ＳＫ ４−７ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）ヒメネス １３勝４敗 （セーブ）イ・ヨンチャン １勝２４Ｓ （敗）門倉 １２勝６敗
（本塁打） トゥサン ： キム・ヒョンス １７号、ソン・シホン ７号
ＳＫは1回表、トゥサンの先発ヒメネスから5番パク・チョングォン、7番パク・キョンワンのタイムリー、相手の暴投で4点を先制した。トゥサンも1回裏、ＳＫの先発門倉(元中日)から4番キム・ヒョンスの2ランで反撃し、2回裏7番ソン・シホンの本塁打や相手のエラーで4−4の同点に追いついた。そして3回裏門倉からチャンスを作ると、代わったＳＫの2番手チョン・ビョンドゥから5番チェ・ジュンソクのタイムリーで5−4と逆転した。トゥサンは5回裏にもＳＫの3番手チョン・ウラムから6番チョン・スビンへの押し出しの四球、ソン・シホンのタイムリーで2点を追加した。
ヒメネスは2回以降立ち直り、3位トゥサンは7回以降チョン・ジェフン、イ・ヨンチャンの継投で相手の反撃を断ち、3連勝で2位サムソンに食らいついている。6回4失点だったが打線の援護に恵まれたヒメネスがチーム最多の13勝目。イ・ヨンチャンはセーブ王争いトップの24セーブ目。首位ＳＫは門倉が3回途中で降板し、打線も2回以降わずか3安打に抑えられてしまった。
ハンファ ５−１１ サムソン （大邱）
（勝）チョン・ヒョヌク ７勝１敗１１Ｓ （敗）ヤン・フン ３勝４敗７Ｓ
（本塁打） ハンファ ； チョン・ヒョンテ ５号 サムソン ： カン・ボンギュ ４号、シン・ミョンチョル ６号
サムソンは4回裏、ハンファの先発の新外国人ブエノから5番シン・ミョンチョルの犠牲フライ、6番カン・ボンギュのタイムリーで2点を先制した。サムソンの先発チョン・イヌクは5回を無失点に抑えたが、ハンファは6回表サムソンの2番手キム・ヒョナムから8番シン・ギョンヒョンの犠牲フライ、代打チョン・ヒョンソクのタイムリーで3−2と逆転した。さらに7回表サムソンの3番手チョン・ヒョヌクから7番チョン・ヒョンテのタイムリーで1点を追加した。
サムソンは7回裏ブエノからカン・ボンギュの本塁打で1点を返すと、代わったハンファの2番手ヤン・フンから代打チョ・ヨンフンのタイムリーで4−4の同点に追いつき、さらに4番手マ・イリョン、5番手ソン・チャンシクから代打チェ・ヒョンウのタイムリー、3番パク・ハニの犠牲フライ、4番パク・ソンミンのタイムリー、シン・ミョンチョルの3ランで10−4と一気に逆転した。
サムソンは8回裏1番チョ・ドンチャンのタイムリーで1点を追加し、ハンファは9回表サムソンの5番手イ・ウソンからチョン・ヒョンテの本塁打で1点を返したが、反撃もここまでで2位サムソンが逆転勝ちした。7回から8回まで1失点のチョン・ヒョヌクが7勝目。打線ではシン・ミョンチョルが4打点と活躍。7位ハンファは、韓国初登板となったブエノが7回途中まで3失点と比較的好投したが、サムソンとは対照的にリリーフ陣がリードを守れず逆転負けした。
ロッテ ２−７ キア （光州）
（勝）ユン・ソンミン ５勝３敗１Ｓ （敗）キム・サユル １勝４敗２Ｓ
（本塁打） ロッテ ： イ・デホ ３７号 キア ： キム・サンフン ４号
試合はロッテの先発サドースキー、キアの先発ロペスと両外国人投手の投げあいとなった。キアは5回裏9番イ・ジョンボム(元中日)のタイムリーで2点を先制した。ロッテは7回表4番イ・デホの新記録を更新する8試合連続本塁打となる37号本塁打、7番チョン・ジュヌの内野ゴロの間に2−2の同点に追いついた。キアは8回裏ロッテの2番手キム・サユルからチャンスを作ると、代わった3番手ペ・ジャンホから7番アン・チホンへの押し出しの四球、8番キム・サンフンの満塁本塁打で5点を勝ち越した。
最後は3番手ユン・ソンミンが抑え、5位キアが4位ロッテとの差を詰める大きな1勝をあげた。怪我で戦線を離脱していたユン・ソンミンが8回途中から登板し、8回表のピンチでイ・デホを三振に抑えるなど好投し5勝目。4位ロッテはイ・デホの8試合連続本塁打も空砲になってしまい、イ・デホが打てどもチームは波に乗れず5位キアに迫られてきている。
ＬＧ ３−１ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）パク・ヒョンジュン １勝２敗 （セーブ）イ・ドンヒョン ５勝４Ｓ （敗）ニコースキー ３敗
ＬＧは3回表、ネクセンの先発の新外国人ニコースキー(元福岡ソフトバンク)から9番パク・キョンスのタイムリーで1点を先制し、先発パク・ヒョンジュンも好投を続けた。ＬＧは6回表7番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)のタイムリーで1点を追加し、ネクセンはその裏ＬＧの2番手イ・サンヨルから3番ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を返した。ＬＧは8回表ネクセンの3番手ソン・シニョンからイ・ビョンギュ(背番号9)の犠牲フライで1点を追加した。
6位ＬＧは7回以降3番手イ・ドンヒョンが相手の反撃を断ち、3連敗から脱出した。7月ＳＫからＬＧにトレードで移籍し6回途中まで好投したパク・ヒョンジュンは、プロ2年目にして初勝利。最下位ネクセンは打線がわずか4安打に抑えられ、6回を2失点と好投したニコースキーを援護できなかった。ニコースキーはこれで韓国復帰以降3連敗。
