ネクセン 0−10 サムソン (大邱)
(勝)チョン・イヌク 6勝2敗 (敗)キム・スギョン 1敗
(本塁打) サムソン : チョ・ドンチャン 4号
サムソンは4回裏、ネクセンの先発キム・スギョンから6番チョ・ドンチャンの本塁打で1点を先制し、5回裏、ネクセンの2番手オ・ジェヨン、3番手キム・サンスから2番パク・ハニ、3番チェ・テイン、4番チェ・ヒョンウのタイムリー、相手のエラーで5点を先制した。サムソンの先発チョン・イヌクは無失点の好投を続け、8回裏、ネクセンの5番手チャン・ヨンソクからチェ・テインのタイムリーなどで4点を追加した。
8回以降パク・ミンギュ、イ・ウソンの継投で相手の反撃を断ち、首位サムソンが完封リレーで大勝し、マジックナンバーを4に減らし公式戦優勝へと着実に進んでいる。7回を無失点に抑えたチョン・イヌクが6勝目。打線ではチェ・テインが2安打3打点と活躍。最下位ネクセンは好投していたキム・スギョンを5階途中で交代させるとリリーフ陣が崩壊し、打線も2安打に抑えられるなど首位相手に手も足も出なかった。
トゥサン 7−6 ハンファ (大田)
(勝)キム・ソヌ 15勝7敗1S (セーブ)フェルナンド 3勝6敗5S (敗)キム・ヒョンミン 5勝13敗1S
(本塁打) ハンファ : ガルシア 17号
トゥサンは2回表、ハンファの先発キム・ヒョンミンから1番イ・ジョンウクのタイムリー、3番キム・ヒョンスの犠牲フライで2点を先制し、4回表、ハンファの2番手の高卒新人ユ・チャンシクからイ・ジョンウクの犠牲フライで1点を追加した。ハンファは4回裏、トゥサンの先発キム・ソヌから5番ガルシア(元オリックス)の2試合連続本塁打となる2ランで1点差とした。トゥサンは7回表、ハンファの3番手シン・ジュヨン、4番手キム・グァンスから6番ヤン・ウィジ、7番ソン・シホン、8番イ・ウォンソクのタイムリーで4点を追加した。
ハンファは7回裏、トゥサンの4番手イム・テフンから代打イ・ヤンギ、4番チェ・ジンヘンのタイムリーで3点を返した。そしてハンファは9回裏、トゥサンの6番手フェルナンドから6番イ・デスのタイムリーで1点差としたが、代走で出場した1塁走者キム・ジュンホが本塁で憤死し、トゥサンがなんとか逃げ切り1日でハンファを抜いて6位に復帰した。6回を2失点に抑えたキム・ソヌがチーム最多の15勝目。ハンファはチャンスを生かしきれず接戦を落とし1日で7位に後退。打線では1番カン・ドンウが3安打と活躍。2011年シーズン最終戦となったこの試合は、ハンファが10勝9敗と勝ち越した。