ネクセンは20日、先日FA(フリーエージェント)を申請したイ・テックン内野手(31)と契約期間4年、契約金16億ウォン、年俸7億ウォン、オプション6億ウォンの総額最大50億ウォンで契約した。
イ・テックンは大学卒業後2003年現代へ入団し、元捕手だったが外野に転向し2006年より外野のレギュラーに定着し、走攻守三拍子揃った選手として2008年北京五輪、2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表にも選ばれた。現代解散後はヒーローズに移籍したが、財政難により2009年オフLGへトレードされた。だがLG移籍後は故障もあり思うように活躍できず、2011年シーズンは内野手として登録され一塁を守ることが多く、85試合に出場、打率.297、4本塁打、29打点、10盗塁。プロ9年間の通算成績は856試合に出場、打率.308、845安打、73本塁打、364打点、103盗塁。
FAを初めて申請したイ・テックンは、19日までのLGとの優先交渉期間で決裂し、FA選手に対する条件では破格の高待遇を提示した古巣ネクセンヒーローズへの3年ぶりの復帰を決めた。ネクセンは29日、本拠地・木洞野球場でイ・テックンの歓迎式を兼ねた記者会見を開く予定。