トゥサン １−３ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）グローバー ２勝 （セーブ）チョン・ウラム ３勝２Ｓ （敗）キム・ソンベ １勝１敗
トゥサンは1回表、ＳＫの先発グローバー(元読売)から3番オ・ジェウォンの犠牲フライで1点を先制した。ＳＫは3回裏、トゥサンの先発キム・ソンベから2番イム・フンの犠牲フライで1−1の同点に追いつき、4回裏6番イ・ホジュンのタイムリーで2−1と逆転した。グローバーも好投し反撃を許さない。
首位ＳＫは8回裏、トゥサンの3番手コ・チャンソンからイ・ホジュンのタイムリーで1点を追加し、最後は2番手チョン・ウラムが抑え逆転勝ちし、2位トゥサンとのゲーム差を広げた。8回を1失点と好投したグローバーが2勝目。打線ではイ・ホジュンが3安打2打点と活躍。トゥサンはたった2安打に抑えられてしまってはどうしようもなかった。
ハンファ ３−１ サムソン （大邱）
（勝）リュ・ヒョンジン ２勝４敗 （敗）ペ・ヨンス ３勝１敗
（本塁打） ハンファ ； チャン・ソンホ １号
ハンファは1回表、サムソンの先発ペ・ヨンスから、史上17人目の個人通算200本目となる3番チャン・ソンホの2ランで先制し、先発リュ・ヒョンジンも好投を続けた。サムソンは4回裏5番ガーコのタイムリーで1点を返し、ペ・ヨンスも好投し追加点を許さず、両チームのエース格どうしの投手戦となった。ハンファは9回表、サムソンの3番手の大卒新人イム・ジュンヒョクから1番カン・ドンウのタイムリーで1点を追加した。
9回裏最後のマウンドもリュ・ヒョンジンが上がり相手の反撃を断ち逃げきり、最下位ハンファが意地を見せた。ハンファのエースで2011年シーズンなかなか勝てなかったリュ・ヒョンジンは、134球1失点完投で2勝目をあげた。打線ではカン・ドンウが3安打1打点と活躍。一方3位サムソンはリュ・ヒョンジンの前にわずか4安打に抑えられ、ペ・ヨンスの8回2失点の好投を見殺しにしてしまった。
ロッテ ７−２ キア （光州）
（勝）チャン・ウォンジュン ３勝１敗 （敗）キム・ヒィゴル ２敗
（本塁打） キア ： イ・デホ ５号
ロッテは1回表、キアの先発キム・ヒィゴルから5番ホン・ソンフンへの押し出しの死球、6番チョ・ソンファンの内野ゴロの間、7番ファン・ジェギュンのタイムリーで4点を先制した。キアも2回裏、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから7番キム・ジュヒョンのタイムリーで1点を返したが、ロッテは3回表、キアの2番手パク・キョンテから4番イ・デホの場外本塁打で1点、4回表3番ソン・アソプのタイムリーで1点を追加すると、この回代わったキアの3番手ソン・ヨンミンからイ・デホのタイムリーでダメを押した。
この後キアはチョ・テスが好投し追加点を与えなかったが、チャン・ウォンジュンはその後反撃を許さなかった。キアは9回裏、ロッテの3番手イ・ジョンミンから途中出場の8番チャ・イルモクのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで7位ロッテが快勝した。7回を1失点に抑えたチャン・ウォンジュンが3勝目。打線ではファン・ジェギュンが3安打2打点と活躍。キアは先発キム・ヒィゴルが1回4失点で降板となってしまい、打線も8安打とつながらないなど思うように調子が上がらず、ＬＧに勝ったネクセンと同率5位に並ばれた。打線ではキム・ジュヒョンが3安打1打点と活躍。
ネクセン １０−９ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ソン・シニョン ２勝７Ｓ （セーブ）イ・ボグン １勝１Ｓ （敗）キム・グァンス １勝１敗５Ｓ
ＬＧは1回裏、ネクセンの先発キム・ソンヒョンから3番イ・テックンの犠牲フライ、5番チョン・ソンフンのタイムリーで2点を先制し、ネクセンは2回表、ＬＧの先発シム・スチャンから6番カン・ビョンシクのタイムリー、2番パク・チョンジュンへの押し出しの四球、3番ユ・ハンジュンのタイムリーで4−2と逆転した。ＬＧもその裏1番イ・デヒョンのタイムリーで1点を返した。ネクセンは4回表、ＬＧの2番手ポン・ジュングンからユ・ハンジュンの犠牲フライで1点、5回表8番カン・グィテのタイムリーで1点を追加した。
ＬＧは5回裏6番チョン・ウィユンの内野ゴロの間に1点を返し、6回裏ネクセンの3番手オ・ジェヨンから2番イ・ジニョンのタイムリー、4番手マ・イリョンの暴投で4点を奪い、8−6と逆転した。ネクセンは8回表、ＬＧの4番手イ・サンヨル、5番手イ・ドンヒョンから5番アルドリッジ、代打オ・ユンのタイムリーや相手のエラーで9−8と逆転した。しかしＬＧは8回裏、ネクセンの6番手ソン・シニョンから4番パク・ヨンテクのタイムリーで9−9の同点に追いつき、試合は延長に突入した。
ネクセンは11回表、ＬＧの6番手キム・グァンスから4番カン・ジョンホのタイムリーで1点を勝ち越すと、最後は7番手イ・ボグンが抑え、5時間19分の熱闘を制し、ロッテに敗れたキアと並んで同率5位に浮上した。打線ではユ・ハンジュンが4安打3打点と活躍。3位ＬＧはシム・スチャン、ポン・ジュングンと主力として期待されている投手の内容が悪く乱打戦に持ち込まれ、ネクセンの16安打を上回る18安打の打線の勢いを生かせなかった。打線ではイ・ジニョンが5安打3打点、パク・ヨンテクが3安打1打点と活躍。
