ロッテ−ネクセン(ソウル・木洞)は雨天中止。
SK 3−9 ハンファ (大田)
(勝)ブエノ 1勝2敗 (セーブ)ヤン・フン 4勝5敗8S (敗)イ・スンホ(背番号20) 6勝4敗20S
(本塁打) SK : チョン・サンホ 2号、チェ・ジョン 20号 ハンファ : チェ・ジンヘン 29号、シン・ギョンヒョン 10号
ハンファは1回裏、SKの先発イ・スンホ(背番号20)から4番チェ・ジンヘンの2ランで先制し、2回裏9番ハン・ユンソプのタイムリーでイ・スンホをノックアウトすると、3回裏SKの3番手パク・ヒィスから6番シン・ギョンヒョンのプロ13年目で初となる2ケタ本塁打の10号3ランで6−0とリードを広げた。SKは4回表、ハンファの先発ブエノから5番チェ・ジョンのタイムリーで1点を返し、4番手の大卒新人ムン・グァンウンも追加点を許さず、7回表ハンファの2番手ヤン・フンから7番チョン・サンホの本塁打でもう1点を返した。
しかしハンファは8回裏SKの6番手キム・ウォンヒョンから相手のエラー、代打キム・ガンの内野ゴロの間(プロ4年目にしての初打点)、代打イ・ヤンギのタイムリーで3点を追加した。SKは9回表チェ・ジョンのプロ6年目にして初となる20号本塁打で1点を返したが、最後はヤン・フンが抑え最下位ハンファが首位SK相手に快勝し、引き分け1つをはさんでの5連敗から脱出した。8月ハンファに入団し、6回途中まで1失点に抑えたブエノが韓国初勝利。打線では7番イ・デスが3安打と活躍。首位SKは先発イ・スンホが2回途中でノックアウトされるなど投手陣が崩壊し、打線もつながらず最下位相手にまさかの敗北を喫し、2位サムソンが勝ったため公式戦優勝へのマジックナンバーが9のままで足踏みしている。
LG 2−3 サムソン (大邱)
(勝)チョン・ヒョヌク 9勝1敗12S (敗)イ・ドンヒョン 6勝2敗4S
(本塁打) LG : イ・ビョンギュ(背番号9) 9号 サムソン : チェ・ヒョンウ 23号
サムソンは4回裏、LGの先発パク・ヒョンジュンから4番チェ・ヒョンウの本塁打で1点を先制し、先発チャ・ウチャンも4回まで無失点に抑えていた。LGは5回表、この回途中から登板したサムソンの2番手アン・ジマンから9番イ・デヒョンのタイムリーで1−1の同点に追いついた。サムソンもその裏LGの2番手イ・ソンヨルからチェ・ヒョンウのタイムリーで1点を勝ち越した。LGは8回表サムソンの3番手クォン・ヒョクから途中出場の7番イ・ビョンギュ(元中日、背番号9)の本塁打で2−2の同点に追いついた。試合はLGのキム・ギピョ、イ・ドンヒョン、サムソンのキム・ヒョナムなどの好投で互いに得点が入らず、延長に突入した。
2位サムソンは10回裏イ・ドンヒョンからチャンスを作ると、代わったLGの5番手キム・グァンスから2番チョ・ドンチャンのタイムリーでサヨナラ勝ちし、ハンファに敗れた首位SKとの差を縮め逆転優勝に望みをつないだ。10回表を無失点に抑えた5番手チョン・ヒョヌクが9勝目。打線ではサヨナラタイムリーを打ったチョ・ドンチャンが3安打1打点と活躍。6位LGは打線がつながらず3連敗で、試合のなかった5位キアとの差がさらに広がった。打線では5番チョン・ソンフンが3安打と活躍。