キア 1−2 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)サドースキー 10勝7敗 (セーブ)キム・サユル 5勝2敗15S (敗)ロペス 11勝6敗1S
ロッテは2回裏、キアの先発ロペスから5番ホン・ソンフンのタイムリーで2点を先制し、先発サドースキーは無失点の好投を続けた。ロペスも2回以降は追加点を許さなかったが、打線の援護がなかなかなかった。キアは7回表8番チャ・イルモクのタイムリーで1点を返したが、ロッテはここで2番手カン・ヨンシクを登板させ後続を断った。
ロッテは最後に新守護神キム・サユルが1点差を守りきり、ついに2008年9月以来3年ぶりに2位へと浮上した。7回途中まで1失点に抑えたサドースキーは、2年連続2ケタ勝利となる10勝目。打線では2番キム・ジュチャンが3安打と活躍。キアはたった3安打に抑えられてしまい、6回を2失点に抑えたロペスを援護できず、絶好調ロッテに抜かれ3位に後退。
LG 6−7 SK (仁川・文鶴)
(勝)コ・ヒョジュン 4勝5敗 (敗)イ・デファン 1敗
(本塁打) LG : キム・テワン 6号、イ・ビョンギュ(背番号24) 2号 SK : チェ・ジョン 19号、イ・ホジュン 11号
LGは1回表、SKの先発イ・スンホ(背番号37)から5番チョン・ソンフンのタイムリーで1点を先制し、SKも1回裏、LGの先発キム・グァンサムから3番チェ・ジョン、4番イ・ホジュンの2者連続本塁打で2−1と逆転した。LGは2回表1番イ・デヒョンのタイムリーで2−2の同点に追いつくと、3回表7番の大卒新人キム・ナムソクのタイムリーで3−2と逆転した。SKも3回裏イ・ホジュンの併殺打の間に3−3の同点に追いつくと、5番パク・チョングォンのタイムリーで4−3と逆転した。
LGは6回表、SKの3番手パク・ヒィスから2番キム・テワンの2ランで5−4と逆転し、高卒新人イム・チャンギュ、ハン・ヒィ、イ・サンヨルなどのリリーフ陣も好投した。さらに9回表、SKの4番手ユン・ヒィサンから6番イ・ビョンギュ(背番号24)の本塁打で1点を追加し、LGが逃げ切るかと思われたた。しかしSKは9回裏、LGの6番手ソン・シニョンからイ・ホジュン、パク・チンマンのタイムリーで6−6の同点に追いつき、試合は延長に突入した。
4位SKは11回裏、LGの8番手イ・デファンから7番チョン・サンホのタイムリーで逆転サヨナラ勝ちし、4時間半近くの激戦の末5連敗から脱出した。9回途中から11回まで無失点に抑えた6番手コ・ヒョジュンが4勝目。14安打を記録した打線ではチェ・ジョンが3安打1本塁打1打点、チョン・サンホが3安打1打点と活躍。5位LGはまさかの逆転負けで連勝が4で止まり、勝率5割復帰に失敗し4位以上進出も少し遠のいた。打線ではイ・ビョンギュ(背番号24)が3安打1本塁打1打点と活躍。
ネクセン 3−6 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)キム・サンヒョン 3勝1敗1S (セーブ)チョン・ジェフン 2勝5敗7S (敗)ムン・ソンヒョン 4勝9敗
(本塁打) トゥサン : オ・ジェウォン 6号、キム・ヒョンス 12号
トゥサンは3回裏、ネクセンの先発ムン・ソンヒョンから1番イ・ジョンウクの併殺打の間に1点を先制すると、この回2番オ・ジェウォン、3番キム・ヒョンスの2者連続本塁打で4−0とリードを広げた。ネクセンは5回表、トゥサンの先発キム・サンヒョンから9番の大卒新人コ・ジョンウクのタイムリーで1点を返したが、トゥサンはその裏、ネクセンの4番手イ・ボグンから6番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を追加した。
トゥサンは8回裏、ネクセンの6番手ペ・ヒムチャンから4番キム・ドンジュのタイムリーで1点を追加した。ネクセンは9回表、トゥサンの4番手ノ・ギョンウンからコ・ジョンウクへの押し出しの四球などで2点を返したが、反撃もここまでで最後は5番手チョン・ジェフンが抑え、6位トゥサンが逃げ切った。5回を1失点に抑えたキム・サンヒョンが3勝目。打線ではキム・ヒョンスが3安打1本塁打1打点、キム・ドンジュが3安打1打点と活躍。最下位ネクセンは先発ムン・ソンヒョンが3回途中4失点で降板したのが響いた。打線では4番パク・ピョンホが3安打と活躍。