DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  FAイ・テックンと4年の大型契約、3年ぶりの古巣復帰

 ネクセンは20日、先日FA(フリーエージェント)を申請したイ・テックン内野手(31)と契約期間4年、契約金16億ウォン、年俸7億ウォン、オプション6億ウォンの総額最大50億ウォンで契約した。
 イ・テックンは大学卒業後2003年現代へ入団し、元捕手だったが外野に転向し2006年より外野のレギュラーに定着し、走攻守三拍子揃った選手として2008年北京五輪、2009年WBC(ワールドベースボールクラシック)韓国代表にも選ばれた。現代解散後はヒーローズに移籍したが、財政難により2009年オフLGへトレードされた。だがLG移籍後は故障もあり思うように活躍できず、2011年シーズンは内野手として登録され一塁を守ることが多く、85試合に出場、打率.297、4本塁打、29打点、10盗塁。プロ9年間の通算成績は856試合に出場、打率.308、845安打、73本塁打、364打点、103盗塁。
 FAを初めて申請したイ・テックンは、19日までのLGとの優先交渉期間で決裂し、FA選手に対する条件では破格の高待遇を提示した古巣ネクセンヒーローズへの3年ぶりの復帰を決めた。ネクセンは29日、本拠地・木洞野球場でイ・テックンの歓迎式を兼ねた記者会見を開く予定。