SK−トゥサン(ソウル・蚕室)は、前日の台風の影響で中止。
サムソン 8−2 ハンファ (大田)
(勝)アン・ジマン 9勝3敗9S (敗)デポーラ 6勝12敗2S
(本塁打) サムソン : チン・ガビョン 9号 ハンファ : シン・ギョンヒョン 9号、イ・デス 6号
サムソンは2回表、ハンファの先発リュ・ヒョンジンから6番シン・ミョンチョルの犠牲フライで1点を先制し、ハンファもその裏、サムソンの先発チョン・イヌクから6番シン・ギョンヒョンの本塁打で1−1の同点に追いついた。サムソンは5回表相手のフィルダーズチョイスで1点を勝ち越し、ハンファも6回裏9番イ・デスの本塁打で2−2の同点に追いついた。サムソンは7回表ハンファの2番手デポーラから3番カン・ボンギュのタイムリー、4番パク・ソンミンの内野ゴロの間に2点を勝ち越し、8回表7番チン・ガビョンの本塁打で1点を追加した。
2位サムソンは9回表ハンファの4番手チョン・ジェウォン、5番手ユン・ギホからパク・ソンミン、途中出場の6番ユン・ギホのタイムリーで3点を追加し、最後は3番手イ・ウソンが抑え快勝した。6回途中から8回まで無失点に抑え、奪三振5個を記録したアン・ジマンが9勝目。最下位ハンファは、最多勝争いトップの16勝をあげたエースのリュ・ヒョンジンが5回2失点で早々と降板すると、デポーラなどリリーフ陣が打たれただけでなく、打線が本塁打2本のわずか2安打に抑えられてしまい完敗を喫した。
ロッテ 6−1 キア (光州)
(勝)ソン・スンジュン 12勝6敗 (敗)ヤン・ヒョンジョン 14勝7敗
(本塁打) ロッテ : カン・ミンホ 20号
ロッテは2回表、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから5番カン・ミンホの自身初となる20号本塁打、8番ファン・ジェギュンのタイムリーで2点を先制し、3回表3番チョ・ソンファンの犠牲フライで1点を追加した。勢いに乗るロッテは4回表9番ムン・ギュヒョンのタイムリーでヤン・ヒョンジョンをノックアウトすると、代わったキアの2番手イ・サンファから1番キム・ジュチャンの犠牲フライで5−0とリードを広げた。ロッテのソン・スンジュンは打線の援護もあり、6回1死までパーフェクトピッチングを続けるなど好投を見せた。
ロッテは7回表、キアの4番手パク・ソンホからカン・ミンホのタイムリーで1点を追加した。キアは9回裏ソン・スンジュンから途中出場の2番イ・ヒョンゴンのタイムリーで1点を返したが、最後は2番手キム・サユルが抑え4位ロッテが快勝し3連敗から脱出し、3年連続の4位以上確保、ポストシーズン進出に大きく前進した。惜しくも完封を逃したが9回途中まで1失点と好投したソン・スンジュンは、チーム最多の12勝目。打線では7番チョン・ボミョンが3安打と活躍。2009年韓国シリーズ優勝の5位キアは、エース格のヤン・ヒョンジョンがこの試合も4回途中4失点でノックアウトされて最近4連敗と元気がなく、打線もわずか5安打に抑えられ、残り試合数を考えると4位以上進出、韓国シリーズ2連覇は厳しくなった。