キア １−２ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）イ・スンホ(背番号20) ３勝１敗 （セーブ）チョン・デヒョン ７Ｓ （敗）トラビス １勝３敗
ＳＫは4回裏、キアの先発トラビスからチャンスを作ると、4番イ・ホジュンのショートゴロで3塁走者チョ・ドンファが相手のタッチをかいくぐって1点を先制した。ＳＫはさらに5回裏、1番チョン・グヌのタイムリーで1点を追加した。ＳＫの先発コ・ヒョジュンは無失点ながら4回表同点のピンチを迎えると2番手イ・スンホ(背番号20)に交代し、6回まで無失点に抑えた。キアは7回表、ＳＫの3番手チョン・ウラムから2番キム・ソンビンのタイムリーで1点差に迫った。
キアは9回表同点のチャンスを作ったが、最後は4番手チョン・デヒョンが抑え首位ＳＫが接戦を制し、5連勝と圧倒的な強さを見せている。特に2011年シーズンはここまでキア相手に3戦負けなしである。6位キアは先発トラビスが7回途中まで2失点と好投したが、打線がＳＫ得意の継投策の前にかわされてしまい援護できなかった。打線ではキム・ソンビンが3安打1打点と活躍。
ＬＧ ９−５ サムソン （大邱）
（勝）イム・チャンギュ １勝 （敗）チャン・ウォンサム １勝１敗
（本塁打） ＬＧ ： パク・ヨンテク ７号、チョ・インソン ６号
サムソンは1回裏、ＬＧの先発キム・グァンサムから4番チェ・ヒョンウ、6番チョ・ヨンフンのタイムリーで3点を先制した。ＬＧは2回表、サムソンの先発チャン・ウォンサムから4番パク・ヨンテクの本塁打王争いトップの7号ソロ、5番チョ・インソンのソロと2者連続本塁打、1番イ・デヒョンの2点タイムリー、相手のエラーで5−3と逆転した。さらにこの回代わったサムソンの2番手イ・ウソンから3番チョン・ソンフンのタイムリーで1点を追加した。サムソンは2回裏2番パク・ハニのタイムリーで1点、3回裏ＬＧの2番手の高卒新人イム・チャンギュから7番シン・ミョンチョルの併殺打の間に1点を返した。
ＬＧは4回表イ・ウソンの暴投、パク・ヨンテクのタイムリーで2点を追加し、チェ・ソンミン、ハン・ヒィの継投で反撃を許さなかった。ＬＧは9回表、サムソンの4番手の大卒新人イム・ヒョンジュンから相手のエラーで1点を追加し、イ・サンヨル、イ・ドンヒョンの継投で9回裏を3人で抑え、トゥサンがロッテに敗れたため2位に浮上した。2回途中から6回途中まで1失点と好投したイム・チャンギュがプロ初勝利。16安打と爆発した打線ではパク・ヨンテクが3安打1本塁打2打点、チョ・インソンが3安打1本塁打1打点と活躍。先発チャン・ウォンサムが2回持たず5失点と結果を残せなかった4位サムソンは勝率5割に戻ってしまい、なかなか上位進出のきっかけをつかめない。
ロッテ １０−６ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）チャン・ウォンジュン ４勝１敗 （セーブ）コーリー １勝２敗１Ｓ （敗）キム・ソンベ １勝２敗１Ｓ
（本塁打） ロッテ ： カン・ミンホ ３号
ロッテは1回表、トゥサンの先発キム・ソンベから3番ソン・アソプの内野ゴロの間、相手のエラー、7番チョ・ソンファンのタイムリーで4点を先制した。さらにロッテは4回表9番ムン・ギュヒョン、1番チョン・ジュヌ、4番イ・デホのタイムリーで4点を追加した。トゥサンも4回裏、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから5番チェ・ジュンソクのタイムリーや相手のエラーで3点を返した。ロッテは5回表6番カン・ミンホの本塁打で1点を追加し、トゥサンもその裏2番チョン・スビン、チェ・ジュンソク、6番ユン・ソンミンのタイムリーで3点を返した。
7位ロッテは6回以降2番手コーリー(元千葉ロッテ)が好投し、9回表トゥサンの4番手イム・テフンから1点を追加すると、コーリーがそのまま最後まで投げ勝利した。5回6失点と乱調だったが、打線の援護もありチャン・ウォンジュンは4勝目。先発から抑えに転向したコーリーが韓国初セーブ。18安打と爆発した打線ではチョ・ソンファンが4安打1打点、イ・デホが3安打2打点、チョン・ジュヌが3安打1打点と活躍。先発キム・ソンベが5回9失点と打たれてしまったトゥサンは、ＬＧがサムソンに勝ったため3位に後退。
ネクセン ８−９ ハンファ （大田）
（勝）オネリー ２勝１敗４Ｓ （敗）イ・ボグン １勝１敗１Ｓ
（本塁打） ネクセン ： カン・ジョンホ １号、オ・ユン １号、アルドリッジ ４号
ネクセンは4回表、ハンファの先発チャン・ミンジェから4番カン・ジョンホの2ランで先制し、ハンファは5回裏、ネクセンの先発キム・ソンテから8番イ・ヒィグン、9番イ・ヨサンのタイムリーで2−2の同点に追いついた。ハンファは6回裏、ネクセンの2番手マ・ジョンギルから5番チョン・ウォンソクのタイムリーで1点を勝ち越すと、代わった3番手イ・ジョンフンから7番イ・デス、イ・ヒィグンのタイムリーや相手の暴投で7−2とリードを広げた。
ネクセンは7回表ハンファの3番手デポーラ、4番手パク・チョンジンから1番キム・ミヌ、3番ユ・ハンジュンのタイムリー、5番アルドリッジへの押し出しの四球で3点を返し、8回表ハンファの6番手オネリーから途中出場の2番オ・ユンの2ランで7−7の同点に追いついた。ハンファは8回裏、ネクセンの6番手イ・ボグンから相手のエラーで1点を勝ち越したが、ネクセンも9回表オネリーからアルドリッジの本塁打で8−8の同点に追いついた。だが最下位ハンファは9回裏、イ・ボグンから途中出場の5番チョン・ヒョンテのタイムリーでサヨナラ勝ちし、シーソーゲームを制した。5位ネクセンではキム・ミヌ、ユ・ハンジュンが3安打1打点と活躍。
