ＳＫ ５−１ サムソン （大邱）
（勝）門倉 １２勝５敗 （敗）ペ・ヨンス ５勝６敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・キョンワン １３号
ＳＫは1回表、サムソンの先発ペ・ヨンスから3番パク・チョングォンのタイムリーで2点を先制し、2回表7番パク・キョンワンの本塁打で1点を追加した。サムソンは3回裏、ＳＫの先発門倉(元読売)から9番キム・サンスのタイムリーで1点を返すが、これ以降門倉は反撃を許さなかった。ＳＫは8回表2番チョン・グヌのタイムリーでペ・ヨンスをノックアウトすると、代わったサムソンの2番手ペク・チョンヒョンのけん制悪送球でもう1点を追加した。
首位ＳＫは7回以降チョン・ビョンドゥ、チョン・デヒョンの継投で相手の反撃を断ち、首位攻防戦を制し2位サムソンを突き放した。7回途中まで2失点に抑えた門倉はチーム最多タイの12勝目。サムソンは先発ペ・ヨンスが8回途中まで投げたが、打線がわずか4安打に抑えられてしまってはどうしようもなく、首位ＳＫとの地力の差を見せ付けられた。
ロッテ ４−１ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）キム・スワン ２勝 （セーブ）カン・ヨンシク １勝１敗１Ｓ （敗）イム・テフン ９勝８敗
（本塁打） ロッテ ： ホン・ソンフン ２５号、イ・デホ ３１号、パク・チョンユン ７号
ロッテは1回表、トゥサンの先発イム・テフンから3番ホン・ソンフンの本塁打で1点を先制し、先発キム・スワンも毎回走者を出しながら無失点を続けた。3回表ロッテの攻撃中、突然豪雨が蚕室野球場を襲い、試合は49分間も中断した。試合再開後の4回表、ロッテは4番イ・デホの2試合連続本塁打となる31号2ランでリードを広げた。そして6回裏トゥサンの攻撃中、またもや強く雨が降り始め、試合は再び54分間も中断した。再開後の7回表、ロッテはトゥサンの2番手チョン・ジェフンから7番パク・チョンユンの本塁打で1点を追加した。
ロッテはホ・ジュンヒョク(背番号20)、ペ・ジャンホと継投策をとり、トゥサンは7回裏ロッテの4番手カン・ヨンシクから1番イ・ジョンウクのタイムリーで1点を返した。８回以降はカン・ヨンシクが相手の反撃を断ち、4位ロッテが得意の一発攻勢で勝利した。最近先発で好投する若手のキム・スワンは6回途中まで無失点に抑え2勝目。主砲キム・ドンジュを故障で欠いた3位トゥサンは打線がつながらず、先発イム・テフンも6回を3失点とロッテの主軸打者の一発に泣いた。
ＬＧ ２−１１ キア （光州）
（勝）コロン ６勝５敗 （敗）パク・ヒョンジュン ２敗
（本塁打） キア ： チェ・ヒィソプ １８号、イ・ジョンボム ４号
キアは2回裏、ＬＧの先発パク・ヒョンジュンから8番キム・サンフンのタイムリーと相手のエラーで3点を先制し、4回裏9番イ・ヒョンゴンのタイムリーでパク・ヒョンジュンをノックアウトすると、代わったＬＧの2番手オ・サンミンから1番イ・ヨンギュのタイムリー、4番チェ・ヒィソプの3ランで8−0とリードを広げた。ＬＧは6回表、キアの先発コロンから5番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)のタイムリーで1点を返した。キアは7回裏、ＬＧの3番手パク・トンウクから代打イ・ジョンボム(元中日)の本塁打で1点を追加し、ＬＧも8回表ハンファの2番手パク・ソンホからイ・ビョンギュ(背番号9)の2打席連続タイムリーで1点を返した。
キアは8回裏ＬＧの4番手岡本(元埼玉西武)から2番シン・ジョンギルのタイムリー、3番ナ・ジワンの内野ゴロの間に2点を追加し、最後は3番手チョ・テスが抑え、打線の爆発で大勝しＬＧから5位の座を1日で奪い返した。6回を1失点に抑えたコロンが6勝目。ＬＧは1日でまた6位に後退し、ＳＫから移籍してきた期待の若手パク・ヒョンジュンは4回途中4失点でノックアウトされ、チームに勢いをもたらすことはできなかった。
(2塁でチョ・インソンとキム・ソンビンが激突。)
ハンファ ８−１１ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）キム・ソンヒョン ４勝５敗 （セーブ）ソン・シニョン ３勝５敗１Ｓ （敗）デポーラ ５勝１０敗２Ｓ
（本塁打） ハンファ ： シン・ギョンヒョン ７号
ネクセンは3回裏、ハンファの先発デポーラから1番チャン・ギヨンのタイムリー、相手のパスボール、5番イ・スンヨン、7番チョ・ジュングンのタイムリーで6点を先制した。ネクセンの先発キム・ソンヒョンは打線の援護もあって6回まで無失点に抑えていたが、ハンファは2番手ソン・チャンシクが追加点を許さず、7回表ハンファの2番手マ・ジョンギル、3番手イ・ボグンから8番シン・ギョンヒョンの3ラン、途中出場の3番チョン・ヒョンテへの押し出しの四球で4点を返したが、同点のチャンスはネクセンの4番手パク・チュンスに抑えられた。ネクセンは8回裏、ハンファの5番手イ・ドンヒョンから相手のエラーや2番キム・ミヌのタイムリーで5点を追加した。
ハンファは9回表ネクセンの守護神ソン・スンナク、6番手ソン・シニョンからチョン・ヒョンテの2打席連続タイムリー、5番キム・テワンの犠牲フライ、6番チョン・ウォンソクのタイムリーなどで4点を返したが、反撃もここまででネクセンが乱打戦を制し最下位から脱出した。7回途中まで無失点に抑えたキム・ソンヒョンが4勝目。打線ではキム・ミヌが3安打2打点と活躍。最下位に転落したハンファは、先発デポーラが4回途中6失点と大きく乱れたのが響いた。打線ではチョン・ウォンソクが3安打1打点と活躍。
