SK 4−5 ハンファ (大田)
(勝)ヤン・フン 4勝5敗7S (セーブ)パク・チョンジン 4勝5敗7S (敗)イ・スンホ(背番号20) 6勝3敗20S
(本塁打) SK : チェ・ジョン 17号、イ・ホジュン 5号、パク・チョングォン 16号 ハンファ : チェ・ジンヘン 27号
ハンファは1回裏、SKの先発門倉(元読売)から4番チェ・ジンヘンのタイムリーで1点を先制し、SKは2回表、ハンファの先発チェ・ヨンピルから5番チェ・ジョン、6番イ・ホジュンの2者連続本塁打、2番イム・フンのタイムリーで3−1と逆転した。ハンファは3回から2番手ユン・ギュジンを登板させ、追加点を許さなかった。門倉は7回を1失点と好投し、SKは8回表、ハンファの3番手ヤン・フンから3番パク・チョングォンの本塁打で1点を追加した。しかしハンファはその裏SKの3番手イ・スンホ(背番号20)から3番チャン・ソンホのタイムリー、4番チェ・ジンヘンの2ランで4−4の同点に追いつき、代わったSKの4番手ソン・ウンボムから途中出場の6番の大卒新人イ・サンフンのプロ初打点となるタイムリーで逆転した。
最後は4番手パク・チョンジンが抑え、最下位ハンファが逆転勝ちし引き分け1つをはさんでの7連敗から脱出した。7回から8回まで登板したヤン・フンが、味方の逆転もあり幸運にも4勝目。同点2ランを打ったチェ・ジンヘンが1本塁打3打点と活躍。首位SKは4番手パク・チョンジンフ陣が打たれ逆転でまさかの6連敗で、2位サムソンがキアに勝ったためその差はさらに縮まり、首位争いは8月も終わりに差しかかってきてますます混沌としてきた。
サムソン 9−5 キア (光州)
(勝)チョン・ヒョヌク 8勝1敗11S (敗)ヤン・ヒョンジョン 14勝5敗
(本塁打) サムソン : シン・ミョンチョル 7号、チェ・ヒョンウ 20号 キア : チャ・イルモク 7号
サムソンは1回表、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから4番チェ・テインのタイムリー、7番チェ・ヒョンウのタイムリーや相手のエラーで4点を先制した。キアは4回裏、サムソンの先発チャン・ウォンサムから3番チャ・イルモクの2試合連続本塁打で1点を返し、5回裏2番アン・チホンの2点タイムリーで3−4と1点差に迫った。サムソンは6回表キアの3番手ソン・ヨンミンから5番カン・ボンギュ、6番シン・ミョンチョルのタイムリーで3点を追加し、5回途中から登板した2番手チョン・ヒョヌクが好投し反撃を許さなかった。
9回表キアの4番手パク・キョンテからシン・ミョンチョル、チェ・ヒョンウの2者連続本塁打で2点を追加し、キアは9回裏サムソンの5番手アン・ジマンから8番イ・ヒョンゴン、途中出場の9番チェ・ヨンギュの2者連続犠牲フライで2点を返したが、反撃もここまでで2位サムソンが快勝し、ハンファに敗れて6連敗となった首位SKとの差をさらに縮めた。勝利投手まであと1人だったチャン・ウォンサムを受け継いだチョン・ヒョヌクが8勝目。打線ではシン・ミョンチョルが3安打1本塁打2打点、チェ・ヒョンウが2安打1本塁打3打点と活躍。5位キアは先発ヤン・ヒョンジョンが4回途中4失点で降板し、4連勝となった4位ロッテとの差がさらに広がった。
トゥサン 6−8 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)キム・イリョプ 2勝1敗 (セーブ)キム・サユル 1勝4敗3S (敗)チョン・ジェフン 6勝4敗1S
(本塁打) トゥサン : イ・ソンヨル 19号、キム・ドンジュ 19号、チェ・ジュンソク 18号、ヤン・ウィジ 16号 ロッテ : イ・デホ 40号、チョン・ジュヌ 12号
トゥサンは2回表、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから6番イ・ソンヨルの本塁打で1点を先制し、3回表2番コ・ヨンミンのタイムリーで1点を追加した。ロッテは3回裏、トゥサンの先発ホン・サンサムから2番ソン・アソプ、3番チョ・ソンファンのタイムリーで2−2の同点に追いついた。トゥサンは6回表4番キム・ドンジュ、5番チェ・ジュンソクの2者連続本塁打、代わったロッテの2番手ホ・ジュンヒョク(背番号20)から9番オ・ジェウォンのタイムリーで3点を勝ち越した。ロッテもその裏、4番イ・デホの40号本塁打で1点を返した。シーズン40本塁打は2003年のイ・スンヨプ(サムソン、現読売)、シム・ジョンス(現代、2008年引退)以来7年ぶりとなった。
ロッテは8回裏トゥサンの2番手チョン・ジェフンから相手のエラーが相次ぎ5−5の同点に追いつくと、代わった3番手イ・ヒョンスンから7番チョン・ジュヌの3ランで逆転した。トゥサンは9回表ロッテの4番手キム・サユルから8番ヤン・ウィジの5試合連続本塁打で1点を返したが、反撃もここまでで4位ロッテが逆転勝ちで4連勝し、勝率5割に大きく近づいた。6回途中から8回まで無失点に抑えた3番手キム・イリョプが2勝目。3位トゥサンはエラーが相次ぎ同点に追いつかれ逆転され、キアに勝った2位サムソンとの差が広がってしまった。打線ではイ・ソンヨルが3安打1本塁打1打点と活躍。
(8回裏決勝3ランを打ったチョン・ジュヌ。)
ネクセン 5−4 LG (ソウル・蚕室)
(勝)オ・ジェヨン 1勝1敗 (セーブ)ソン・スンナク 2勝1敗20S (敗)イ・ドンヒョン 5勝5敗
(本塁打) LG : パク・ヨンテク 8号 ネクセン : ソン・ジマン 13号
LGは1回裏、ネクセンの先発バーンサイド(元読売)から1番パク・ヨンテクの先頭打者本塁打で1点を先制し、ネクセンは3回表、LGの先発パク・ヒョンジュンから1番チャン・ギヨンのタイムリーで1−1の同点に追いついた。LGは3回裏3番イ・テックンの2点タイムリーで勝ち越したが、ネクセンは6回表LGの2番手イ・サンヨルから4番ソン・ジマン、代打チャン・ヨンソクのタイムリーで3−3の同点に追いついた。LGもその裏9番パク・ヨングンのタイムリーで1点を勝ち越した。
7位ネクセンは8回表LGの5番手イ・ドンヒョンからソン・ジマンの2ランで逆転すると、オ・ジェヨン、守護神ソン・スンナクの継投で相手の反撃を断って接戦を制した。7回途中から8回途中まで無失点に抑えたオ・ジェヨンが2010年シーズン初勝利。2010年シーズン群から除隊され復帰したソン・スンナクは、自身初となる20セーブ目。打線では逆転2ランを打ったソン・ジマンが2安打1本塁打3打点と活躍。6位LGは継投策に失敗し、7位ネクセンとの差が縮まり上位との差は広がる一方である。