ロッテ ４−３ サムソン （大邱）
（勝）ソン・スンジュン １３勝６敗 （セーブ）キム・イリョプ ２勝１敗１Ｓ （敗）レディング ２敗
（本塁打） ロッテ ： チョン・ジュヌ １８号
ロッテは4回表、サムソンの先発の新外国人レディングから5番カン・ミンホの犠牲フライで1点を先制し、6回表4番イ・デホのタイムリーで1点を追加した。ロッテの先発ソン・スンジュンは好投を続け、打線は7回表サムソンの2番手クォン・オジュンから7番チョン・ジュヌの本塁打、3番手ペク・チョンヒョンの暴投で2点を追加した。サムソンはその裏5番カン・ボンギュのタイムリー、6番シン・ミョンチョルの内野ゴロの間に2点を返した。サムソンは8回裏にもロッテの3番手キム・イリョプから3番パク・ソンミンのタイムリーで1点を返した。
しかしその後はキム・イリョプが抑え、4位ロッテがその後1点差で逃げ切った。7回まで2失点に抑えたソン・スンジュンはチーム最多の13勝目。8回途中から登板したキム・イリョプは、2008年以来2年ぶりのセーブ。2位サムソンは先発レディングが韓国でなかなかいい投球を見せられず、この試合も勝ち星を挙げられなかった。打線では9番キム・サンスが3安打と活躍。なお、2010年シーズン限りでの引退が発表された41歳の大打者ヤン・ジュンヒョクは、9回裏代打で登場し、サムソンの本拠地・大邱のファンたちは大いに沸いたが、残念ながら外野フライに終わった。
ネクセン ８−１ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）キム・ソンヒョン ７勝７敗 （敗）ウォーランド ７勝７敗
（本塁打）ネクセン ： キム・ミヌ ９号 トゥサン ： チェ・ジュンソク ２０号
ネクセンは1回表、トゥサンの先発ウォーランド(元横浜)から3番ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を先制し、3回表4番ソン・ジマン、5番チャン・ヨンソクのタイムリーで2点を追加した。さらに4回表トゥサンの3番手キム・チャンフンから1番キム・ミヌの3ランでリードを広げた。トゥサンは5回裏、ネクセンの先発キム・ソンヒョンから6番チェ・ジュンソクの自身初となる20号本塁打で1点を返した。ネクセンは6回裏からオ・ジェヨン、パク・チュンス、パク・ソンフン、ソン・シニョンなどの継投で相手に反撃を許さなかった・
7位ネクセンは9回表トゥサンの5番手ユ・ヒィグァンからソン・ジマン、チャン・ヨンソクのタイムリーで2点を追加し、最後は5番手の高卒新人ムン・ソンヒョンが抑え、最近3連勝と調子をあげてきた。5回を2失点に抑えたキム・ソンヒョンが7勝目。打線ではキム・ミヌが3安打1本塁打3打点、ユ・ハンジュンが3安打1打点、ソン・ジマンが3安打2打点と活躍。3位トゥサンは先発ウォーランドが3回3失点で降板し、打線もわずか1安打に抑えられ連勝が3で止まった。なお、チェ・ジュンソクの20号本塁打により、トゥサンでは球団史上初めて20本塁打以上の打者が4人(他イ・ソンヨル、キム・ヒョンス、キム・ドンジュの3人)誕生した。
ハンファ ３−９ キア （群山）
（勝）ソ・ジェウン ８勝７敗 （敗）アン・スンミン ２勝４敗
（本塁打） キア ： チェ・ヒィソプ ２１号、キム・ダウォン １号
ハンファは1回表、キアの先発ソ・ジェウンから3番キム・テワンのタイムリーで1点を先制し、キアは2回裏、ハンファの先発の高卒新人アン・スンミンから8番キム・サンフンのタイムリーで1−1の同点に追いつき、3回裏3番チェ・フルラクのタイムリー、4番チェ・ヒィソプの2ランで4−1と逆転した。ハンファは4回表キム・テワン、4番チェ・ジンヘンのタイムリーで2点を返したが、キアは5回裏チェ・フルラクの2打席連続タイムリーでアン・スンミンをノックアウトし、代わったハンファの2番手ユン・ギュジンから7番キム・ソンビンのタイムリーでもう1点を追加した。6回裏にはハンファの3番手キム・ジェヒョンから、途中出場の2番キム・ダウォンのプロ3年目にしての初本塁打、しかもランニング本塁打で1点を追加した。
5位キアは8回裏ハンファの6番手ユン・グニョンから代打チャ・イルモク、代打イ・ヨンスのタイムリーで2点を追加し、7回以降イ・デジン、チョ・テス、パク・ソンホ、高卒新人シン・ドンソプの継投で相手の反撃を断ち快勝した。6回を3失点だったが打線の援護に恵まれたソ・ジェウンが8勝目。打線ではチェ・ヒィソプが3安打1本塁打2打点、1番イ・ヨンギュが3安打と活躍。最下位ハンファは5つの併殺打など拙攻が続き5連敗で、3連勝となった7位ネクセンとの差は大きく広がった。特にキア戦はこれで11連敗といいところがない。
