サムソン 5−2 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)マシス 5勝1敗 (セーブ)オ・スンファン 1勝46S (敗)イ・ヨンチャン 5勝10敗
サムソンは1回表、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは1回裏、サムソンの先発マシスから4番キム・ドンジュ、6番チェ・ジュンソクのタイムリーで2-1と逆転した。サムソンは3回表チェ・ヒョンウの2点タイムリーで3-2と逆転し、マシスも反撃を許さなかった。そして7回表チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を追加しイ・ヨンチャンをノックアウトすると、9回表トゥサンの4番手ソ・ドンファンから相手のエラーで1点を追加した。
7回以降チョン・ヒョヌク、クォン・オジュン、守護神オ・スンファンの継投で相手の反撃を断ち、すでに公式戦優勝を決めたサムソンが逆転勝ちで6連勝とし、韓国シリーズ優勝に向けてその手を緩めることはなかった。6回を2失点に抑えたマシスは5勝目。オ・スンファンは自身のシーズン最多セーブ記録にあと1つと迫る46セーブ目。打線ではチェ・ヒョンウが3安打4打点と活躍。トゥサンはイ・ヨンチャンを打線が援護できず、LGに勝ったハンファに抜かれ7位に後退。打線では3番キム・ヒョンスが3安打と活躍。なお、2011年シーズン最終戦となったこのカードは、13勝5敗1分けとサムソンが大きく勝ち越した。
ネクセン 5−0 SK (仁川・文鶴)
(勝)キム・スギョン 1勝1敗 (セーブ)ソン・スンナク 4勝2敗16S (敗)ゴードン 5勝4敗
ネクセンは3回表、SKの先発ゴードンから3番ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を先制し、4回表7番オ・ジェイルのタイムリーで1点、5回表ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を追加しゴードンをノックアウトした。ネクセンの先発キム・スギョンは好投を続け、6回表SKの3番手パク・ヒィスから相手のエラーで1点、7回表5番アルドリッジのタイムリーで1点を追加した。
最下位ネクセンは7回途中からイ・ボグン、守護神ソン・スンナクの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで勝利し4連敗から脱出した。プロ14年間で通算111勝を記録しているキム・スギョンが7回途中まで無失点に抑え、2009年以来となる2年ぶりの勝利。打線ではユ・ハンジュンが3安打2打点と活躍。3位SKはわずか4安打に抑えられる完封負けで、試合のなかった2位ロッテとのゲーム差が1に開いた。2011年シーズン最終戦となったこのカードは、13勝5敗1分けでSKが勝ち越した。
LG 2−4 ハンファ (大田)
(勝)リュ・ヒョンジン 11勝7敗 (セーブ)パク・チョンジン 7勝5敗7S (敗)ジュキッチ 10勝7敗1S
LGは1回表、ハンファの先発リュ・ヒョンジンから4番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を先制した。ハンファは1回裏、LGの先発ジュキッチから3番イ・ヤンギ、4番チェ・ジンヘンのタイムリーで2-1と逆転した。ハンファは4回裏相手のエラーで1点を追加し、LGは6回表途中出場の6番チョン・ビョンゴンのプロ初打点となるタイムリーで1点を返した。ハンファは7回裏2番ハン・サンフンのタイムリーで1点を追加し、ジュキッチをノックアウトした。
ハンファはマ・イリョン、パク・チョンジンの継投で相手の反撃を断って接戦を制し、サムソンに敗れたトゥサンを抜いて6位に浮上し、2011年シーズンの本拠地・大田での最終戦を勝利で飾った。6回を2失点に抑えたリュ・ヒョンジンがチーム最多の11勝目。5位LGでは、これまでハンファ相手に4勝と得意にしてきたジュキッチが7回途中4失点ながら打線の援護がなく初黒星となった。2011年シーズン最終戦となったこのカードは、LGが12勝6敗1分けと勝ち越した。