DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  新外国人投手ゴードンと契約  マグレーンは退団へ

 SKは9日、新外国人選手としてブライアン・ゴードン投手(32)と年俸20万ドル、契約金5万ドルの総額25万ドルで契約したと発表した。これにより、2011年シーズン開幕前に契約したジム・マグレーン投手(32)はウェーバー公示され退団となった。
 米国出身の右腕ゴードンは高校卒業後、米国・メジャーリーグアリゾナダイヤモンドバックス傘下のマイナーリーグでプレーし、当初は野手だった。2007年投手転向後、2008年テキサスレンジャーズでメジャー初昇格を果たしたが、定着はならなかった。2011年シーズンは最初フィラデルフィアフィリーズマイナー契約を結び、好成績を収めたため6月にニューヨークヤンキースと契約し3年ぶりにメジャーリーグへ昇格した。ヤンキースでは2試合に登板しただけでマイナーリーグへ降格となり、7月になって新外国人選手を探していたSKがヤンキースにトレードマネーを払い、契約に至った。
 メジャーリーグ通算2年間の成績は5試合に登板、0勝1敗、防御率4.20。マイナーリーグ通算5年間の成績は169試合に登板、25勝13敗6セーブ、防御率3.05。ゴードンは12日にも韓国へ入国し、チームに合流する予定。SKでは手薄な先発陣の一角を任されると思われる。
 また、退団が決まったジム・マグレーンは、2010年台湾プロ野球で活躍した実績を買われ入団したものの、先発要員として活躍できず、16試合に登板、2勝6敗、防御率5.37の成績で期待に応えられなかった。