ＳＫ ８−５ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）パク・チョンベ １勝 （セーブ）チョン・ウラム １勝３敗１２Ｓ （敗）ユ・ウォンサン ２勝２敗３Ｓ
（本塁打） ＳＫ ： チョン・グヌ ５号、キム・ガンミン ４号、アン・チヨン ５号
ＳＫは2回表、ＬＧの先発リズから1番チョン・グヌの2ランで先制した。ＬＧは2回裏、ＳＫの先発マリオから4番チョン・ソンフン、6番チェ・ドンス、8番ソ・ドンウク、9番キム・テグンのタイムリーで5−2と逆転した。マリオは5回途中で降板し、ＳＫの2番手パク・チョンベが7回まで無失点と好投した。リズは6回2失点で降板し、ＬＧの2番手イ・サンヨルは7回表のみ無失点に抑えた。
ＳＫは8回表、ＬＧの3番手ユ・ウォンサンから代打キム・ガンミンの本塁打、3番チェ・ジョンのタイムリーで1点差とすると、代わったＬＧの4番手キム・ギピョから4番イ・ホジュンのタイムリーで5−5の同点に追いつき、5番パク・チョングォンの併殺打の間に逆転した。さらに7番アン・チヨンの2ランでリードを広げた。8回以降パク・ヒィス、チョン・ウラムの継投で反撃を許さず、首位ＳＫが逆転勝ちで好調ＬＧを退けた。
パク・チョンベは2010年以来2年ぶりの勝利で、ＳＫ移籍後初勝利ともなった。打線ではチョン・グヌが4安打1本塁打2打点と活躍。8回裏一気に6点を失い逆転負けを喫したＬＧはトゥサンに勝ったロッテに抜かれ、キアに勝ったネクセンに並んで同率3位に後退した。打線ではチェ・ドンスが3安打2打点と活躍。
トゥサン ３−４ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）キム・スワン ２勝 （敗）プロクター １勝１敗１５Ｓ
（本塁打） トゥサン ： キム・ヒョンス ２号、コ・ヨンミン ２，３号 ロッテ ： パク・チュンソ ２号
ロッテは2回裏、トゥサンの先発ノ・ギョンウンから7番パク・チュンソの2ランで先制した。トゥサンは4回表、ロッテの先発ソン・スンジュンから3番キム・ヒョンスの本塁打で1点を返すと、5回表7番コ・ヨンミンの本塁打で2−2の同点に追いついた。ソン・スンジュンは6回を2失点に抑え、ロッテは7回以降イ・スンホ、カン・ヨンシク、イ・ミョンウの継投で勝ち越し点を許さなかった。ノ・ギョンウンも7回を2失点と好投し、トゥサンは2番手ホン・サンサムが勝ち越し点を許さず、試合は延長に突入した。
トゥサンは11回表、ロッテの6番手キム・サユルからコ・ヨンミンのこの試合2本目となる本塁打で1点を勝ち越した。しかしロッテは11回裏、トゥサンの守護神プロクターから代打チョン・ボミョンのタイムリーで3−3の同点に追いつくと、12回裏2死満塁の場面で5番チョ・ソンファンが押し出しの四球を選び、4時間半以上の激闘は逆転サヨナラ勝ちで終止符が打たれた。11回途中から12回まで無失点に抑えたキム・スワンが2勝目で、ロッテは最近トゥサン相手に5連勝と相性がよく、ＳＫに敗れたＬＧを抜いて2位に浮上した。一方守護神プロクターがはじめてセーブに失敗した6位トゥサンは4連敗と、勝率5割から遠ざかりだしている。
キア ０−１３ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）バンヘッケン ５勝１敗 （敗）ソーサ ３敗
（本塁打） ネクセン ： イ・テックン ４号、カン・ジョンホ １７号
ネクセンは1回裏、キアの先発の新外国人ソーサから4番パク・ピョンホ、7番ソ・ゴンチャン、8番チェ・ギョンチョルのタイムリーで5点を先制し、2回裏3番イ・テックンの2ランでリードを広げた。その後もネクセン打線は容赦がなく、4回裏、キアの2番手イム・ギジュンからイ・テックンのタイムリー、5番カン・ジョンホの本塁打王争い独走の17号2ランで3点、6回裏、キアの3番手の大卒新人キム・ジョンフンからカン・ジョンホ、ソ・ゴンチャン、チェ・ギョンチョルのタイムリーで3点を追加した。
ネクセンは先発のバンヘッケン、イ・ボグン、キム・サンス、キム・スギョンのリリーフ陣による完封リレーで大勝し、ＳＫに敗れたＬＧに並び同率3位となった。6回を無失点に抑えたバンヘッケンは最近5連勝。19安打と爆発した打線ではカン・ジョンホが4安打1本塁打3打点、ソ・ゴンチャンが4安打3打点、イ・テックンが3安打1本塁打3打点、2番チョン・スソンが3安打と活躍。7位キアは投打ともにいいところがなく、上位争いをするチームとの勢いの差を見せ付けられた。
ハンファ ３−９ サムソン （大邱）
（勝）ペ・ヨンス ５勝２敗 （敗）キム・ヒョンミン ３勝４敗
（本塁打） サムソン ： チェ・ヒョンウ ２号
サムソンは1回裏、ハンファの先発キム・ヒョンミンから3番パク・ソンミン、6番チェ・ヒョンウのタイムリーで3点を先制し、3回裏チェ・ヒョンウ、7番ソン・ジュインのタイムリーで2点を追加した。さらに4回裏、ハンファの3番手パク・チョンジンから4番イ・スンヨプ(元オリックス)の犠牲フライで1点を追加した。サムソンの先発ペ・ヨンスは7回を無失点と好投し、打線も7回裏、ハンファの5番手チョン・ジェウォンからチェ・ヒョンウの3ランでダメを押した。
ハンファは9回表、サムソンの3番手クォン・ヒョクから途中出場の4番イ・ハクチュンの犠牲フライ、大卒新人ヤン・ソンウのタイムリーなどで3点を返したが、反撃もここまでで5位サムソンが大勝しまたも勝率を5割に戻した。ペ・ヨンスが5勝目。打線ではチェ・ヒョンウが3安打1本塁打6打点と活躍。最下位ハンファは先発キム・ヒョンミンが3回6失点と早々と崩れ、反撃も遅かった。
