サムソン−ハンファ(大田)は雨天中止。
ロッテ ３−６ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）ナイト ９勝２敗 （セーブ）ソン・スンナク ３勝２敗１８Ｓ （敗）キム・ソンベ ２勝３敗
ロッテは1回表、ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)から4番ホン・ソンフンの内野ゴロの間に1点を先制すると、5番パク・チョンユンのタイムリーで1点を追加した。ネクセンは4回裏、ロッテの先発イ・ヨンフンから5番カン・ジョンホの犠牲フライ、7番オ・ユンのタイムリーで2−2の同点に追いついた。ロッテは6回表4番ホン・ソンフンのタイムリーで1点を勝ち越した。試合は7回裏ネクセンの攻撃中、一部の照明灯の故障で7分ほど中断した。
試合再開後、ネクセンはロッテの5番手キム・ソンベからチャンスを作ると、代わった6番手イ・ミョンウ、7番手キム・スワンから1番ソ・ゴンチャン、2番チャン・ギヨンのタイムリー、3番イ・テックンの犠牲フライで6−3と逆転した。最後は守護神ソン・スンナクが抑え、ネクセンが4位の座を守り上位争いに必死に残ろうとしている。8回を3失点に抑えたナイトが9勝目。必死の継投策も実らなかった2位ロッテは3連敗で、試合が雨天中止となった首位サムソンとのゲーム差が3に広がった。打線では2番キム・ジュチャンが3安打と活躍。
(｢夢はかなう。4強」と書かれたボードを持つネクセンのマスコット・トクトリ。)
トゥサン ４−２ キア （光州）
（勝）キム・ソヌ ３勝５敗 （セーブ）プロクター ２勝２敗２２Ｓ （敗）ソ・ジェウン ４勝４敗
（本塁打） トゥサン ： キム・ヒョンス ５号
トゥサンは1回表、キアの先発ソ・ジェウンから3番キム・ヒョンスの2ランで先制した。ソ・ジェウンは2回以降追加点を与えず、打線の援護がなかったがキム・ソヌは好投を続けた。トゥサンは7回から高卒新人ピョン・ジンス、イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)、ホン・サンサムの継投で相手の反撃を許さなかった。キアも7回からエース格のユン・ソンミンを2番手で登板させたが、トゥサンは9回表、キアの3番手チェ・ヒャンナムから4番キム・ドンジュのタイムリーで2点を追加した。
キアは9回裏、トゥサンの守護神プロクターから途中出場の8番チャ・イルモクの犠牲フライ、1番イ・ヨンギュのタイムリーで2点を返したが、反撃もここまでで3位トゥサンが逃げ切った。6回を無失点に抑えたキム・ソヌが3勝目。プロクターは最多セーブ争い単独トップの22セーブ目。打線ではキム・ヒョンスが3安打1本塁打2打点と活躍。6位キアは打線がつながらず、勝率が5割を切ってしまった。
ＳＫ １−３ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）キム・グァンサム ５勝５敗 （セーブ）ポン・ジュングン １４Ｓ （敗）ブッシュ ２勝４敗
ＳＫは4回裏、ＬＧの先発キム・グァンサムから4番イ・ホジュンのタイムリーで1点を先制した。ＬＧは4回裏、ＳＫの先発ブッシュから6番キム・テワンの2点タイムリーで逆転した。7連敗から脱出したい必死のＬＧは、6回から先発の軸のジュキッチを登板させ必勝体制をとった。すると8回裏、ＳＫの3番手イ・ジェヨンから8番キム・テグンの犠打で1点を追加した。
8回以降ユ・ウォンサン、守護神ポン・ジュングンの黄金リレーで相手の反撃を断ち、7位ＬＧがようやく最近の7連敗から脱出した。なお本拠地・蚕室野球場での連敗も12で止まった。5回を1失点に抑えたキム・グァンサムが5勝目。5位ＳＫはＬＧの必死の継投を攻略できず、連勝は3で止まった。
