SKは9日、新外国人選手としてブライアン・ゴードン投手(32)と年俸20万ドル、契約金5万ドルの総額25万ドルで契約したと発表した。これにより、2011年シーズン開幕前に契約したジム・マグレーン投手(32)はウェーバー公示され退団となった。
米国出身の右腕ゴードンは高校卒業後、米国・メジャーリーグのアリゾナダイヤモンドバックス傘下のマイナーリーグでプレーし、当初は野手だった。2007年投手転向後、2008年テキサスレンジャーズでメジャー初昇格を果たしたが、定着はならなかった。2011年シーズンは最初フィラデルフィアフィリーズとマイナー契約を結び、好成績を収めたため6月にニューヨークヤンキースと契約し3年ぶりにメジャーリーグへ昇格した。ヤンキースでは2試合に登板しただけでマイナーリーグへ降格となり、7月になって新外国人選手を探していたSKがヤンキースにトレードマネーを払い、契約に至った。
メジャーリーグ通算2年間の成績は5試合に登板、0勝1敗、防御率4.20。マイナーリーグ通算5年間の成績は169試合に登板、25勝13敗6セーブ、防御率3.05。ゴードンは12日にも韓国へ入国し、チームに合流する予定。SKでは手薄な先発陣の一角を任されると思われる。
また、退団が決まったジム・マグレーンは、2010年台湾プロ野球で活躍した実績を買われ入団したものの、先発要員として活躍できず、16試合に登板、2勝6敗、防御率5.37の成績で期待に応えられなかった。