DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  サムソン、新外国人ガーコの2打席連続本塁打で勝利  

LG 3−4 SK  (仁川・文鶴)
(勝)イ・スンホ(背番号20) 2勝  (敗)キム・ソンギュ 1勝1敗
本塁打)  LG : キム・テワン 2号 
 SKは1回裏、LGの先発の新外国人ジュキッチから6番パク・チェホンのタイムリーで2点を先制し、先発チョン・ビョンドゥも4回を無失点と好投した。LGはジュキッチがわき腹の痛みを訴えたため、2回から2番手シン・ジョンナクを登板させた。SKは4回裏、LGの3番手チャン・ジニョンから1番チョン・グヌのタイムリーで1点を追加した。LGは5回表、SKの2番手チョン・ジュンホから9番ソ・ドンウクのタイムリーで1点を返した。SKは6回以降イ・ヨンウク、キム・テフンの継投、LGは高卒新人イム・チャンギュ、オ・サンミンなどの継投で得点を与えない。
 LGは9回表、SKの5番手イ・スンホ(背番号20)から途中出場の8番キム・テワンの2ランで3−3の同点に追いついた。SKは9回裏、LGの5番手キム・ソンギュから代打パク・チョングォンのタイムリーで4−3とサヨナラ勝ちした。2010年韓国シリーズ優勝の王者SKは、示範競技ここまで4勝5敗とあまり調子が上がってきていない。LGは9回表追いつく粘りを見せるなど、敗れたとはいえ依然として好調を維持している。
 
サムソン 9−4 ハンファ  (大田)
(勝)ペ・ヨンス 1勝1敗  (敗)ソン・チャンシク 2敗
本塁打) サムソン : ガーコ 1,2号
 サムソンは2回表、ハンファの先発ソン・チャンシクから8番ヒョン・ジェユンのタイムリーで1点を先制した。ハンファは3回裏、サムソンの先発ペ・ヨンスから3番キム・ギョンオンのタイムリーで2−1と逆転した。サムソンは4回表3番の新外国人ガーコの本塁打で2−2の同点に追いつき、6回表、ハンファの2番手ユ・ウォンサンからガーコの2打席連続本塁打となる3ランで逆転した。ハンファも6回裏4番チェ・ジンヘンのタイムリー、ペ・ヨンスの暴投で2点を返した。
 サムソンは7回表、ハンファの4番手ホ・ユガン、5番手ユン・ギュジンから途中出場の6番キム・ギョンモのタイムリー、相手の暴投やエラーなどで3点、8回表ハンファの7番手ユン・ギホから途中出場の4番チョン・ヒョンシクのタイムリーで1点を追加した。6回以降大卒新人イム・ヒョンジン、チョン・ヒョヌク、クォン・オジュン、イム・ジヌの継投で相手の反撃を断ったサムソンが逆転勝ちした。ペ・ヨンスは6回途中4失点と、先発として最低限の仕事をこなした。打線では期待の新外国人ガーコが2本塁打4打点と活躍。ハンファでも先発ローテーション入りを狙うソン・チャンシクが5回まで2失点と結果を残した。打線ではキム・ギョンオンが3安打2打点と活躍。
    

ネクセン 1−5 トゥサン  (ソウル・蚕室)
(勝)イ・ヒョンスン 1勝  (セーブ)イム・テフン 2S  (敗)キム・ソンヒョン 2敗
 トゥサンは3回裏、ネクセンの先発キム・ソンヒョンから3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を先制し、先発イ・ヒョンスンも4回を無失点と好投した。キム・ソンヒョンもこれ以上追加点を与えず、5回途中から2番手オ・ジェヨンに交代した。ネクセンのイ・ボグン、マ・ジョンギルといったリリーフ陣も好投するが、トゥサンは5回からチョン・ジェフン、7回からコ・チャンソンを登板させ同点打を許さない。
 トゥサンは8回裏、ネクセンの5番手イ・ジョンフン、6番手ペ・ヒムチャンから途中出場の4番ユン・ソンミン、途中出場の5番オ・ジェウォン、代打キム・ジェファンのタイムリー、8番ヤン・ウィジの内野ゴロの間に4点を追加した。ネクセンは9回表、トゥサンの5番手イム・テフンから代打イ・スンヨンの内野ゴロの間に1点を返したが、反撃もここまででトゥサンが快勝した。


(3回裏キム・ヒョンスが先制タイムリーを打つ。)


キア 1−3 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)キム・スワン 1勝  (セーブ)コ・ウォンジュン 2S  (敗)シン・ヨンウン 1敗
本塁打) キア : キム・サンヒョン 1号
 キアの先発ソ・ジェウン、ロッテの先発チャン・ウォンジュンはピンチを迎えながらも、4回まで無失点を続けた。ロッテは5回裏、ソ・ジェウンから6番カン・ミンホのタイムリーで1点を先制した。キアは6回表、ロッテの2番手キム・スワンから代打キム・サンヒョンの本塁打で1−1の同点に追いついたが、ロッテはその裏、キアの2番手シン・ヨンウンから5番ホン・ソンフンの2点タイムリーで勝ち越した。
 キアはこの後クァク・チョンチョル、ソン・ヨンミンが追加点を与えなかったが、ロッテはキム・スワンが7回まで投げ、最後は3番手コ・ウォンジュンが抑え接戦を制した。チャン・ウォンジュンは5回途中まで1失点と、左のエースとして順調な調整を続けている。打線ではホン・ソンフンが3安打2打点と活躍。キアもソ・ジェウンが5回を1失点と好投したが、打線が9安打ながらつながらず1得点のみだった。