SK 6−10 LG (ソウル・蚕室)
(勝)イ・スンウ 1勝5敗 (セーブ)ポン・ジュングン 13S (敗)パク・チョンベ 1勝1敗
(本塁打) SK : チェ・ジョン 14号
SKは1回表、LGの先発イ・スンウから3番チェ・ジョン、6番アン・チヨンのタイムリーで2点を先制した。だがSKの先発ホ・ジュンヒョクは2回途中で2番手パク・チョンベに交代し、LGは2回裏9番オ・ジファンの犠牲フライで1点を返した。すると3回裏パク・チョンベから5番チェ・ドンス、代打イ・ビョンギュ(背番号7)への押し出しの四球で3−2と逆転すると、代わったSKの3番手チョン・ユスから代打ユン・ヨソプのタイムリー、オ・ジファン、1番パク・ヨンテクの犠牲フライで4点を追加した。
SKは5回表チェ・ジョンの2ランで反撃したが、LGはその裏パク・ヨンテクのタイムリーで1点を追加した。SKは8回表、LGの4番手ユ・ウォンサンから7番チョ・インソンの併殺打の間に1点を返したが、LGはその裏、SKの4番手イム・ギョンワン、5番手チェ・ヨンピルから途中出場の5番イ・デヒョン、イ・ビョンギュ(背番号7)のタイムリーで2点を追加した。
SKは9回表、LGの6番手ポン・ジュングンから4番イ・ホジュンへの押し出しの四球で1点を返したが、反撃もここまででLGが序盤のリードを守って勝利した。5回を4失点と内容はよくなかったが、打線の援護に恵まれたイ・スンウがプロ6年目で初勝利。打線では3番チョン・ウィユンが3安打と活躍。先発不足の首位SKは、中2日で先発したホ・ジュンヒョクを2回で交代させたが策は実らなかった。打線ではチェ・ジョンが3安打1本塁打3打点と活躍。
トゥサン 7−1 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)ニッパート 7勝4敗 (敗)チェ・デソン 3勝4敗
(本塁打) ロッテ : チョン・ジュヌ 3号
ロッテは3回裏、トゥサンの先発ニッパートから1番チョン・ジュヌの本塁打で1点を先制し、先発イ・ヨンフンも6回途中まで無失点に抑えた。だがニッパートも追加点を与えず、トゥサンは7回表、ロッテの3番手チェ・デソンからチャンスを作ると、代わった4番手イ・ミョンウから代打イ・ソンヨルの走者一掃となる3点タイムリーで逆転した。トゥサンは8回表、ロッテの6番手カン・ヨンシク、7番手キム・スワンから6番イ・ジョンウク、7番コ・ヨンミンのタイムリー、8番ヤン・ウィジへの押し出しの四球、途中出場の1番ホ・ギョンミンのタイムリーで4点を追加した。
8回以降キム・ガンニュル、高卒新人ピョン・ジンスの継投で相手の反撃を断ち、6位トゥサンが快勝し4連敗から脱出した。7回を1失点に抑えたニッパートは7勝目。打線ではイ・ジョンウクが3安打1打点と活躍。ロッテはリリーフ陣が打たれ逆転負けで、SKに勝ったLG、キアに勝ったネクセンに抜かれ4位に後退。打線では2番キム・ジュチャンが3安打と活躍。
キア 5−6 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)ソン・スンナク 2勝2敗14S (敗)パク・チフン 2勝2敗
(本塁打) ネクセン : オ・ジェイル 4号
キアは1回表、ネクセンの先発キム・ヨンミンから6番アン・チホンの内野ゴロの間と相手のエラーで2点を先制した。ネクセンも1回裏、キアの先発ソ・ジェウンから3番イ・テックンのタイムリーで1点を返し、2回裏7番オ・ジェイルの本塁打で同点に追いついた。ネクセンは3回裏4番パク・ピョンホのタイムリーで3−2と逆転したが、キアは4回表8番ソン・サン、2番キム・ソンビンのタイムリーで5−3と逆転した。ネクセンは4回裏、キアの2番手チン・ヘスから1番チャン・ギヨンの内野ゴロの間に1点差とすると、2番ソ・ゴンチャンのタイムリーで5−5の同点に追いついた。その後キアのユ・ドンフン、大卒新人パク・チフン、ネクセンの高卒新人ハン・ヒョンヒィ、オ・ジェイル、イ・ジョンフンの継投で互いに得点を与えなかった。
延長戦かと思われた9回裏、ネクセンはパク・チフンからパク・ピョンホのタイムリーでサヨナラ勝ちし、トゥサンに敗れたロッテを抜いてLGとともに同率2位に浮上した。9回表ピンチを防いだ守護神ソン・スンナクが2勝目。打線ではイ・テックンが3安打1打点と活躍。7位キアはパク・チフンが力尽き3連敗で、勝率5割からも遠ざかっている。
ハンファ 1−7 サムソン (大邱)
(勝)タルボット 6勝1敗 (敗)ユ・チャンシク 2勝2敗
(本塁打) サムソン : イ・スンヨプ 13号
ハンファは1回表、サムソンの先発タルボットから3番チャン・ソンホのタイムリーで1点を先制した。サムソンは3回裏、ハンファの先発ユ・チャンシクから4番イ・スンヨプ(元オリックス)、5番カン・ボンギュのタイムリーで2−1と逆転し、4回裏1番ペ・ヨンソプ、2番パク・ハニのタイムリーで2点を追加した。さらに5回裏、ハンファの3番手キム・グァンスから7番ソン・ジュイン、9番キム・サンスのタイムリーで2点、6回裏、ハンファの4番手シン・ジュヨンからイ・スンヨプの本塁打で1点を追加した。
5位サムソンはクォン・ヒョク、アン・ジマン、イム・ジヌの継投で相手の反撃を断って余裕で逃げ切り、勝率5割を突破し混戦が続く上位との差を縮めた。7回途中まで1失点に抑えたタルボットが6勝目。打線ではイ・スンヨプが3安打1本塁打2打点と活躍。最下位ハンファは先発ユ・チャンシクが4回途中4失点で降板し、打線もまったく元気がなかった。