ロッテ 5−8 SK (仁川・文鶴)
(勝)イ・スンホ(背番号37) 5勝1敗 (敗)イム・ギョンワン 1勝3敗
(本塁打) ロッテ : ソン・アソプ 6号、イ・デホ 17号
ロッテは1回表、SKの先発ソン・ウンボムから3番ソン・アソプ、4番イ・デホの2者連続本塁打で2点を先制し、4回表1番チョン・ジュヌ、2番イ・イング、ソン・アソプのタイムリーで3点を追加した。SKは4回裏、ロッテの先発コ・ウォンジュンから4番イ・ホジュンのタイムリー、6番パク・チェサンへの押し出しの四球、7番チェ・ギョンチョル、8番パク・チンマンの2者連続の犠牲フライで4−5と1点差に迫った。SKは5回以降2番手イ・スンホ(背番号37)が好投すると、7回裏ロッテの2番手イム・ギョンワンからチャンスを作り、代わった3番手イ・ミョンウから3番パク・チョングォンへの押し出しの四球で同点に追いつき、4番手イ・ジェゴンからイ・ホジュン、5番チェ・ジョンのタイムリーで8−5と逆転した。
SKは8回以降チョン・ビョンドゥ、チョン・デヒョンの継投で相手の反撃を断ち、逆転勝ちで3連勝し混戦が続く上位4チームの中で首位の座を守り続けている。先発ソン・ウンボムこそ4回5失点と打たれたが、リリーフ陣が好投し逆転を待つSKらしい試合だった。一方5位ロッテは先発コ・ウォンジュンを7回途中まで引っ張ったが、中継ぎ陣が崩壊し5点差を守りきれず逆転負けした。
キア 3−12 ハンファ (大田)
(勝)リュ・ヒョンジン 6勝6敗 (敗)ソン・ヨンミン 4勝2敗4S
(本塁打) キア : ナ・ジワン 2号 ハンファ : イ・デス 6号、イ・ヨサン 2号
試合はキアの先発ソ・ジェウン、ハンファの先発リュ・ヒョンジンの投手戦となり、互いに5回まで無得点が続いた。キアは6回表、リュ・ヒョンジンから5番ナ・ジワンの3ランで先制し均衡を破った。ハンファも6回裏3番チャン・ソンホのタイムリーで1点を返すと、代わったキアの2番手ソン・ヨンミンから4番チェ・ジンヘン、代打コ・ドンジンのタイムリーで3−3の同点に追いつき、さらに代わった3番手シム・ドンソプから代打イ・デスのタイムリーで4−3と逆転した。さらに7回裏チェ・ジンヘンへの押し出しの四球で1点を追加すると、代わったキアの4番手パク・キョンテから5番ガルシア(元オリックス)のハンファ入団後初打点となる2点タイムリー、5番手チョ・テスからイ・デスの満塁本塁打で大量リードを奪った。
6位ハンファは8回以降パク・チョンジン、チャン・ミンジェの継投で相手の反撃を断ち、キア相手に大勝した。7回を3失点に抑え、11奪三振を記録したリュ・ヒョンジンは打線の援護もあり6勝目。打線ではイ・デスが1本塁打5打点、9番シン・ギョンヒョンが3安打と活躍。キアは6回の3ラン以外まともなチャンスが作れず、LGに勝ったサムソンに抜かれ3位に後退。
LG 3−7 サムソン (大邱)
(勝)ユン・ソンファン 5勝4敗 (敗)パク・ヒョンジュン 8勝4敗
(本塁打) サムソン : キム・サンス 2号、チン・ガビョン 4号
サムソンは3回裏、LGの先発パク・ヒョンジュンから9番キム・サンスの本塁打、3番パク・ソンミン、5番チョ・ヨンフンのタイムリーなどで5点を先制した。サムソンの先発ユン・ソンファンは5回まで無失点に抑えていたが、LGは6回表5番チョン・ソンフンのタイムリーで1点を返した。だがサムソンも6回裏、LGの3番手キム・グァンスから6番チン・ガビョンの本塁打で1点、7回裏パク・ソンミンのタイムリーで1点を追加した。
LGは9回表、サムソンの2番手イ・ウソンから8番キム・テワン、9番パク・キョンスのタイムリーで2点を返したが、反撃もここまででサムソンが4連勝し、同率2位で並んでいたキアとLGを抜いて単独2位に浮上した。8回を1失点に抑えたユン・ソンファンが5勝目。11安打を記録した打線ではパク・ソンミンが3安打3打点、1番ペ・ヨンソプが3安打と活躍。LGは先発の最多勝争いトップの8勝をあげているパク・ヒョンジュンが4回途中5点で降板し、打線もサムソンと同じ11安打ながらつながりを欠き、キアと同率3位に後退した。
ネクセン 3−5 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)フェルナンド 1勝2敗 (セーブ)チョン・ジェフン 2勝3敗4S (敗)ナイト 2勝7敗
(本塁打) ネクセン : チョ・ジュングン 3号 トゥサン : キム・ヒョンス 4号
トゥサンは1回裏、ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)から3番キム・ヒョンスの3ランで先制し、3回裏またもキム・ヒョンスのタイムリーで1点を追加した。ネクセンは4回表、トゥサンの先発フェルナンドから3番チョ・ジュングンの本塁打で1点を返し、6回表チョ・ジョングンの内野ゴロの間と、5番カン・ジョンホのタイムリーで3−4と1点差に迫った。だがトゥサンは6回裏、7番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を追加しナイトをノックアウトした。
7位トゥサンはイ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)、コ・チャンソン、チョン・ジェフンの継投で相手の反撃を断ち接戦を制し、就任したばかりのキム・グァンス監督代行に初白星をプレゼントした。6回途中まで3失点に抑えたフェルナンドは、韓国初勝利。打線ではキム・ヒョンスが3安打1本塁打4打点と活躍。最下位ネクセンはチャンスを生かしきれず4連敗。