ロッテ ８−２ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）イ・ジェゴン １勝３敗 （敗）イ・ヨンウク １敗
（本塁打） ロッテ ： パク・チョンユン １号、ホン・ソンフン １号
ＳＫは2回表、無死1，3塁のピンチで先発イ・ヨンウクを早々と2番手コ・ヒョジュンに交代させると、ロッテは7番パク・チュンソの内野ゴロの間、2番パク・チョンユンの満塁本塁打で5点を先制した。さらにロッテは3回表、ＳＫの3番手チョン・ジュンホから5番ホン・ソンフンの2ランでリードを広げ、先発イ・ジェゴンも好投を続けた。ＳＫは5回裏9番チョ・ドンファのタイムリーで2点を返した。
ロッテは7回表、ＳＫの4番手キム・テフンから8番ファン・ジェギュンの内野ゴロの間に1点を追加した。8回以降は2番手キム・スワンが相手の反撃を断ち、ロッテがＳＫに大勝し3連勝で勝率を5割に乗せ、サムソン、キアと同率4位に並ぶ大混戦となった。サイドから巧みに変化球を操るイ・ジェゴンは、7回2失点の好投で開幕3連敗から脱し2011年シーズン初勝利。打線では6番チョ・ソンファンが3安打と活躍。首位ＳＫは得意の早めの継投が失敗し大敗した。
(2011年シーズン初勝利をあげたイ・ジェゴン。)
ＬＧ ０−１１ キア （光州）
（勝）ユン・ソンミン ４勝１敗 （敗）リズ ２勝５敗
（本塁打） キア ： シン・ジョンギル １号
キアは1回裏、ＬＧの先発リズから3番キム・ウォンソプ、5番キム・サンヒョン、9番アン・チホンのタイムリーで5点を先制し、3回裏7番シン・ジョンギルの本塁打で1点を追加した。先発ユン・ソンミンも好投し、打線は4回裏、ＬＧの2番手パク・トンウクからキム・サンヒョン、アン・チホンのタイムリーや相手のエラーなどで5点を追加し、11点の大量リードを奪った。
キアは7回以降シム・ドンソプ、イ・サンファ、チョ・テス、ソン・ヨンミンの継投で相手の反撃を断ち、打線の爆発と完封リレーで大勝し、勝率5割となったがサムソン、ロッテと同率4位で並ぶ大混戦となった。6回を無失点、奪三振10個と好投し、このところ22イニング連続無失点と絶好調のユン・ソンミンは自身3連勝となる4勝目。打線ではアン・チホンが3安打3打点、キム・サンヒョンが2安打3打点と活躍。2位ＬＧは先発リズが3回7失点と乱調で、打線もたった3安打に抑えられてしまってはどうしようもなかった。
(4勝目をあげたユン・ソンミン。)
ハンファ １−８ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ヨンチャン １勝１敗 （敗）ヤン・フン ３敗
（本塁打） トゥサン ： イ・ソンヨル １号
トゥサンは1回裏、ハンファの先発ヤン・フンから2番イ・ソンヨルの本塁打で1点を先制し、3回裏3番イ・ジョンウク、5番チェ・ジュンソクのタイムリーで3点、4回裏相手のパスボールで1点を追加した。トゥサンの先発イ・ヨンチャンも好投し、トゥサンは5回裏ハンファの2番手チョン・ジェウォンの暴投、代わったハンファの3番手デポーラから8番ヤン・ウィジの2点タイムリーでリードを広げ、8−0と一方的展開となり、6回からキム・ソンベ、イ・ヒョンスンなど継投策に出た。
ハンファは8回表、トゥサンの4番手コ・チャンソンから代打シン・ギョンヒョンのタイムリーで1点を返したが、最後は5番手キム・サンヒョンが抑え3位トゥサンが大勝し、勝率5割を突破した。かつて抑えとして活躍していたイ・ヨンチャンは5回を無失点に抑え、プロ5年目にして初の先発勝利を記録した。最下位ハンファは先発ヤン・フンが4回4失点と期待に応えられずミスも目立ち、打線もたった3安打に抑えられてしまいなすすべがなかった。
ネクセン ５−１１ サムソン （大邱）
（勝）アン・ジマン ３勝３敗 （敗）クム・ミンチョル ２勝４敗
（本塁打） ネクセン ： ソン・ジマン ２号
サムソンは3回裏、ネクセンの先発クム・ミンチョルから3番パク・ソンミンへの押し出しの死球、相手のエラーや5番ガーコのタイムリーで早々とクム・ミンチョルをノックアウトすると、代わったネクセンの2番手ペ・ヒムチャンから代打パク・ハニの2点タイムリーで6−0とリードを広げた。ネクセンは4回表、サムソンの先発アン・ジマンから7番カン・ビョンシクのタイムリーで1点を返したが、サムソンはその裏1番ペ・ヨンソプの犠牲フライで1点を追加した。ネクセンは6回表代打ソン・ジマンの3ランで4−7と追い上げたが、サムソンは7回裏、ネクセンの5番手マ・ジョンギルからガーコ、6番チン・ガビョンへの2者連続押し出しの四球で2点、8回裏パク・ソンミンのタイムリーで2点を追加した。
ネクセンは9回表、サムソンの3番手イ・ウソンから代打オ・ユンのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまででサムソンが快勝し、勝率5割に復帰したがロッテ、キアと並ぶ同率4位となった。6回途中3失点で降板したが、打線の援護もありアン・ジマンが3勝目。15安打ながら5得点と石膏が目立ったネクセンに対して、サムソンは合計12四死球と相手の自滅もあり7安打で11得点と対照的な試合だった。ネクセン打線では3番ユ・ハンジュン、5番アルドリッジが3安打ずつと活躍。
