ったがつながりを欠いた。
