ロッテ ３−５ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）パク・ヒィス ２勝 （セーブ）チョン・ウラム ５Ｓ （敗）ユーマン ３勝１敗
（本塁打） ＳＫ ： チェ・ジョン ５号、イ・ホジュン ２号、パク・チェホン ２号
ＳＫは2回裏、ロッテの先発の新外国人ユーマンから3番チェ・ジョンの3試合連続本塁打で2点を先制した。ロッテは2回表、ＳＫの先発ユン・ヒィサンから7番ソン・アソプのタイムリーで2−2の同点に追いついた。さらにロッテは5回表3番チョン・ジュヌのタイムリーで3−2と逆転した。ＳＫは6回裏6番イ・ホジュンの本塁打で3−3の同点に追いつくと、イム・ギョンワン、パク・ヒィスのリリーフ陣も無失点に抑えた。すると8回裏、ユーマンが四球を出しロッテは2番手チェ・デソンに交代させたが、5番パク・チェホンの2ランで逆転した。
最後はチョン・ウラムが抑え、ＳＫが一発攻勢による逆転勝ちで3位の座を守った。ロッテは先発ユーマンが韓国初黒星を喫し、トゥサンがＬＧに勝ったため首位の座を譲り2位に交代し、日替わりの順位争いが続いている。打線ではソン・アソプが3安打2打点と活躍。
トゥサン ６−３ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）キム・ソヌ １勝 （セーブ）プロクター ８Ｓ （敗）イ・スンウ １敗
（本塁打） ＬＧ ： パク・ヨンテク ２号
トゥサンは1回表、ＬＧの先発イ・スンウから3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を先制し、2回表9番ホ・ギョンミン、1番イ・ジョンウクのタイムリーで3点を追加した。ＬＧは2回裏、トゥサンの先発キム・ソヌから8番ユ・ガンナムのプロ2年目での初打点となる犠牲フライで1点を返した。さらに5回裏、1番パク・ヨンテクの本塁打で2−4と2点差に迫った。だがトゥサンは6回表、ＬＧの2番手ウ・ギュミンからホ・ギョンミンの2打席連続タイムリー、イ・ジョンウクの犠牲フライで2点を追加した。
ＬＧは7回裏、トゥサンの2番手ノ・ギョンウンから2番イ・ビョンギュ(背番号7)への押し出しの四球で1点を返したが、最後は新外国人プロクターが抑え、トゥサンが勝利し1日で首位の座をロッテから取り返した。6回を2失点に抑えたキム・ソヌは2012年シーズンようやく初勝利。打線ではイ・ジョンウクが3打点と活躍。ＬＧはネクセンがキアと引き分けたため単独5位に後退。
ネクセン ３−３ キア （光州）
（本塁打） ネクセン ； チャン・ギヨン ２号
ネクセンは1回表、キアの先発ソ・ジェウンから4番パク・ピョンホのタイムリーで1点を先制した。キアは1回裏、ネクセンの先発ムン・ソンヒョンから5番ナ・ジワンのタイムリーや相手のエラーで2−1と逆転し、6番キム・ソンビンの犠牲フライで1点を追加した。ネクセンは3回表2番チャン・ギヨンの2ランで3−3の同点に追いついた。ソ・ジェウンは5回途中でマウンドを2番手の大卒新人ホン・ソンミンに譲った。ムン・ソンヒョンは6回3失点で降板した。
7回からネクセンは3番手オ・ジェヨン、キアは4番手の大卒新人パク・チフンが好投し、互いに勝ち越し点を奪えず延長戦に入った。キアはハン・スンヒョク、シム・ドンソプ、パク・チュンス、新外国人ラミレスの細かい継投で勝ち越し点を与えなかったが、パク・ソンミン、キム・ヨンミンなどネクセンのリリーフ陣からサヨナラ勝ちできなかった。結局試合は12回を終えても決着がつかなかったが規定により引き分けとなり、ネクセンは同率だったＬＧがトゥサンに敗れたため、単独4位となった。打線が若手主体の投手陣の好投に助けられたキアは、プロ野球史上だと1986年のＭＢＣ以来2度目となる2試合連続引き分けという珍記録を出してしまった。
ハンファ ７−１ サムソン （大邱）
（勝）ヤン・フン １勝１敗 （敗）シム・チャンミン １敗
サムソンは1回裏、ハンファの先発ヤン・フンから3番イ・スンヨプ(元オリックス)の内野ゴロの間に1点を先制し、先発の新外国人ゴードンも6回途中まで無失点に抑えた。だが打線の援護はなく、ハンファは6回表、サムソンの2番手シム・チャンミンから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)への押し出しの四球で1−1の同点に追いついた。さらに7回表シム・チャンミンからチャンスを作ると、代わったサムソンの3番手チョン・ヒョヌクから3番チャン・ソンホのタイムリーや5番キム・ギョンオンの犠牲フライで5−1と逆転した。
ハンファは8回表、サムソンの4番手クォン・オジュンから9番イ・デスのタイムリー、チャン・ソンホの犠牲フライで2点を追加し、最後は2番手キム・グァンスが抑え逆転勝ちした。8回を1失点と好投したヤン・フンが2012年シーズン初勝利。11安打と爆発した打線ではチャン・ソンホが3安打4打点と爆発。一方不振が続く6位サムソンは投手陣がまったく安定せず、打線もたったの3安打に抑えられ、最下位ハンファとの差が縮まった。
