ロッテ ５−８ サムソン （大邱）
（勝）ジャマーノ ４勝１敗 （セーブ）オ・スンファン １勝４２Ｓ （敗）コ・ウォンジュン ８勝７敗２Ｓ
（本塁打） ロッテ ： チョ・ソンファン ６号 サムソン ： パク・ソンミン １５号
サムソンは1回裏、ロッテの先発コ・ウォンジュンから2番パク・ハニのタイムリー、3番パク・ソンミンの2ラン、7番シン・ミョンチョル、8番チン・ガビョン、9番イ・ヨンウクのタイムリーで6点を先制した。ロッテは2回表、サムソンの先発ジャマーノ(元福岡ソフトバンク)から7番チョ・ソンファンの本塁打で1点を返したが、サムソンは4回裏4番チェ・ヒョンウの犠牲フライで1点を追加した。ロッテは7回表4番イ・デホ、途中出場の6番チャン・ソンウのタイムリーで2点、8回表、サムソンの2番手チョン・ヒョヌクから3番ソン・アソプのタイムリーで2点を返した。
最後は守護神オ・スンファンが難なく抑え、首位サムソンが2位ロッテとの首位攻防戦を1勝1敗で終え、公式戦優勝へ向けて走り続けている。7回を3失点に抑えたジャマーノが4勝目。ロッテは先発コ・ウォンジュンが4回7失点と不調で自身の連勝も4で止まり、1984年ロッテの韓国シリーズ優勝に貢献したが14日他界したかつての名投手チェ・ドンウォンの霊前に勝利をささげることはできなかった。打線ではソン・アソプが3安打2打点と活躍。
ネクセン ７−８ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）イ・ジェヨン １勝 （セーブ）オム・ジョンウク ２勝２敗３Ｓ （敗）イ・ジョンフン ３勝３敗
（本塁打） ネクセン ： キム・ミンソン ３号、パク・ピョンホ １０号、アルドリッジ １８号
ＳＫは1回裏、ネクセンの先発シム・スチャンから5番パク・チョングォン、6番クォン・ヨングァン、7番チェ・ギョンチョルのタイムリーで5点を先制した。ネクセンは2回表、ＳＫの先発ユン・ヒィサンから9番キム・ミンソンの2ランで反撃し、3回表4番パク・ピョンホのプロ7年目で自身初の2ケタ本塁打となる10号2ラン、5番アルドリッジの本塁打で5−5の同点に追いついた。ネクセンは4回表、ＳＫの2番手チョン・デヒョンから相手のエラーで6−5と逆転し、5回表、ＳＫの4番手イ・ジェヨンから2番キム・ミヌのタイムリーで1点を追加した。ＳＫは5回裏、ネクセンの4番手オ・ジェヨンから代打チェ・ドンスのタイムリーで1点差とした。
3位ＳＫは7回裏、ネクセンの6番手イ・ジョンフンからパク・チョングォン、代打イ・ホジュンのタイムリーで8−7と逆転すると、パク・ヒィス、オム・ジョンウクの継投で1点差を守りきり、3連勝となった。5回途中から8回途中まで1失点に抑えたイ・ジェヨンが、ＬＧ在籍時の2009年以来2年ぶりの勝利で、2010年シーズン途中にＳＫへ移籍してからの初勝利をあげた。両チーム12安打ずつの乱打戦で競り負けた最下位ネクセンは3連敗。
(2年ぶりの勝利をあげたイ・ジェヨン。)
キア ７−１８ ハンファ （大田）
（勝）アン・スンミン ７勝８敗 （敗）ロペス １１勝８敗１Ｓ
（本塁打） キア ： キム・サンヒョン １３号、ナ・ジワン １６号、パク・キナム ３号 ハンファ ： チェ・ジンヘン １６号、ガルシア １３号
キアは2回表、ハンファの先発アン・スンミンから5番キム・サンヒョンの本塁打で1点を先制したが、ハンファはその裏、キアの先発ロペスから8番イ・ヨサン、9番シン・ギョンヒョンのタイムリーで2−1と逆転した。ハンファは3回裏4番チェ・ジンヘン、5番ガルシア(元オリックス)、6番イ・デスのタイムリーでロペスをノックアウトすると、代わったキアの2番手ヤン・ヒョンジョンから2番ハン・サンフン、3番コ・ドンジンのタイムリーで10−1とリードを広げた。キアは4回表4番ナ・ジワンの2試合連続本塁打で1点、5回表2番キム・ソンビン、3番イ・ジョンボム(元中日)のタイムリーで2点、6回表6番アン・チホンのタイムリー、8番チャ・イルモクの犠牲フライで2点を返し、6−10と点差を縮めた。
ハンファは7回裏、キアの6番手トラビス、7番手パク・ソンホから2番ハン・サンフンのタイムリー、チェ・ジンヘンの2ラン、ガルシアの2者連続本塁打で4点を追加した。キアも8回表、ハンファの4番手アン・ヨンジンから代打パク・キナムの本塁打で1点を返したが、ハンファもその回裏パク・ソンホ、代わったキアの8番手ソン・ヨンミンからハン・サンフン、途中出場の3番オ・ジェピル、代打イ・ヤンギのタイムリーで4点を追加した。最後は5番手ユン・グニョンが抑え、7位ハンファが大勝した。両チーム合計34安打の乱打戦において、ともに先発全員安打を記録したのは史上3度目の椿事となり、うち23安打のハンファは先発全員が打点を記録した。6回途中まで5失点のアン・スンミンは打線の援護で7勝目。ハンファ打線ではハン・サンフンが4安打5打点、ガルシアが3安打1本塁打2打点と活躍。4位キアは先発ロペスが3回途中で降板すると大量失点し、3連勝となった3位ＳＫとの差が開いた。
トゥサン ７−１２ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ジュキッチ ９勝６敗１Ｓ （敗）キム・スンフェ ２勝２敗
（本塁打） トゥサン ： チェ・ジュンソク １５号 ＬＧ ： イ・ビョンギュ(背番号24) ３号
ＬＧは1回裏、トゥサンの先発キム・スンフェから3番イ・ビョンギュ(元中日、背番号9)のタイムリー、5番イ・ビョンギュ(背番号24)の3ランで4点を先制した。トゥサンは3回表、ＬＧの先発ジュキッチから3番キム・ヒョンスの犠牲フライで1点を返した。ＬＧは6回裏4番パク・ヨンテクのタイムリー、7番ソ・ドンウクへの押し出しの四球でキム・スンフェをノックアウトし、代わったトゥサンの2番手の大卒新人アン・ギュヨンから8番チョ・インソン、2番イ・ジニョン、イ・ビョンギュ(背番号9)のタイムリーで12−1と大量リードを奪った。トゥサンは7回表、ＬＧの2番手ハン・ヒィ、3番手キム・ソンギュから4番チェ・ジュンソクの3ラン、7番イム・ジェチョルのタイムリーで5点を返した。
トゥサンは9回表、ＬＧの4番手イ・デファンから6番ソン・シホンのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで5位ＬＧが逃げ切り3連敗から脱した。7回途中まで1失点に抑えたジュキッチが9勝目。13安打と爆発した打線ではイ・ビョンギュ(背番号9)が3安打3打点と活躍し、韓国通算12年間で史上8人目となる1700安打を達成。終盤打線が反撃したが大量失点が響いた6位トゥサンは、5位浮上に失敗した。打線ではイム・ジェチョルが3安打2打点と活躍。
