ＳＫ １−２ キア （光州）
（勝）パク・キョンテ １勝２敗 （敗）イ・ジェヨン ５勝２敗１Ｓ
ＳＫは2回表、キアの先発アンソニー・レルー(元福岡ソフトバンク)から6番キム・ガンミンのタイムリーで1点を先制した。ＳＫの先発パク・チョンベは好投を続け7回途中まで無失点に抑え、7回裏のピンチもＳＫの2番手オム・ジョンウクが抑えた。アンソニーも7回まで1失点に抑え、キアの2番手パク・キョンテは8回から9回まで無失点と好投した。ＳＫも8回裏からイム・ギョンワン、イ・ジェヨンと継投を見せ、逃げ切り体制に入った。
7位キアは9回裏イ・ジェヨンから満塁のチャンスを作ると、9番の大卒新人ユン・ワンジュのタイムリーで1−1の同点とし、続く1番イ・ヨンギュの打球をショートのチェ・ユンソクがエラーで取れず逆転サヨナラ勝ちした。パク・キョンテが2012年シーズン初勝利。首位ＳＫは得意の逃げ切る野球ができずまさかの逆転負けで、4連勝となった2位ＬＧとのゲーム差が0.5となった。
ロッテ ７−１ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ヨンフン ７勝２敗１Ｓ （敗）ジュキッチ ８勝２敗
ロッテは4回表、ＬＧの先発ジュキッチから6番パク・チョンユンのタイムリーで1点を先制し、先発イ・ヨンフンは無失点どころか一人の走者も出さない完璧な投球を続けた。ロッテは7回表9番チョン・フン、途中出場の1番イ・スンファのタイムリーで2点を追加し、ジュキッチをノックアウトした。イ・ヨンフンは8回裏1死まで一人の走者も出さなかったが、5番チェ・ドンスにヒットを許し大記録はならなかった。ＬＧはこの回8番ユン・ヨソプのタイムリーで1点を返した。
ロッテは9回表、ＬＧの2番手イ・ドンヒョン、3番手シン・ジョンナクから2番キム・ジュチャンのタイムリー、相手のエラーや暴投で4点を追加した。最後は2番手キム・スワンが抑え、2位ロッテが4連勝でキアに敗れた首位ＳＫとのゲーム差を0.5に縮めた。8回を1失点と好投したイ・ヨンフンがチーム最多の7勝目。ＬＧは3連敗で2012年シーズン初めて勝率が5割を切り、6位に後退。
(7勝目をあげたイ・ヨンフン。)
サムソン ５−６ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）ソン・スンナク ３勝２敗１５Ｓ （敗）チョン・ヒョヌク ３敗
サムソンは3回表、ネクセンの先発キム・ヨンミンから4番イ・スンヨプ(元オリックス)のタイムリーで1点を先制し、ネクセンは3回裏、サムソンの先発タルボットから相手のエラーで1−1の同点に追いついた。そして4回裏6番オ・ユンの2点タイムリーで逆転し、7番キム・ミンソンの併殺打の間に1点を追加した。サムソンは6回表8番チョ・ドンチャンの2点タイムリーで1点差とすると、代わったネクセンの2番手チャン・ヒョフンから相手のエラーで4−4の同点に追いついた。タルボットは7回で降板すると、クォン・ヒョク、シム・チャンミンの継投で追加点を与えなかった。ネクセンもチャン・ヒョフン、パク・ソンフン、イ・ジョンフンが無失点に抑え、試合は延長に突入した。
サムソンは10回表、ネクセンの5番手ソン・スンナクから途中出場の1番チョン・ヒョンシクの内野ゴロの間に1点を勝ち越した。だがネクセンは10回裏、サムソンの4番手チョン・ヒョヌクから2番チョン・スソンの2点タイムリーで逆転サヨナラ勝ちし、3連敗から脱出しトゥサンとの同率4位を保った。3位サムソンは守護神オ・スンファンをなぜか出さず、まさかの逆転サヨナラ負けで連勝が4で止まり、上位定着のためには痛い一敗となった。
(延長10回裏、チョン・スソンのタイムリーでネクセンが逆転サヨナラ勝ち。)
トゥサン ８−７ ハンファ （大田）
（勝）ピョン・ジンス ２勝 （セーブ）プロクター １勝２敗２０Ｓ （敗）マ・イリョン ２勝３敗１Ｓ
（本塁打） トゥサン ： ユン・ソンミン ２，３，４号、キム・ヒョンス ３号 ハンファ ： キム・ギョンオン ２号、キム・テギュン ８号
トゥサンは2回表、ハンファの先発リュ・ヒョンジンから5番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を先制し、3回表3番ユン・ソンミンの2ラン、4番キム・ヒョンスのソロと2者連続本塁打で3点を追加した。さらに5回表、ハンファの2番手チョン・ミンヒョクからユン・ソンミンの2打席連続本塁打で1点を追加した。ハンファは6回裏、トゥサンの先発ニッパートから7番キム・ギョンオンの本塁打で1点を返すと、トゥサンは7回表、ハンファの3番手ボーティスタから1番チェ・ジュファンのタイムリーで1点を追加した。
ハンファは7回裏4番キム・テギュンの3ランで反撃すると、代わったトゥサンの2番手イム・テフンからキム・ギョンオンのタイムリーで1点差とした。そして8回裏2番ペク・スンニョンのタイムリーで6−6の同点に追いつくと、代わったトゥサンの3番手の高卒新人ピョン・ジンスから3番コ・ドンジンの併殺打の間に7−6と逆転した。トゥサンは9回表、ハンファの4番手パク・チョンジンの暴投の間に同点とし、試合は延長に突入した。
トゥサンは10回表、ハンファの5番手マ・イリョンからユン・ソンミンのこの試合3本目となる本塁打で勝ち越すと、最後は守護神プロクターが抑え逆転勝ちし、ネクセンとの同率4位を保った。8回途中から10回途中まで好投したピョン・ジンスが2勝目。打線ではユン・ソンミンが3本塁打4打点、8番ホ・ギョンミンが3安打と活躍。最下位ハンファは抑えの不在で逆転勝ちを逃した。
