サムソン ２−０ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）チャ・ウチャン ８勝４敗 （セーブ）オ・スンファン １勝３３Ｓ （敗）チャン・ウォンジュン ９勝２敗
サムソンは1回表、ロッテの先発チャ・ウチャンから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を先制し、2回表2番チョ・ドンチャンの内野ゴロの間に1点を追加した。サムソンの先発チャン・ウォンサムは5回を無安打無失点に抑えた。打線はチャン・ウォンジュンからチャンスを作るものの追加点を奪えなかったが、クォン・オジュン、アン・ジマンのリリーフ陣も反撃を許さなかった。ロッテもイ・ミョンウ、イ・ジェゴン、カン・ヨンシクの継投で追加点を与えない。
最後は守護神オ・スンファンが抑え、首位サムソンが還付リレーで4連勝と、ＳＫに敗れた2位キアとの差を2.5ゲームに広げた。ひじの痛みで早期降板したチャ・ウチャンは8勝目。打線では1番キム・サンスが3安打と活躍。4位ロッテはチャン・ウォンジュンが6回2失点と好投したが、打線が援護できずに連勝が6で止まり、超満員の地元・釜山のファンの前で期待に応えられなかった。
キア ２−４ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）イ・ヨンウク ３勝１敗 （セーブ）ソン・ウンボム ７勝３敗１Ｓ （敗）ユン・ソンミン １３勝３敗１Ｓ
（本塁打） キア ： イ・ジョンボム ３号 ＳＫ ： アン・チヨン ７号
ＳＫは1回裏、キアの先発ユン・ソンミンから6番チェ・ドンスのタイムリーで2点を先制し、3回裏3番アン・チヨンの本塁打、チェ・ドンスの併殺打の間で2点を追加した。ＳＫの先発イ・ヨンウクは無失点を続けていたが、キアは6回表、ＳＫの2番手チョン・ビョンドゥから2番イ・ジョンボム(元中日)の2ランで反撃し、シム・ドンソプ、ユ・ドンフンも追加点を許さなかった。
だが3位ＳＫはチョン・ビョンドゥ、ソン・ウンボムの継投で相手の反撃を断ち、接戦を制し3連勝で2位キアとのゲーム差を縮めた。6回途中まで無失点に抑えたイ・ヨンウクが3勝目。現在最多勝(13勝)のユン・ソンミンは6回を4失点だったが打線の援護がなく、自身の連勝が8で止まった。
(9試合で7本塁打と絶好調のアン・チヨン。)
ハンファ ０−８ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ジュキッチ ７勝４敗１Ｓ （敗）アン・スンミン ４勝６敗
（本塁打） ＬＧ ： イ・ジニョン １号
ＬＧは1回裏、ハンファの先発アン・スンミンから2番イ・ジニョンの2ランで先制し、2回裏9番パク・キョンスの内野ゴロの間に1点、3回裏5番チョン・ソンフンの内野ゴロの間に1点を追加した。ＬＧの先発ジュキッチは無得点どころか無安打無四死球の好投を続け、打線は5回裏チョン・ソンフンの犠牲フライで1点、6回裏、ハンファの2番手ユン・グニョンから相手のエラーで1点、7回裏、ハンファの3番手シン・ジュヨンから8番キム・テワン、9番パク・キョンスのタイムリーで2点を追加した。
ジュキッチはノーヒットノーランどころか完全試合達成の期待もかけられたが、8回裏2死で6番イ・ヤンギに初安打を許し偉業達成はならなかった。9回からは高卒新人イム・チャンギュ、イ・ドンヒョンが抑え、5位ＬＧが完封リレーで勝率5割に復帰し、サムソンに敗れた4位ロッテとのゲーム差が0.5に縮まった。8回を無失点に抑えたジュキッチは7勝目。打線では4番パク・ヨンテクが3安打と活躍。7位ハンファは先発アン・スンミンが5回5失点で降板し、打線もジュキッチの前になすすべもなく完封負けで4連敗。
(8回無失点で7勝目をあげたジュキッチ。)
トゥサン ５−８ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）オ・ジェヨン ２勝２敗 （セーブ）ソン・スンナク ３勝２敗８Ｓ （敗）キム・スンフェ １敗
（本塁打） トゥサン ： イ・ジョンウク ４号、オ・ジェウォン ５号 ネクセン ： パク・ピョンホ ２号
トゥサンは1回表、ネクセンの先発キム・ソンテから1番イ・ジョンウクの本塁打で1点を先制した。キム・ソンテは肩の状態が思わしくなく、打者1人だけで2番手イ・ボグンに交代した。トゥサンは3回表9番オ・ジェウォンの2ランでリードを広げた。ネクセンは5回裏、トゥサンの先発キム・スンフェから9番チ・ソックンの2007年以来4年ぶりの打点となる2点タイムリー、3番ユ・ハンジュンの2点タイムリーで4−3と逆転し、キム・スンフェをノックアウトした。さらにこの回、代わったトゥサンの2番手キム・ソンベから4番パク・ピョンホの移籍後初打点となるタイムリー、6番カン・ジョンホのタイムリーや相手のエラーで3点を追加した。
ネクセンは7回裏、トゥサンの3番手コ・チャンソンからパク・ピョンホの移籍後初本塁打で1点を追加し、パク・チュンス、オ・ジェヨン、マ・ジョンギルなどの継投陣が無失点を続けた。トゥサンは8回表、ネクセンの6番手イ・ジョンフン、7番手ソン・スンナクから3番キム・ヒョンスのタイムリーなどで2点を返したが反撃もここまでで、逆転勝ちで最下位ネクセンが3連敗から脱出した。打線では、7月末ＬＧからトレードで移籍したパク・ピョンホが移籍後初打点、初本塁打を含む3安打1本塁打2打点と活躍。6位トゥサンは先発キム・スンフェが5回途中4失点と逆転負けし、5位以上とは大きく差が広がってしまった。
