ハンファ ２−４ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）チェ・ヨンピル １勝 （セーブ）パク・ヒィス ３勝４Ｓ （敗）ヤン・フン ２勝４敗
ハンファは3回表、ＳＫの先発ユン・ヒィサンから2番の大卒新人ヤン・ソンウの内野ゴロの間に1点を先制した。ＳＫは4回裏、ハンファの先発ヤン・フンから3番キム・ガンミン、4番イ・ホジュンのタイムリーで2−1と逆転した。ハンファは6回表6番イ・デスのタイムリーで2−2の同点に追いついた。ユン・ヒィサンは7回を2失点と好投し、8回からは2番手チェ・ヨンピルにマウンドを譲った。ＳＫは8回裏ヤン・フンからチャンスを作ると、代わったハンファの2番手の新外国人ショーン・ヘンからキム・ガンミンの2点タイムリーで勝ち越した。
最後は3番手パク・ヒィスが抑え、首位ＳＫが接戦を制し混戦が続く2位以下との差を広げた。8回から9回途中まで無失点に抑えた37歳のベテランのチェ・ヨンピルが、ＳＫ移籍後、そして2010年以来2年ぶりの勝利。打線ではキム・ガンミンが3打点、1番チョン・グヌが3安打と活躍。最下位ハンファは先発ヤン・フンが好投したが援護がなく、新外国人ショーン・ヘンが2試合連続で不安を残す内容で4連敗。
ＬＧ ３−３ キア （群山）
キアは3回裏、ＬＧの先発キム・グァンサムから4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)、5番チェ・ヒィソプのタイムリーで3点を先制し、先発キム・ジヌは無失点を続けた。キム・グァンサムは6回途中から2番手リュ・テッキョンにマウンドを譲った。ＬＧは7回表、キアの2番手の大卒新人パク・チフンから途中出場の9番チョン・ソンフンのタイムリーで2点を返し、8回表5番チョン・ウィユンのタイムリーで3−3の同点に追いついた。ＬＧのイ・ドンヒョン、ユ・ウォンサンも無失点に抑え、キアの大卒新人ホン・ソンミン、パク・キョンテも勝ち越し点を許さず、試合は延長に突入した。
キア、ＬＧともにチャンスを作るが、ＬＧのイ・サンヨル、ポン・ジュングン、キアのパク・キョンテ、ハン・ギジュともに無失点に抑え、延長12回を終えても決着が付かなかったが、試合時間4時間50分以上の熱戦は規定により引き分けとなった。ＬＧはネクセンも引き分けたため同率2位のままで、7位キアにとってはやや悔やまれる結果となった。
ロッテ ２−２ ネクセン （ソウル・木洞）
（本塁打） ロッテ ： カン・ミンホ ８号、パク・チョンユン ７号
ネクセンは3回裏、ロッテの先発ユーマンから6番ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を先制し、5回裏4番パク・ピョンホのタイムリーで1点を追加した。ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)は毎回走者を出しながらも7階まで無失点と好投した。ロッテは8回表、ネクセンの2番手オ・ジェヨンから4番カン・ミンホ、5番パク・チョンユンの2者連続本塁打で2−2の同点に追いついた。ここで登板したネクセンの3番手の高卒新人ハン・ヒョンヒィは好投を続けた。ロッテも8回以降チェ・デソン、イ・ミョンウの好投で勝ち越し点を許さず、試合は延長に突入した。
ネクセンはハン・ヒョンヒィ、イ・ジョンフン、守護神ソン・スンナクが好投し勝ち越しを許さなかった。しかしロッテも11回裏サヨナラ負けのピンチを4番手キム・ソンベが抑え、5番手カン・ヨンシクも無失点で12回裏を終えた。結局試合は規定により引き分けとなった。ネクセンはＬＧもキアに引き分けたため同率2位のままで、ロッテは4位だがサムソンに勝った5位トゥサンとの差が縮まり、2位から6位サムソンまで5チームが1ゲーム差にひしめく大混戦となった。
サムソン １−４ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ヨンチャン ６勝５敗 （セーブ）プロクター １勝１敗１７Ｓ （敗）チャ・ウチャン １勝４敗
トゥサンは1回裏、サムソンの先発チャ・ウチャンから4番キム・ドンジュの犠牲フライで1点を先制し、先発イ・ヨンチャンも好投を続けた。さらにトゥサンは5回裏相手の守備のまずい判断や2番ソン・シホンのタイムリーで2点を追加した。サムソンは6回表5番カン・ボンギュのタイムリーで1点を返した。トゥサンは8回裏、サムソンの4番手クォン・オジュンから5番ユン・ソンミンのタイムリーで1点を追加した。
8回以降ホン・サンサム、守護神プロクターの継投で相手の反撃を断ち、トゥサンが3連勝でサムソンを抜いて5位に浮上した。7回を1失点に抑えたイ・ヨンチャンが6勝目。6位に後退したサムソンは、チャ・ウチャンが6回途中3失点と悪くはなかったが打線の援護がなく、連勝が3で止まりなかなか上位に割って入ることができない。
