SK 2−0 LG (ソウル・蚕室)
(勝)キム・グァンヒョン 3勝 (セーブ)パク・ヒィス 3勝3S (敗)チェ・ソンフン 2勝3敗
SKは2回表、LGの先発の大卒新人チェ・ソンフンから7番チョン・サンホのタイムリーで1点を先制し、3回表3番チェ・ジョンの犠牲フライで1点を追加した。SKの先発キム・グァンヒョンは6回まで奪三振7個、無失点と好投し、チェ・ソンフンも2失点ながら6回途中まで投げ、キム・ギピョ、リュ・テッキョンのLGのリリーフ陣も追加点を与えなかった。
だが首位SKは7回以降オム・ジョンウク、パク・ヒィスの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで2位LGとのゲーム差を広げ、30勝一番乗りとなった。6月1軍に復帰したキム・グァンヒョンは3連勝と好調を維持。LGは投手陣が踏ん張ったが打線がつながらず、首位SKとの3連戦で1勝2敗と負け越し勢いをそがれた。
トゥサン 8−7 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)ピョン・ジンス 1勝 (セーブ)プロクター 1勝1敗16S (敗)キム・サユル 1勝2敗14S
(本塁打) トゥサン : チェ・ジュファン 1号、キム・ドンジュ 2号、ヤン・ウィジ 2号 ロッテ : パク・チョンユン 6号
ロッテは1回裏、トゥサンの先発キム・スンフェから相手のエラーや6番パク・チョンユンのタイムリーで3点を先制した。トゥサンは2回表、ロッテの先発チン・ミョンホから1番チェ・ジュファンのプロ7年目にしての初本塁打となる満塁本塁打で4−3と逆転した。3回表4番キム・ドンジュの本塁打で1点を追加し、チン・ミョンホをノックアウトした。ロッテは4回裏代打イ・スンファのタイムリー、1番チョン・ジュヌの犠牲フライで5−5の同点に追いつき、6回裏パク・チョンユンの本塁打で6−5と逆転した。
トゥサンは7回表、ロッテの3番手チェ・デソンから7番ヤン・ウィジのタイムリーで6−6の同点に追いついた。だがロッテはその裏、トゥサンの3番手ホン・サンサムから4番ファン・ジェギュンの内野ゴロの間に1点を勝ち越した。6位トゥサンは9回表、ロッテの守護神キム・サユルからヤン・ウィジの2ランで逆転し、最後は守護神プロクターが抑え逆転勝ちした。
4番手として8回裏を無失点に抑えた高卒新人ピョン・ジンスがプロ初勝利。打線ではヤン・ウィジが3安打1本塁打3打点、チェ・ジュファンが3安打1本塁打4打点と活躍。打撃戦を落とした4位ロッテではパク・チョンユンが1本塁打3打点と活躍。
キア 9−6 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)アンソニー 5勝6敗 (セーブ)ハン・ギジュ 1勝7S (敗)キム・ビョンヒョン 2敗
(本塁打) ネクセン : イ・テックン 5号、パク・ピョンホ 13号、カン・ジョンホ 18号
キアは1回表、ネクセンの先発キム・ビョンヒョン(元東北楽天)から4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を先制し、3回表7番ハン・ソングの走者一掃のタイムリーで3点、4回表3番キム・ウォンソプのタイムリーで1点を追加した。ネクセンは6回裏、キアの先発アンソニー・レルー(元福岡ソフトバンク)から3番イ・テックン、4番パク・ピョンホの2者連続本塁打でようやく2点を返した。キアは7回表、ネクセンの2番手キム・サンスから途中出場の8番キム・サンフンのタイムリーで2点を追加した。
ネクセンの7回裏の攻撃中、外野の照明灯の故障により試合は14分間中断した。再開後ネクセンはキアの2番手チン・へスからパク・ピョンホのタイムリー、5番カン・ジョンホの本塁打王争い独走の18号2ランで3点を返した。キアは8回表、ネクセンの3番手イ・ボグンからキム・ウォンソプのタイムリーで1点を追加したが、ネクセンもその裏、キアの4番手ハン・ギジュからイ・テックンのタイムリーで1点を返した。
7位キアは9回表キム・サンフンのタイムリーで1点を追加すると、最後はハン・ギジュが抑え乱打戦を制し3連敗から脱出した。6回を2失点に抑えたアンソニーが5勝目。15安打と爆発した打線ではハン・ソングが3安打3打点、キム・サンフンが2安打3打点、1番イ・ヨンギュが3安打と活躍。2位ネクセンは先発キム・ビョンヒョンが5回5失点と打たれ、打線の反撃も及ばなかった。
ハンファ 1−12 サムソン (大邱)
(勝)ゴードン 4勝3敗 (敗)ソン・チャンシク 1勝1敗
(本塁打) サムソン : パク・ソンミン 11,12号、イ・スンヨプ 14号
ハンファは2回表、サムソンの先発ゴードンから8番チョン・ボムモのタイムリーで1点を先制した。サムソンは2回裏、ハンファの先発ソン・チャンシクから8番チン・ガビョンのタイムリーで1−1の同点に追いつくと、代わったハンファの2番手の新外国人ショーン・ヘンから相手の暴投、9番キム・サンス、2番カン・ボンギュ、4番チェ・ヒョンウのタイムリー、5番パク・ソンミンの3ランで8−1と逆転した。さらに4回裏、ハンファの3番手チョン・ミンヒョクから3番イ・スンヨプ(元オリックス)の2試合連続本塁打で1点を追加し、サムソンは7回からクォン・オジュンを登板させた。
さらにサムソンは7回裏、ハンファの5番手マ・イリョンからパク・ソンミンのこの試合2本目となる本塁打などで2点、8回裏、ハンファの6番手アン・スンミンからイ・スンヨプの犠牲フライで1点を追加し、チョン・ヒョヌク、守護神オ・スンファンが相手の反撃を断ち3連勝とし、5位ながら同率2位のLG、ネクセンまで0.5ゲーム差に迫った。
6回を1失点に抑えたゴードンが4勝目。16安打と爆発した打線ではパク・ソンミンが4安打2本塁打3打点、チン・ガビョンが3安打1打点と活躍。最下位ハンファは2回裏、期待の新外国人ショーン・ヘンが打たれて8失点したのがあまりにも痛く、7位キアすら大きく遠のく3連敗。
(7回裏パク・ソンミンがこの試合2本目となる12号本塁打を記録。)