DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   イ・デホの年俸、年俸調停委員会により球団提示額の6億3000万ウォン

 KBO(韓国野球委員会)は20日年俸調停委員会を開き、先日年俸調停を申請したロッテのイ・デホ選手の年俸を、球団側の提示した前年比2億4000万ウォン増の6億3000万ウォンとする決定を下した。2010年、史上初となる自身2度目の打撃三冠王となったイ・デホは7億ウォンを要求しており、結局球団側が勝利したことになる。委員会が球団側の提示額を認めた理由のひとつに、かつてサムソンの主砲として活躍し、年間本塁打数(56本)の新記録を達成したイ・スンヨプ(現オリックス)の2003年の年俸と同額であるということがあげられる。これまで年俸調停委員会はイ・デホの件も含めて20回開催されたが、自己を正当化する資料が用意しにくい選手側の要求額が認められたのは2002年のユ・ジヒョン(当時LGに所属)だけである(実際年俸調停が申請されたのはこれまで96件あるが、76件は却下されている)。