ＳＫ−トゥサン(ソウル・蚕室)は雨天中止。
ハンファ ２−８ サムソン （大邱）
（勝）チャン・ウォンサム １１勝４敗 （セーブ）アン・ジマン ８勝３敗６Ｓ （敗）ユン・ギュジン １勝１敗
（本塁打） ハンファ ： ソン・ジファン １号 サムソン ： パク・ソンミン １３号、チョ・ドンチャン ９号
サムソンは1回裏、ハンファの先発チェ・ヨンピルから3番パク・ソンミンの犠牲フライで1点を先制し、ハンファは2回表、サムソンの先発チャン・ウォンサムから8番ソン・ジファンの移籍後初本塁打(2008年以来2年ぶり)となる2ランで逆転した。その後両先発投手は好投し続けたが、サムソンは6回裏3番パク・ソンミンの本塁打で2-2の同点に追いついた。さらに7回裏ハンファの2番手ユン・ギュジンからチャンスを作ると、代わったハンファの3番手パク・チョンジンから代打オ・ジョンボク。5番チェ・ヒョンウのタイムリーで3点を勝ち越した。
8回裏ハンファの4番手ホ・ユガンから1番チョ・ドンチャンの3ランでだめを押すと、2位サムソンは最後2番手アン・ジマンが抑え3連勝とし、再び勝率6割を超え、試合が雨天中止となった首位ＳＫを追いかけ続けている。8回途中まで2失点に抑えたチャン・ウォンサムがチーム最多の11勝目。また、8回裏パク・ハニがヒットを打ち、史上31人目となる通算1300本安打を達成。ハンファは先発チェ・ヨンピルが6回途中まで2失点と比較的好投したが、リリーフ陣が崩れ打線がわずか6安打に抑えられてしまい、ＬＧに勝ったネクセンに抜かれ最下位に転落。
ロッテ １０−２ キア （光州）
（勝）チャン・ウォンジュン １０勝６敗 （敗）ヤン・ヒョンジョン １４勝４敗
（本塁打） ロッテ ： イ・デホ ３８号、キム・ジュチャン ８号 キア ： キム・サンヒョン １３号
ロッテは1回表、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから4番イ・デホ、5番カン・ミンホのタイムリー、8番ムン・ギュヒョンへの押し出しの四球で3点を先制し、2回表キアの2番手キム・ヒィゴルからイ・デホの9試合連続の世界新記録となる38号3ランでリードを広げた。キアは2回裏、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから6番アン・チホンの犠牲フライで1点、4回裏5番キム・サンヒョンの本塁打で1点を返した。ロッテは6回表キアの3番手ソン・ヨンミンから2番チョ・ソンファン、3番ホン・ソンフンのタイムリーで2点、8回表キアの4番手パク・ソンホから1番キム・ジュチャンの本塁打で2点を追加した。
4位ロッテは7回途中からイム・ギョンワン、イ・ジョンフン、ペ・ジャンホの継投で相手の反撃を断ち、5位キアに快勝しその差を広げた。7回途中まで2失点に抑えたチャン・ウォンジュンは2年連続で10勝目。打線では世界新記録を達成した主砲イ・デホが4安打1本塁打4打点と活躍。キアはエースに成長した先発ヤン・ヒョンジョンが2回途中で降板してしまい、チームの構想が著しく崩れてしまった。
ＬＧ ６−８ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）バーンサイド １０勝９敗 （セーブ）ソン・スンナク ２勝１敗１８Ｓ （敗）デュマトレイト ４勝６敗
（本塁打） ＬＧ ： パク・キョンス ３号、チョ・インソン ２２，２３号、オ・ジファン １２号、イ・ビョンギュ(背番号9) ７号 ネクセン ： キム・ミヌ ８号、チャン・ヨンソク ３号
ＬＧは1回表、ネクセンの先発バーンサイド(元読売)から2番パク・キョンスの本塁打で1点を先制したが、ネクセンも1回裏、ＬＧの先発デュマトレイトから1番キム・ミヌの先頭打者本塁打、5番カン・ジョンホのタイムリー、 6番チャン・ヨンソクの2ランで5-1と逆転した。ＬＧは3回表4番チョ・インソンの本塁打で1点を返すが、ネクセンは4回裏ＬＧの2番手キム・ソンギュから8番カン・グィテのタイムリーで2点を追加した。ＬＧは6回表ネクセンの2番手イ・ボグンから8番パク・ヨングンのタイムリーで1点、8回表ネクセンの3番手パク・チュンスから途中出場の6番オ・ジファン、7番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)の本塁打で2点を返した。
ネクセンも8回裏ＬＧの6番手岡本(元埼玉西武)から9番チャン・ギヨンのタイムリーで1点を追加し、ＬＧは9回表ネクセンの守護神ソン・スンナクからチョ・インソンのこの試合2本目となる本塁打で1点を返したが、反撃もここまででネクセンが逃げ切り、サムソンに敗れたハンファに代わって7位に浮上した。5回まで2失点に抑えたバーンサイドは、チーム最多の10勝目で韓国1年目にして2ケタ勝利を達成。6位ＬＧは先発デュマトレイトが1回持たず降板し、主導権を握れなかった。打線ではチョ・インソンが4安打2本塁打2打点と活躍。
