サムソン ９−４ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）クォン・ヒョク １勝１敗 （敗）リズ １勝５敗５Ｓ
この試合は雨により開始時刻が予定の18時半より40分ほど遅れた。ＬＧは1回裏、サムソンの先発ゴードンから4番チェ・ドンス、6番チョン・ウィユンのタイムリーで3点を先制し、3回裏チョン・ウィユンの2打席連続タイムリーで1点を追加した。サムソンは4回表、ＬＧの先発リズから6番イ・ジヨン、8番チョン・ウィウンのタイムリーで2点を返すと、5回表3番イ・スンヨプ(元オリックス)、イ・ジヨンのタイムリーで4点を奪い逆転した。6回表にはＬＧの3番手イム・ジョンウから4番パク・ハニの犠牲フライで1点を追加した。
サムソンは4回以降シム・チャンミン、クォン・ヒョク、アン・ジマン、チョン・ヒョヌク、イム・ジヌの継投で相手の反撃を断ち、逆転勝ちで4連勝となり2位ロッテと0.5ゲーム差で首位の座を守った。先発全員安打の15安打と爆発した打線では、イ・スンヨプ(元オリックス)、キム・サンスが3安打1打点と爆発。敗れた7位ＬＧではチェ・ドンスが3安打1打点と活躍。
ＳＫ ４−６ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）コ・ウォンジュン ３勝５敗 （セーブ）キム・サユル １勝２敗２０Ｓ （敗）ユン・ヒィサン ４勝６敗
（本塁打） ロッテ ； カン・ミンホ １１号
ロッテは2回裏、ＳＫの先発ユン・ヒィサンから6番カン・ミンホの本塁打で1点を先制した。ＳＫは4回表、ロッテの先発コ・ウォンジュンから8番チョ・インソンの2点タイムリーで逆転した。ロッテは4回裏カン・ミンホ、ファン・ジェギュンのタイムリーで5−2と逆転し、5回裏、ＳＫの2番手イ・ヨンウクから7番チョ・ソンファンのタイムリーで1点を追加した。ＳＫは6回表、ロッテの2番手チェ・デソンから1番チョン・グヌのタイムリー、8回表、ロッテの4番手キム・ソンベから途中出場の7番キム・ジェヒョンのタイムリーで1点を返した。
最後は守護神キム・サユルが抑え、2位ロッテが逆転勝ちで3連敗から脱出し首位サムソンを追走している。6回途中3失点のコ・ウォンジュンが3勝目。打線ではカン・ミンホが1本塁打4打点と活躍。先発ユン・ヒィサンが4回途中5失点で降板し、打線もつながりを欠いたＳＫは4連敗で、キアに勝ったトゥサンに抜かれ4位に後退。
トゥサン ５−４ キア （光州）
（勝）ホン・サンサム １勝１Ｓ （セーブ）プロクター １勝２敗２１Ｓ （敗）パク・キョンテ １勝３敗
キアは1回裏、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから5番アン・チホンの犠牲フライで1点を先制し、3回裏6番チェ・ヒィソプのタイムリーで1点を追加した。さらに6回裏、トゥサンの4番手ホン・サンサムから1番イ・ヨンギュのタイムリーで1点を追加した。キアの先発ソ・ジェウンは6回まで無失点に抑えていたが、トゥサンは7回表、キアの2番手の大卒新人パク・チフンから8番コ・ヨンミン、2番チョン・スビンのタイムリーで3−3の同点に追いついた。
トゥサンは8回表、キアの3番手パク・キョンテからチャンスを作ると、4番手ユ・ドンフンから8番コ・ヨンミンの2点タイムリーで勝ち越した。キアは8回裏、トゥサンの5番手コ・チャンソンから9番イ・ジュンホの犠牲フライで1点を返したが、最後は守護神プロクターで締めてトゥサンが逆転勝ちで5連勝となり、サムソンに敗れたＳＫを抜いて単独3位に浮上した。2012年シーズン途中から中継ぎとして活躍するホン・サンサムは2010年以来2年ぶりの勝利。打線ではコ・ヨンミンが2安打3打点、5番オ・ジェウォンが3安打と活躍。キアは連勝が7で止まり、再び勝率が5割を切って6位に後退した。
ハンファ ２−４ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）ナイト ８勝２敗 （セーブ）ソン・スンナク ３勝２敗１７Ｓ （敗）ユ・チャンシク ３勝４敗
（本塁打） ネクセン ： オ・ユン ２号
ネクセンは2回裏、ハンファの先発ユ・チャンシクから6番オ・ユンの2ランで先制した。先発ナイト(元北海道日本ハム)も連打を許さず無失点を続け、打線は5回裏、3番イ・テックン、4番パク・ピョンホのタイムリーで2点を追加した。ハンファは6回表4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで2点を返し、ボーティスタ、マ・イリョン、アン・スンミンといったリリーフ陣も追加点を与えなかった。
最後は守護神ソン・スンナクが抑えネクセンが逃げ切り、同じ勝率で並んでいたキアが6位に後退し単独5位となった。6回を2失点に抑えたナイトが8勝目。最下位ハンファは先発ユ・チャンシクが5回途中で降板し、打線もさっぱりつながらず、上位が混戦模様の中1チームだけ蚊帳の外で、2012年シーズン最多タイの7連敗と泥沼に陥った。
