ＳＫ ５−５ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（本塁打） ＳＫ ： キム・ガンミン １０号
ＳＫは3回表、ＬＧの先発ポン・ジュングンから3番イ・ジェウォン、4番イ・ホジュンのタイムリーで2点を先制し、4回表9番ナ・ジュファンのタイムリーで1点を追加し、先発イ・スンホ(背番号37)も5回を無失点と好投した。ＳＫは6回表6番キム・ガンミンの本塁打で1点を追加しポン・ジュングンをノックアウトしたが、ＬＧはその裏ＳＫの4番手コ・ヒョジュン、5番手チョン・ビョンドゥから代打イ・ビョンギュ(背番号24)への押し出しの四球、相手のエラー、8番パク・ヨングンへの押し出しの四球、途中出場の9番キム・ジュンホのタイムリーで5−4と逆転した。
ＬＧは7回以降イ・ボムジュン、イ・サンヨル、イ・ドンヒョンの継投で守りきろうとしたが、ＳＫは9回表ＬＧの5番手キム・グァンスから代打キム・ジェヒョンの犠牲フライで5−5の同点に追いついた。ＳＫは6番手チョン・ジュンホ、7番手ソン・ウンボムの好投で追加点を許さず、試合はこのまま延長に突入した。ＬＧは岡本(元埼玉西武)、パク・トンウクが好投し、10回裏1死満塁のチャンスを迎えたがソン・ウンボムからサヨナラのホームを踏むことはできなかった。
ＬＧは12回裏も、7月にＬＧからトレードで移籍したＳＫの8番手イ・ジェヨンから得点を奪えず、試合は12回を終えても同点だったが規定により引き分けとなった。2位サムソンがキアに勝ったため、首位ＳＫの公式戦優勝マジックナンバーは6のまま減らず、14日のロッテ戦から3試合連続で足踏み状態が続き、公式戦終盤で首位の座はまだわからなくなってきた。6位ＬＧでは3番イ・テックンが3安打と活躍。
サムソン ９−４ キア （光州）
（勝）レディング １勝２敗 （敗）チョン・ヨンウン １敗
（本塁打） サムソン ： チェ・ヒョンウ ２４号
サムソンは3回表、キアの先発チョン・ヨンウンから7番ペ・ヨンソプ、2番キム・サンスのタイムリーで3点を先制しチョン・ヨンウンをノックアウトした。キアはその裏、サムソンの先発レディングから9番イ・ヒョンゴンのタイムリー、1番シン・ジョンギルの内野ゴロの間に2点を返したが、サムソンは3回表キアの2番手キム・ヒィゴル、3番手ソン・ヨンミンからペ・ヨンソプ、8番チェ・サンビョンのタイムリー、代打イ・ヨンウクの犠牲フライで3点、6回表キアの4番手チョ・テスから4番チェ・ヒョンウの本塁打で3点を追加した。キアは7回裏サムソンの3番手チャ・ウチャンからシン・ジョンギルの内野ゴロの間に1点を返した。
キアは9回裏、サムソンの5番手イ・ウソンから途中出場の9番チャン・テソンのプロ2年目にしての初打点となるタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで2位サムソンが快勝し、足踏み状態の首位ＳＫとの差を縮め、公式戦逆転優勝に望みをつないだ。5回を2失点に何とか抑えた外国人投手レディングが、打線の援護もあり8月のサムソン入団後韓国初勝利。打線ではペ・ヨンソプが3安打2打点と活躍。5位キアは20歳の期待の若手左腕チョン・ヨンウンが2回持たずノックアウトされ、打線もレディングを攻略できずチャンスを生かせなかった。
