DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  新外国人投手マシスと契約  ガーコは退団

 サムソンは14日、新外国人選手としてダグ・マシス投手(28)と契約金5万ドル、年俸17万ドルの総額22万ドルで契約した、と発表した。これにより2011年シーズン当初に契約した外国人選手、ライアン・ガーコ内野手(30)は退団となった。
 米国出身の右腕マシスは、高校卒業後米国メジャーリーグ・テキサスレンジャーズ傘下のマイナーリーグでプレーを続け、2008年レンジャーズでメジャー初昇格を果たし、初勝利を含む2勝をあげた。以降2010年まで3年連続メジャー登板を果たしてはいるが、定着とはなっていない。2011年シーズンはサンフランシスコジャイアンツ、オークランドアスレチックス傘下のAAA級マイナーリーグで登板し、17試合で0勝5敗、防御率4.27の成績だった。メジャーリーグ3年間での通算成績は45試合に登板、3勝3敗1セーブ、防御率4.84。マイナーリーグ7年間の通算成績は128試合に登板、39勝39敗、防御率4.10。マシスは近日中に韓国へ入国し、先発としての起用が予想される。
 また、米国メジャーリーグクリーブランドインディアンズで一時期レギュラーとして活躍していたライアン・ガーコは、2011年シーズン58試合に出場、打率.243、1本塁打、28打点、0盗塁とその大きな期待にこたえた成績を収めることはできなかった。6月には2軍へ降格となり、練習中に手の指を骨折したことでシーズン中の復帰は厳しくなり、戦力外となっていた。

(注 : 7月14日現在の為替レートは1万ドルが79万900円。)
  
(文責 : ふるりん)