サムソン ４−５ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）ソン・ウンボム ２勝 （敗）門倉 １敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・チョングォン ２号、チョン・サンホ ２号、チョン・グヌ ２号
ＳＫは1回裏、サムソンの先発の新外国人門倉(元読売)から4番チョン・サンホのタイムリーで2点を先制し、3回裏3番パク・チョングォン、チョン・サンホの2者連続本塁打で2点を追加した。サムソンは5回表、ＳＫの先発ソン・ウンボムから2番パク・ハニの犠牲フライで1点を返した。ＳＫは7回裏、サムソンの3番手チョン・イヌクから1番チョン・グヌの本塁打で1点を追加し、6回途中からチョン・ビョンドゥ、チョン・デヒョンの継投で反撃を許さない。
サムソンは9回表、ＳＫの4番手イ・スンホ(背番号20)から4番チェ・ヒョンウ、5番パク・ソンミンのタイムリーで4−5と1点差に迫ったが、反撃もここまででＳＫが5勝1敗と首位をキープした。これまでのリリーフから先発に転向したソン・ウンボムが、6回途中まで1失点と好投し2勝目。打線ではパク・チョングォンが3安打1本塁打1打点、2試合連続本塁打のチョン・サンホが3安打1本塁打3打点と活躍。門倉は、2009年から2010年まで在籍していた古巣相手に6回途中4失点と結果を残せなかった。
キア ９−１０ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）イム・テフン １勝２Ｓ （敗）ソ・ジェウン １敗
（本塁打） トゥサン ： ソン・シホン １号
キアは1回表、トゥサンの先発イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)から4番チェ・ヒィソプのタイムリーで1点を先制し、2回表1番イ・ヨンギュのタイムリーで1点を追加した。だがトゥサンは2回裏、キアの先発ユン・ソンミンから9番ソン・シホンの3ランで3−2と逆転し、3回裏4番キム・ドンジュのタイムリー、6番オ・ジェウォンの犠牲フライ、8番ヤン・ウィジのタイムリーで4点を追加した。しかしキアは4回表イ・ヨンギュのタイムリーで1点を返し、イ・ヘェチョンはこの回途中で降板し、代わった2番手キム・ソンベから3番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーでもう1点を返した。さらにキアは5回表、トゥサンの2番手キム・ソンベから8番キム・ジュヒョンのタイムリーで5−7と2点差に迫り、トゥサンもその裏ヤン・ウィジのタイムリーで1点を返し8−5とした。
キアは7回表、トゥサンの3番手チョン・ジェフン、4番手イム・テフンからキム・ジュヒョン、イ・ヨンギュのタイムリー、3番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の犠牲フライで9−8と逆転した。トゥサンもその裏、キアの3番手ソ・ジェウンから代打チェ・ジュンソクのタイムリーで9−9の同点に追いつき、9回裏3番キム・ヒョンスのタイムリーでサヨナラ勝ちし、4時間以上の熱戦に決着をつけ3連勝となった。トゥサン打線ではヤン・ウィジが3安打3打点と活躍。先発ユン・ソンミンが5回で8失点と乱調だったキアは、一時は逆転する粘りを見せたものの3連敗。打線ではイ・ヨンギュが3安打4打点、キム・ジュヒョンが4安打2打点と活躍。
(9回裏サヨナラタイムリーを打ったキム・ヒョンス。)
ロッテ ６−１２ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）クム・ミンチョル １勝 （敗）キム・スワン １敗
（本塁打） ロッテ ： チョ・ソンファン １号 ネクセン ： アルドリッジ １号
ネクセンは1回裏、ロッテの先発イ・ジェゴンから3番の新外国人アルドリッジのタイムリーで1点を先制し、2回裏9番キム・ミヌのタイムリーで2点を追加した。ロッテは3回表、ネクセンの先発クム・ミンチョルから3番ホン・ソンフンの犠牲フライで1点を返し、5回表2番チョ・ソンファンの2ランで3−3の同点に追いついた。ネクセンは5回裏、ロッテの2番手キム・スワンから4番カン・ジョンホの2点タイムリーで勝ち越し、6番パク・チョンジュンの移籍後初打点となるタイムリーで1点を追加した。ロッテは6回表、ネクセンの2番手マ・ジョンギルから8番ムン・ギュヒョンのタイムリーで1点を返し、7回表ネクセンの4番手イ・ジョンフンから相手のエラーもあり5−6と1点差に迫った。
ネクセンは7回裏、ロッテの4番手カン・ヨンシク、5番手キム・サユルからカン・ジョンホ、代打オ・ユンのタイムリーで3点を追加し、8回裏ロッテの6番手ホ・ジュンヒョクからアルドリッジが韓国初本塁打となる3ランを打ちダメを押した。ロッテは9回表、ネクセンの5番手イ・ボグンから4番イ・デホのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまででネクセンが打線の爆発で大勝した。打線ではこれまで成績が低迷していたアルドリッジが3安打1本塁打4打点、カン・ジョンホが3安打3打点と活躍。一方ロッテは投手陣が崩壊しこれで3連敗。
ＬＧ １１−２ ハンファ （大田）
（勝）パク・ヒョンジュン ２勝 （敗）ヤン・フン １敗
（本塁打） ＬＧ ： イ・ビョンギュ(背番号９) １，２号、パク・ヨンテク １号、チョ・インソン ２号
ＬＧは1回表、ハンファの先発ヤン・フンから4番パク・ヨンテク、5番イ・ジニョンのタイムリーで3点を先制し、2回表3番イ・ビョンギュ(元中日、背番号9)の2ランでヤン・フンをノックアウトすると、さらにこの回代わった2番手マ・イリョンから4番パク・ヨンテクの本塁打で6−0とリードを広げた。勢いに乗るＬＧは3回表8番チョ・インソンの2ラン、パク・ヨンテクのタイムリーで3点を追加した。ハンファは4回裏、ＬＧの先発パク・ヒョンジュンから5番コ・ドンジンの2008年以来3年ぶりの打点となるタイムリーで1点を返したが、ＬＧは5回表、ハンファの3番手チャン・ミンジェからイ・ビョンギュのこの試合2本目となる本塁打で1点を追加した。
ＬＧは7回表、ハンファの4番手パク・チョンジンから相手のエラーもあり1点を追加した。ハンファは9回裏、ＬＧの4番手ハン・ヒィから9番イ・ヒィグンのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまででＬＧが打線の爆発で大勝し3連勝となった。7回途中まで1失点と好投したパク・ヒョンジュンが2勝目。打線ではパク・ヨンテクが4安打1本塁打3打点、イ・ビョンギュが2本塁打3打点と活躍。ハンファは投手陣が崩壊、打線も沈黙といいところがなかった。
（文責 ： ふるりん）
