ハンファ−ＳＫ（仁川・文鶴）、ネクセン−トゥサン（ソウル・蚕室）は雨天中止。
キア ４−５ サムソン （大邱）
（勝）アン・ジマン １０勝３敗 （セーブ）オ・スンファン １勝２５Ｓ （敗）ソン・ヨンミン ５勝４敗４Ｓ
キアは1回表、サムソンの先発門倉(元読売)から2番キム・ウォンソプ、3番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリー、相手の暴投で3点を先制した。サムソンは3回裏、キアの先発ソ・ジェウンから2番パク・ハニのタイムリー、6番シン・ミョンチョルへの押し出しの四球で2点を返し、2回から2番手チョン・イヌクを登板させ、追加点を許さなかった。4回途中から登板した3番手チョン・ヒョヌクなどのリリーフ陣も好投すると、サムソンは6回裏、キアの2番手ソ・ジェウンから相手のエラーで3−3の同点に追いついた。
サムソンは8回裏ソン・ヨンミンからチャンスを作ると、代わったキアの3番手ユ・ドンフンから9番キム・サンスのタイムリーで1点を勝ち越し逆転した。最後は守護神オ・スンファンが抑え、サムソンが逆転勝ちでキアから1日で首位の座を奪い返した。6回途中から8回まで無失点に抑えた5番手アン・ジマンがチーム最多の10勝目。キアは鉄壁のリリーフ陣を誇るサムソンとは対照的に継投のミスで逆転負けを喫し、またもや2位に後退。打線では4番キム・サンヒョンが3安打と活躍。
ＬＧ ４−５ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）キム・サユル ４勝２敗４Ｓ （敗）イム・チャンギュ ６勝３敗７Ｓ
（本塁打） ＬＧ ： パク・キョンス ４号、ソン・インホ １号
ロッテは1回裏、ＬＧの先発ジュキッチから3番ソン・アソプ、4番イ・デホのタイムリーで2点を先制し、先発チャン・ウォンジュンも好投を続けた。ＬＧは4回表6番チョン・ウィユンのタイムリーで1点を返したが、ロッテは4回裏、9番ムン・ギュヒョンのタイムリーで1点を追加し、6回裏7番チョ・ソンファンのタイムリーで4−1としてジュキッチをノックアウトした。ＬＧは7回表9番パク・キョンスの本塁打で1点を返すと、8回表、ロッテの2番手イム・ギョンワンから代打ソン・インホの2ランで4−4の同点に追いつき、シム・スチャン、イ・サンヨル、キム・ソンギュなどのリリーフ陣も追加点を与えなかった。
だがロッテは9回裏、ＬＧの6番手の高卒新人イム・チャンギュから満塁のチャンスを作ると、途中出場の6番イ・イングのタイムリーでサヨナラ勝ちし、2011年シーズン初の4連勝と、依然5位ながら勢いに乗っている。9回表勝ち越しのピンチを防いだ4番手キム・サユルが4勝目。ロッテ、ＬＧともに13安打を記録したが、互いにつながりを欠いた。ＬＧ打線では3番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)、4番ユン・サンギュンが3安打と活躍。
