ネクセン ４−８ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）キム・グァンヒョン １３勝４敗 （敗）ニコースキー ２敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・チェホン ６，７号
ＳＫは1回表、ネクセンの先発の新外国人ニコースキー(元福岡ソフトバンク)から2番チョン・グヌのタイムリー、4番パク・キョンワンの犠牲フライで2点を先制し、2回裏7番パク・チェホンの2ラン、1番キム・ガンミンのタイムリーで3点を追加しニコースキーをノックアウトした。ＳＫの先発キム・グァンヒョンは安定した投球を続け、打線は6回裏ネクセンの2番手の高卒新人ムン・ソンヒョンからパク・チェホンのこの試合2本目の本塁打で1点、7回裏ネクセンの3番手パク・ソンフンから代打イ・ジェウォン、5番チェ・ジョンのタイムリーで2点を追加した。
ネクセンは9回表ＳＫの4番手の大卒新人ムン・グァンウン、5番手イ・スンホ(背番号20)から1番キム・ミヌのタイムリー、2番キム・ミンソンのネクセン移籍後初打点となるタイムリーで4点を返したが、反撃もここまでで首位ＳＫが快勝し、ＬＧに敗れた2位サムソンとの差を広げ独走態勢をゆるぎないものにした。7回を無失点に抑えたキム・グァンヒョンがチーム最多の13勝目。打線ではキム・ガンミンが3安打1打点、パク・チェホンが2本塁打3打点と活躍。7位ネクセンは、韓国復帰後初先発となったニコースキーが2回5失点でノックアウトされるなど、期待の新戦力も機能しなかった。
(2本塁打と活躍したパク・チェホン。)
サムソン ３−８ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）キム・グァンス ３勝４敗 （敗）クルセタ ６勝１０敗
ＬＧは1回裏、サムソンの先発クルセタから2番イ・デヒョン、4番イ・ジニョンのタイムリーで2点を先制し、クルセタはこの回途中で2番手チョン・イヌクに交代した。サムソンは2回表、ＬＧの先発カン・チョルミンから6番シン・ミョンチョルの併殺打の間に1点を返した。カン・チョルミンもリードしたまま4回途中で交代し、ＬＧはキム・グァンス、イ・サンヨルと継投策をとった。すると打線は6回裏サムソンの2番手チョン・ヒョヌク、3番手ペク・チョンヒョンから8番オ・ジファン、1番イ・テックンのタイムリー、相手の暴投で4点を追加した。
サムソンは7回表ＬＧの4番手イ・ドンヒョンから2番パク・ハニのタイムリーで1点を返したが、ＬＧはその裏6番チョ・インソンのタイムリーで1点を追加した。ＬＧは8回裏にもサムソンの5番手キム・ヒョナムからイ・デヒョンの内野ゴロの間に1点を追加し、サムソンも9回表ＬＧの5番手キム・ソンギュから1番チョ・ドンチャンの内野ゴロの間に1点を返した。しかし反撃もここまでで、ＬＧが快勝しトゥサンに敗れたキアを抜いてまた1日で5位を奪還した。2番手キム・グァンスが3勝目。打線ではイ・ジニョンが3安打1打点と活躍。2位サムソンは先発クルセタが1回途中で降板し、打線も中軸に当たりがなくわずか7安打に抑えられ、ネクセンに勝った首位ＳＫとの差が開いた。
トゥサン ３−２ キア （群山）
（勝）ホン・サンサム ３勝２敗 （セーブ）イ・ヨンチャン １勝２３Ｓ （敗）ロペス ２勝９敗１Ｓ
トゥサンは1回表、キアの先発ロペスから3番キム・ヒョンスのタイムリーで先制し、キアは3回裏、トゥサンの先発ホン・サンサムから3番イ・ジョンボム(元中日)のタイムリーで1−1の同点に追いついた。キアは6回裏代打キム・ウォンソプのタイムリーで1点を勝ち越すが、トゥサンは7回表ロペスからチャンスを作ると、代わったキアの2番手アン・ヨンミョンから7番ソン・シホンの2点タイムリーで3−2と逆転した。
3位トゥサンはキアの4番手ソン・ヨンミンなどから追加点を奪えなかったが、7回以降コ・チャンソン、イ・ヒョンスン、チョン・ジェフン、守護神イ・ヨンチャンの継投で何とか1点を守りきり、ＬＧに敗れた2位サムソンとの差を縮めた。6回を2失点に抑えたホン・サンサムが3勝目。イ・ヨンチャンはセーブ王争いトップの23セーブ目。打線ではキム・ヒョンスが3安打1打点、ソン・シホンが3安打2打点と活躍。キアは8安打ながら2得点と完全に抑えられ、5位から6位に後退。
ロッテ １１−３ ハンファ （大田）
（勝）ソン・スンジュン １０勝６敗 （敗）チェ・ヨンピル １勝３敗
（本塁打） ロッテ ： ホン・ソンフン ２６号、チョ・ソンファン ５号、イ・デホ ３２号
ロッテは1回表、ハンファの先発チェ・ヨンピルから3番ホン・ソンフンの2試合連続本塁打となる3ランで先制し、2回表2番チョ・ソンファンの3ランでリードを広げた。ハンファはその裏6番チョン・ウォンソクのタイムリー、9番イ・デスの犠牲フライで2点を返したが、ロッテは4回表ハンファの2番手ホ・ユガンから4番イ・デホ、7番パク・チョンユンのタイムリーで3点を追加した。ハンファは7回裏代打チョン・ヒョンソクのタイムリーで1点を返したが、ロッテは8回表ハンファの4番手チョン・ジェウォンからイ・デホの3試合連続本塁打となる32号2ランでダメを押した。
8回以降はイ・ジョンフン、イム・ギョンワンの継投で相手の反撃を断ち、4位ロッテが得意の一発攻勢で大勝した。7回を3失点に抑えたソン・スンジュンは打線の援護もあり、2008年以降3年連続2桁勝利となる10勝目。打線ではホン・ソンフン、イ・デホが3安打1本塁打3打点と活躍。最下位ハンファはこれで3連敗で、先発チェ・ヨンピルは2回途中6失点で降板し、貧弱な投手陣では強力ロッテ打線の勢いをとめることはできなかった。打線ではチョン・ウォンソクが3安打1打点と活躍。
