11日のプロ野球4試合には合計で68612人の観客が集まり、2011年シーズンの中間点を待たずして史上最速となる通算227試合で総観客動員数300万人を突破した。
ＳＫ ７−１ トゥサン （ソウル・蚕室)
（勝）コ・ヒョジュン ２勝４敗 （敗）ソ・ドンファン １勝２敗
（本塁打） ＳＫ ： チェ・ジョン ７号
ＳＫは1回表、トゥサンの先発ソ・ドンファンから3番パク・チョングォンのタイムリーで1点を先制し、2回表1番キム・ガンミンのタイムリーで1点、3回表トゥサンの2番手イ・ヒョンスンから5番チェ・ジョンの本塁打で2点を追加した。トゥサンは3回裏、ＳＫの先発コ・ヒョジュンから1番イ・ジョンウクの犠牲フライで1点を返したが、ＳＫは4回表イ・ヒョンスン、トゥサンの3番手キム・サンヒョンから4番イ・ホジュン、チェ・ジョンのタイムリーで2点、5回表9番チョ・ドンファのタイムリーで1点を追加した。
ＳＫは6回途中からイ・スンホ(背番号20)、コ・ヒョジュン、チョン・ビョンドゥの継投で相手の反撃を断ち快勝し、キア、ＬＧ、サムソンとの大混戦の中で首位の座を守った。6回途中まで1失点に抑えたコ・ヒョジュンが2勝目。12安打と爆発した打線では、チェ・ジョンが1本塁打3打点、2番チョン・グヌが3安打と活躍。不振のトゥサンは、先発ソ・ドンファンが2回持たず降板し、打線もたった6安打に抑えられるなど覇気がなく、ハンファがロッテに勝ったため6位を奪回してからたった1日で7位に後退した。
ＬＧ １４−８ キア （群山）
（勝）チェ・ソンミン １勝 （敗）チャ・ジョンミン １敗
（本塁打） ＬＧ ： ソ・ドンウク ５号、イ・ビョンギュ(背番号9) １１号、パク・ヨンテク １０号、チョン・ソンフン ４号、パク・ピョンホ １号 キア ： イ・ボムホ １２号、キム・ジュヒョン ５号、チャ・イルモク ３号
ＬＧは1回表、キアの先発チャ・ジョンミンから2番ソ・ドンウク、3番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)の2者連続本塁打で2点を先制し、キアは2回裏、ＬＧの先発シム・スチャンから1番イ・ヨンギュへの押し出しの四球で1点を返した。ＬＧは3回表4番パク・ヨンテクの2ランでチャ・ジョンミンをノックアウトし、キアもその裏3番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で1点を返した。ＬＧは4回表、キアの2番手キム・ヒィゴルからパク・ヨンテクの2点タイムリー、5番チョン・ソンフンの2ランで4点、5回表ソ・ドンウクのタイムリーで1点を追加し、9−2とリードを広げた。
キアは5回裏、ＬＧの2番手チェ・ソンミン、3番手ハン・ヒィから5番キム・ジュヒョン、7番シン・ジョンギルへの押し出しの四球で2点、6回裏ハン・ヒィ、ＬＧの4番手イ・ドンヒョンからイ・ヨンギュ、4番チェ・ヒィソプのタイムリーで2点を返し、6−9と3点差に迫った。ＬＧは8回表、キアの4番手シム・ドンソプから相手のエラーで2点、9回表キアの5番手チョ・テスから途中出場の3番パク・ピョンホの本塁打で3点を追加した。
キアは9回裏、ＬＧの5番手イ・サンヨルから5番キム・ジュヒョン、途中出場の6番チャ・イルモクの2者連続本塁打で2点を返したが、反撃もここまででＬＧが5本塁打の一発攻勢で大勝し、キアとの同率2位から単独2位に浮上し、首位ＳＫとゲーム差なしで並んでいる。16安打と爆発した打線ではソ・ドンウクが4安打2打点、パク・ヨンテクが3安打1本塁打4打点と活躍。9日まで8連勝と絶好調だったキアは先発チャ・ジョンミンが3回持たず降板し3位に後退したが、8得点を挙げるなど勢いは感じさせた。
(4打点と活躍したパク・ヨンテク。)
サムソン ６−３ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）門倉 ５勝３敗 （セーブ）オ・スンファン １勝１７Ｓ （敗）ムン・ソンヒョン １勝５敗
（本塁打） サムソン ： パク・ハニ ２号
サムソンは3回表、ネクセンの先発ムン・ソンヒョンから4番チェ・ヒョンウのタイムリー、5番チョ・ヨンフンの犠牲フライで3点を先制し、4回表2番パク・ハニの3ランでムン・ソンヒョンをノックアウトした。ＳＫの先発門倉(元読売)は6回まで無失点を続けていたが、ネクセンは7回裏代打ホ・ジュンのタイムリーと相手のエラーで3点を返した。
4位サムソンはチョン・ヒョヌク、クォン・ヒョク、守護神オ・スンファンの継投で相手の反撃を断ちネクセン戦の連勝を5に伸ばし、ＳＫ、ＬＧ、キアとの大混戦の首位争いに食らいついている。7回を3失点に抑えた門倉が5勝目。打線では1番ペ・ヨンソプが3安打と活躍。4回途中6失点と結果を残せなかったムン・ソンヒョンはこれで自身5連敗となり、ネクセンは打線も振るわず最下位独走態勢に入りつつある。その中でも4回途中から2番手として登板したキム・スギョンは、2010年4月以来1年2ヶ月ぶりの1軍登板で7回までを無失点と好投し、かつて現代の主力投手として活躍したころの面影を感じさせた。
ハンファ ９−３ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）キム・ヒョンミン ４勝３敗１Ｓ （敗）イ・ジェゴン １勝４敗１Ｓ
（本塁打） ハンファ ： カン・ドンウ ７号、ハン・サンフン ２号、チェ・ジンヘン １２号
ハンファは1回表、ロッテの先発イ・ジェゴンから1番カン・ドンウの先頭打者本塁打で1点を先制し、2回表相手のエラー、2番ハン・サンフンの3ランで4点を追加した。さらに3回表、ロッテの2番手キム・イリョプから6番イ・デスの犠牲フライで1点を追加し、ロッテもその裏、ハンファの先発キム・ヒョンミンから1番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を追加した。ハンファは4回表ハン・サンフンの併殺打の間に1点、6回表ロッテの3番手の大卒新人キム・ミョンソンからハン・サンフンのタイムリーで1点を追加した。ロッテも6回裏、3番ソン・アソプのタイムリー、5番カン・ミンホの内野ゴロの間で2点を返した。
ハンファは7回表4番チェ・ジンヘンの本塁打で1点を追加し、チャン・ミンジェ、マ・イリョン、シン・ジュヨンの継投で相手の反撃を断ち快勝し、トゥサンがＳＫに敗れたため1日で6位の座に返り咲いた。7回途中まで3失点に抑えたキム・ヒョンミンが4勝目。14安打と爆発した打線ではハン・サンフンが3安打1本塁打4打点、カン・ドンウが3安打1本塁打1打点と活躍。5位ロッテは先発イ・ジェゴンが3回途中5失点で降板で試合の主導権を握れず、打線もつながらなかった。チョン・ジュヌが3安打1打点と活躍。
