SK 2−1 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)イ・ジェヨン 4勝1敗 (セーブ)チョン・ウラム 1勝2敗11S (敗)ニッパート 6勝4敗
(本塁打) SK : チョン・サンホ 2号
SKは1回表、トゥサンの先発ニッパートから4番イ・ホジュンのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは1回裏、SKの先発パク・チョンフンから5番イ・ソンヨルの内野ゴロの間に1−1の同点に追いついた。パク・チョンフンは2回裏ピンチを招くと2番手イ・ジェヨンに交代させられた。SKは4回表8番チョン・サンホの本塁打で1点を勝ち越し、チェ・ヨンピル、パク・ヒィスの継投でリードを守った。ニッパートは8回まで投げ、イ・ウォンジェ、イ・ヒョンホも追加点を与えなかった。
だが最後は守護神チョン・ウラムが抑え、SKが接戦を制し首位の座を守った。2回途中から5回途中まで無失点に抑えたイ・ジェヨンが4勝目。11セーブ目をあげたチョン・ウラムは、プロ9年目、史上最年少の27歳で通算500試合登板を達成。ニッパートの好投を見殺しにしたトゥサンは、ネクセンに勝ったLGに抜かれ5位に後退。
ロッテ 9−7 ハンファ (大田)
(勝)イ・ミョンウ 1勝 (セーブ)キム・サユル 1勝13S (敗)アン・スンミン 1勝5敗2S
(本塁打) ロッテ : カン・ミンホ 7号 ハンファ : キム・テギュン 6号
ハンファは1回裏、ロッテの先発チン・ミョンホから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の3ランで先制し、2回裏1番カン・ドンウのタイムリー、キム・テギュンの犠牲フライで2点を追加した。ロッテは4回表、ハンファの先発リュ・ヒョンジンから5番カン・ミンホの2ランで反撃し、5回表3番ソン・アソプの内野ゴロの間に1点を返した。ハンファは5回裏、ロッテの2番手キム・スワンから7番イ・デス、代打コ・ドンジンのタイムリーで2点を追加した。
ロッテは7回表、ハンファの3番手チョン・ジェウォンから2番チョ・ソンファンの内野ゴロの間に1点を返すと、代わった4番手マ・イリョンからソン・アソプのタイムリーで1点差とし、カン・ヨンシク、イ・ジョンミン、イ・ミョンウの継投で追加点を与えなかった。さらにロッテは9回表、ハンファの6番手アン・スンミンからソン・アソプ、カン・ミンホのタイムリーで9−7と逆転した。
最後は守護神キム・サユルが抑え、ロッテが逆転勝ちで3連敗から脱出し、LGに敗れたネクセンを抜いて2位に浮上した。打線ではソン・アソプが2安打5打点、カン・ミンホが3安打1本塁打3打点と活躍。最下位ハンファはリリーフ陣があまりにも弱く、エースのリュ・ヒョンジンの不調はあったといえ序盤のリードを守りきれず、このままでは底辺をさまよう続けるばかりである。
LG 4−3 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)ユ・ウォンサン 2勝1敗2S (セーブ)ポン・ジュングン 12S (敗)オ・ジェヨン 1勝3敗
(本塁打) LG : イ・チョヌン 1号、チョン・ソンフン 11号 ネクセン : チャン・ギヨン 5号
ネクセンは1回裏、LGの先発イ・スンウから2番チャン・ギヨンの本塁打で1点を先制した。LGは3回表、ネクセンの先発キム・ヨンミンから2番イ・ビョンギュ(背番号7)のタイムリーで1−1の同点に追いつくと、4回表6番イ・チョヌンのプロ2年目にしての初打点、初本塁打となる2ランで逆転した。ネクセンは5回裏チャン・ギヨンのタイムリー、相手のエラーで3−3の同点に追いついた。LGは6回以降イ・ドンヒョン、キム・ギピョ、ユ・ウォンサンの継投で得点を与えず、キム・ヨンミンも7回3失点で降板した。
LGは8回表、ネクセンの3番手オ・ジェヨンから4番チョン・ソンフンの2試合連続本塁打で1点を勝ち越すと、ユ・ウォンサン、守護神ポン・ジュングンの継投で逃げ切り勝利した。これでSKに敗れたトゥサンを抜き、ネクセンと同率3位に並んだ。チャンスを生かしきれなかったネクセン打線では、チャン・ギヨンが4安打1本塁打2打点と活躍。
サムソン 4−5 キア (光州)
(勝)チン・ヘス 1勝2敗 (セーブ)ハン・ギジュ 1勝5S (敗)シム・チャンミン 1勝2敗
キアは1回裏、サムソンの先発タルボットから5番チェ・ヒィソプのタイムリーで1点を先制し、サムソンも2回表、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから9番キム・サンスのタイムリーで1−1の同点に追いついた。キアは3回裏3番キム・ウォンソプの犠牲フライで1点を勝ち越し、3回表から2番手ユ・ドンフンが登板し5回まで無失点に抑えた。サムソンは6回表、キアの3番手の大卒新人パク・チフンから5番チェ・ヒョンウの犠牲フライで2−2の同点に追いついた。キアは6回裏8番ソン・サンのタイムリーでまた1点を勝ち越した。
サムソンは8回表5番カン・ボンギュの犠牲フライで3−3の同点に追いついた。キアは8回裏、サムソンの3番手シム・チャンミンから途中出場の9番イ・ホシンのタイムリー、1番イ・ヨンギュの犠牲フライで2点を勝ち越した。サムソンも9回表、キアの5番手ハン・ギジュから1番ペ・ヨンソプのタイムリーで1点差としたが、7位キアが何とか逃げ切った。
8回表2死から4番手として登板し、打者一人に対し一球を投げて内野ゴロに打ち取ったチン・ヘスは2009年以来3年ぶりの勝利をあげ、史上11人目となる一球だけでの勝利投手となった。6位サムソンはまたも勝率5割に逆戻りで、なかなか混戦の上位へと割って入ることができていない。
(8回裏イ・ホシンが決勝タイムリーを打つ。)