SK 6−1 ハンファ (大田)
(勝)キム・グァンヒョン 15勝5敗 (敗)デポーラ 5勝11敗2S
(本塁打) SK : パク・チョングォン 17号、キム・ジェヒョン 8号
SKは1回表、ハンファの先発デポーラから4番パク・チョングォンの3ランで先制し、3回表3番キム・ジェヒョンの本塁打で1点、4回表1番チョン・グヌのタイムリーで1点を追加するとデポーラをノックアウトした。SKの先発キム・グァンヒョンは好投を続け、ハンファも2番手の新外国人ブエノが追加点を許さなかった。ハンファは8回裏SKの2番手ソン・ウンボムから、途中出場の7番オ・ソンジンの内野ゴロの間に1点を返した。
首位SKは9回表ハンファの3番手チャン・ミンジェから途中出場の3番イ・ホジュンのタイムリーで1点を追加し、最後はソン・ウンボムが抑え、6連敗から脱出後連勝と調子を取り戻しつつある。8回途中まで無失点に抑えたキム・グァンヒョンが最多勝争いトップタイの15勝目。打線ではチョン・グヌが3安打1打点と活躍。最下位ハンファは先発デポーラが4回途中5失点でノックアウトされ、打線もわずか3安打に抑えられてしまってはどうしようもなかった。
サムソン 4−3 キア (光州)
(勝)ペ・ヨンス 6勝8敗 (セーブ)チョン・ヒョヌク 8勝1敗12S (敗)ソ・ジェウン 7勝6敗
(本塁打) サムソン : チェ・ヒョンウ 22号 キア : ナ・ジワン 13号
サムソンは4回表、キアの先発ソ・ジェウンから5番チェ・ヒョンウの3試合連続本塁打で1点を先制したが、キアはその裏、サムソンの先発チャ・ウチャンから7番ナ・ジワンの2試合連続本塁打となる2ランで逆転し、この回途中で2番手ペ・ヨンスが登板した。ペ・ヨンスは6回裏三者連続三振に抑えるなど好投を続け、7回表1番パク・ハニの2点タイムリーで3−2と逆転し、この回代わったキアの2番手クァク・チョンチョルから2番キム・サンスのタイムリーで1点を追加した。
2位サムソンは7回からアン・ジマンを登板させ、キアは9回裏サムソンの4番手チョン・ヒョヌクから2番キム・ソンビンのタイムリーで1点を返したが、一打逆転のピンチを何とかしのいで接戦を制し、キア相手に3連勝と好調を維持している。4回途中から6回まで無失点に抑えたペ・ヨンスが6勝目。5位キアは3連敗となり、6連勝と絶好調の4位ロッテとの差がだいぶ開いてしまい、4位争いから大きく後退した。
(3試合連続本塁打を打ったチェ・ヒョンウを迎えるサムソンの選手たち。)
トゥサン 3−8 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)キム・スワン 5勝 (敗)イム・テフン 9勝10敗1S
(本塁打) ロッテ : チョン・ジュヌ 14号、ムン・ギュヒョン 2号、イ・デホ 41号
試合は4回までトゥサンの先発イム・テフン、ロッテの先発キム・スワンの投げ合いとなり無得点が続いたが、ロッテは5回裏6番チョン・ジュヌの3試合連続本塁打、9番ムン・ギュヒョンの2ランで3点を先制した。トゥサンも6回表3番キム・ヒョンス、4番キム・ドンジュのタイムリーで2点を返したが、ロッテはその裏4番イ・デホの41号2ランでリードを広げた。さらに7回裏、トゥサンの3番手コ・チャンソンからムン・ギュヒョンの併殺打の間、3番チョ・ソンファン、イ・デホのタイムリーで3点を追加した。
トゥサンは8回表ロッテの2番手キム・サユルからキム・ヒョンスの犠牲フライで1点を返したが、最後は3番手イ・ジョンミンが抑え、4位ロッテが怒涛の6連勝で勝率5割に復帰し、超満員となった本拠地・社稷野球場のファンたちを熱狂させた。6回を2失点に抑えたキム・スワンは、プロ初勝利から負けなしの5勝目。打線では打撃三冠王のイ・デホが2安打1本塁打3打点、7番パク・チョンユンが3安打と活躍。3位トゥサンは先発イム・テフンが6回を5失点と期待にこたえられず、打線もつながらず3連敗で2位サムソンとの差が開いてしまった。
(41号本塁打を打ったイ・デホ。)
ネクセン 2−6 LG (ソウル・蚕室)
(勝)チェ・ソンミン 1勝 (セーブ)キム・グァンス 3勝5敗2S (敗)キム・ソンテ 2勝3敗
ネクセンは1回表、LGの先発チェ・ソンミンから3番カン・ジョンホのタイムリーで1点を先制し、LGも1回裏、ネクセンの先発キム・ソンテから3番パク・ヨンテクのタイムリーで1−1の同点に追いついた。そして3回裏6番イ・ビョンギュ(背番号24)、7番パク・キョンス、8番オ・ジファン、9番パク・ヨングンのタイムリーで4点を勝ち越して逆転し、キム・ソンテをノックアウトした。チェ・ソンミンも好投を続け、6回途中からイ・ボムジュン、オ・サンミンと継投策に出た。ネクセンは8回表LGの4番手キム・グァンスから代打イ・スンヨンのタイムリーで1点を返したが、LGはその裏ネクセンの3番手ムン・ソンヒョンから4番チョ・インソンのタイムリーで1点を追加した。
最後はキム・グァンスが抑え、6位LGが逆転勝ちした。プロ初先発の左腕チェ・ソンミンは6回途中まで1失点に抑え、プロ2年目にして初勝利。7位ネクセンは先発キム・ソンテが3回途中5失点でノックアウトされ、打線もつながらず完敗となった。