トゥサン−キア(光州)は雨天中止。
サムソン 7−4 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)チョン・ヒョヌク 3勝3敗 (セーブ)オ・スンファン 1勝24S (敗)オ・ジェヨン 1勝2敗
(本塁打) サムソン : イ・ヨンウク 3号、パク・ソンミン 10号、チェ・ヒョンウ 19号 ネクセン : アルドリッジ 12号
サムソンは2回表、ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)から7番イ・ヨンウクの2ランで先制した。サムソンは5回表、3番パク・ソンミンの4年連続2ケタ本塁打となる2ランでリードを広げたが、ネクセンは5回裏、サムソンの先発チャン・ウォンサムから4番アルドリッジの本塁打で1点を返した。するとネクセンは6回裏、サムソンの2番手アン・ジマンから5番ソン・ジマン、6番カン・ジョンホ、7番オ・ユンのタイムリーで4−4の同点に追いついた。サムソンは7回表、ネクセンの4番手オ・ジェヨンからチャンスを作ると、代わったネクセンの5番手ソン・シニョンからチェ・ヒョンウのタイムリーで1点を勝ち越した。
サムソンは9回表、ネクセンの6番手ソン・スンナクからチェ・ヒョンウの2ランでリードを広げ、チョン・ヒョヌク、守護神オ・スンファンの継投で相手の反撃を断ち、競り勝って首位の座をキープした。オ・スンファンは敵なしのセーブ数トップの24セーブ目。14安打を記録した打線ではチェ・ヒョンウが4安打1本塁打3打点、パク・ソンミンが3安打1本塁打2打点と活躍。最下位ネクセンは先発ナイトが崩れリリーフ勝負となると、首位を走る鉄壁のサムソンの前に屈する形となり最近5連敗。
SK 0−2 LG (ソウル・蚕室)
(勝)リズ 7勝7敗1S (セーブ)イム・チャンギュ 6勝2敗7S (敗)コ・ヒョジュン 2勝5敗
試合はSKの先発コ・ヒョジュン、LGの先発リズの投手戦となった。LGは3回まで無安打無死四球に抑えられていたが、4回裏4番ユン・サンギュン、6番チョン・ウィユンのタイムリーで2点を先制し、コ・ヒョジュンをノックアウトした。SKはここで2番手チョン・ビョンドゥを登板させ、7回途中まで無失点に抑え追加点を許さなかった。リズは8回表同点のピンチでマウンドを2番手イ・サンヨルに譲り、ここは無得点でしのいだ。
9回表は高卒新人イム・チャンギュが抑え、4位LGが完封リレーで3位SKとの差を縮めた。8回途中まで無失点と好投したリズが7勝目。3位SKはこの試合も6安打で完封負けと打線に勢いがない。
ハンファ 3−11 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)ソン・スンジュン 7勝6敗 (敗)ヤン・フン 2勝7敗
(本塁打) ハンファ : ガルシア 7号 ロッテ : チョ・ソンファン 5号
ロッテは1回裏、ハンファの先発ヤン・フンから4番イ・デホの内野ゴロの間に1点を先制し、2回裏1番チョン・ジュヌのタイムリーや相手のエラーで3点を追加した。ロッテの先発ソン・スンジュンは好投を続け、ロッテは5回裏、ハンファの3番手シン・ジュヨンから9番ムン・ギュヒョン、チョン・ジュヌのタイムリーで2点、6回裏、ハンファの4番手キム・グァンスから7番ファン・ジェギュンの犠牲フライ、代打チョ・ソンファンの3ランで4点を追加し、0−10と大量リードを奪った。ハンファは7回表4番ガルシア(元オリックス)の本塁打で1点を返したが、ロッテはその裏、ハンファの5番手ユン・グニョンから6番ホン・ソンフンのタイムリーで1点を追加した。
ハンファは9回表、ロッテの3番手イ・ミョンウから5番イ・ヨサンの犠牲フライ、6番コ・ドンジンの内野ゴロの間で2点を返したが、反撃もここまでで6位ロッテが大勝した。7回を1失点に抑えたソン・スンジュンが7勝目。20安打と爆発した打線ではホン・ソンフンが4安打1打点、チョン・ジュヌが3安打2打点、2番キム・ジュチャンが3安打と活躍。7位ハンファは先発ヤン・フンが3回途中でノックアウトされると投手陣が崩壊し、主砲チェ・ジンヘンとエースのリュ・ヒョンジンが戦線離脱している苦しいチーム状況を表すような試合だった。