サムソンは21日、2011年シーズンの外国人選手として契約していた門倉健投手(37)をウェーバー公示し、退団となったことを発表した。
日本出身の門倉は、日本プロ野球13年間で77勝を記録した実績を買われ、2009年4月にＳＫと契約し、以降2年間先発として活躍した。特に2010年は14勝を記録し、ＳＫの韓国シリーズ優勝にも貢献したが、ひざの故障もあって再契約は見送られた。2011年シーズンはサムソンと契約し、序盤は右の先発の柱として活躍したが、6月後半に入り成績が悪化し、サムソンでの最後の登板となった7月16日のキア戦では1回3失点で降板した。翌17日2軍へと降格し、成績不振を理由に退団が決定した。門倉の2011年シーズンの成績は16試合に登板、5勝6敗、防御率4.07。韓国3年間での通算成績は74試合に登板、27勝17敗1セーブ、防御率4.03。サムソンは代役となる外国人選手と契約する方針。
（文責 : ふるりん）
