釜山で合宿中の広州アジア大会韓国代表は7日、社稷野球場でロッテと練習試合を行った。
ロッテは1回表、韓国代表の先発リュ・ヒョンジン(ハンファ)からイ・イングの内野ゴロの間に1点を先制した。韓国代表はロッテ側で先発登板したヤン・ヒョンジョン(キア)から1回表チョン・グヌ(ＳＫ)のタイムリーで1−1の同点に追いつき、2回裏イ・ヨンギュ(キア)の犠牲フライで2−1と逆転した。しかしロッテは3回表リュ・ヒョンジンからイ・イング、チョン・フンのタイムリーで4−2と逆転し、韓国代表もその裏チュ・シンス(クリーブランドインディアンズ)の犠牲フライで1点を返した。
ロッテは4回表オ・ジャンフンのタイムリーで1点を追加した。韓国代表はその裏ヤン・ヒョンジョンからイ・ジョンウク(トゥサン)、チェ・ジョン(ＳＫ)、チュ・シンス、イ・デホ(ロッテ)、キム・ヒョンス(トゥサン)のタイムリーで一気に6点を奪い、9−5と逆転した。ヤン・ヒョンジョンの後を受けてロッテ側でイム・テフン(トゥサン)が登板したが、韓国代表は5回表チュ・シンス、キム・ヒョンスのタイムリーで2点、7回表イ・ジョンウクのタイムリーで1点を追加し、2番手ユン・ソンミン(キア)も4回途中から6回まで無失点と好投を見せた。ロッテは8回裏、韓国代表の4番手チョン・デヒョン(ＳＫ)から1点を返したが試合は8回で終了となり、12−6で韓国代表が国内最後の練習試合で勝利した。
打線では米国・メジャーリーグで活躍するチュ・シンスが3安打3打点と調子を上げてきた。だがリュ・ヒョンジンが4回もたず5失点、ヤン・ヒョンジョンも4回持たず7失点と、先発候補の左腕2人が打ち込まれ、投手陣には大いに不安を残した。韓国代表は9日ソウルに移動、10日中国・広州に向けて出発し、13日の大会緒戦・台湾戦に備える。
（文責 : ふるりん）
