ＳＫ ７−５ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）チョン・ウラム ６勝４敗２Ｓ （敗）バーンサイド ８勝９敗
ネクセンは1回裏、ＳＫの先発グローバー(元読売)の暴投で1点を先制し、先発バーンサイド(元読売)も好投を続けた。グローバーは3回途中のピンチで2番手コ・ヒョジュンに交代し、ＳＫは継投策で追加点を許さなかった。ＳＫは7回表パク・キョンワンの3塁への盗塁成功でチャンスを広げると、8番モ・チャンミンのタイムリーで1−1の同点に追いつき、代わったネクセンの2番手パク・チュンスから1番チョン・グヌの2点タイムリーで逆転した。さらに8回表ネクセンの3番手の高卒新人ムン・ソンヒョン、4番手オ・ジェヨンから7番パク・チョングォンのタイムリー、9番キム・ヨンフンの内野ゴロの間に3点、9回表ネクセンの5番手の高卒新人キム・ジョンフンから9番キム・ガンミンのタイムリーで1点を追加した。
ネクセンは9回裏ＳＫの5番手チョン・デヒョンから8番カン・グィテ、1番チャン・ギヨン、途中出場の3番ソン・ジマンのタイムリーで4点を返したが、首位ＳＫが逆転勝ちで4連勝し、史上最速となる86試合目での60勝一番乗りを達成し、その強さを存分に見せ付けた。6回途中から7回途中まで無失点に抑えた左腕チョン・ウラムが6勝目。打線では3番チェ・ジョンが3安打と活躍。ネクセンは先発バーンサイドがつかまった後はリリーフ陣が持たず逆転負けし、ロッテに勝ったハンファに抜かれ最下位に転落。打線ではチャン・ギヨンが3安打1打点、6番カン・ジョンホが3安打と活躍。
サムソン ７−３ キア （光州）
（勝）ナイト ６勝５敗 （敗）キム・ヒィゴル ２勝４敗
（本塁打） サムソン ： チェ・ヒョンウ １６号
キアは1回裏、サムソンの先発ナイト(元北海道日本ハム)から3番キム・ウォンソプのタイムリーで1点を先制し、サムソンは2回表、キアの先発キム・ヒィゴルから7番チェ・ヒョンウの本塁打で1−1の同点に追いつくと、4回表キアの2番手ソン・ヨンミンから9番シン・ミョンチョルのタイムリー、1番イ・ヨンウクの内野ゴロの間、2番パク・ハニの犠牲フライで3点を勝ち越し逆転した。キアはその裏1番イ・ヨンギュの内野ゴロの間に1点を返したが、サムソンは5回表キアの4番手クァク・チョンチョルから8番チン・ガビョンのタイムリー、シン・ミョンチョルの犠牲フライで3点を追加した。キアもその裏5番チェ・ジョンボムの内野ゴロの間に1点を返した。
2位サムソンは6回以降チョン・イヌク、クォン・ヒョク、アン・ジマンの継投で反撃を断ち、4連勝で好調を維持している。最近故障や家庭の事情で米国へ一時帰国して、長らく先発で登板していなかったナイトが5回を3失点ながら、打線の援護で6勝目。6位キアは先発キム・ヒィゴルも4回途中で降板するなど、サムソンとは対照的にチーム全体に元気がなく5連敗で、7位ハンファも間近に見えてきた。
ＬＧ ５−８ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）チョン・ジェフン ５勝３敗１Ｓ （セーブ）イ・ヨンチャン １９Ｓ （敗）キム・グァンス ２勝２敗
（本塁打） トゥサン ： ヤン・ウィジ １０号、キム・ヒョンス １６号
トゥサンは1回裏、ＬＧの先発デュマトレイトから3番キム・ヒョンスの犠牲フライで1点を先制し、ＬＧは2回表、トゥサンの先発ウォーランド(元横浜)から7番キム・テワンのタイムリーで1−1の同点に追いついた。トゥサンはその裏8番ヤン・ウィジの2ランで勝ち越したが、ＬＧは4回表6番チョ・インソンの2点タイムリーで3−3の同点に追いつき、6回表トゥサンの2番手コ・チャンソンからチョ・インソンの2打席連続タイムリーで5−3と逆転した。
トゥサンは8回裏ＬＧの4番手イ・サンヨルからキム・ヒョンスの2ランで同点に追いつくと、代わったＬＧの6番手キム・ギピョからヤン・ウィジ、9番イ・ウォンソクのタイムリーで3点を追加した。最後は守護神イ・ヨンチャンが抑え、3位トゥサンが逆転勝ちし絶好調2位サムソンに何とか離されまいとしている。7回途中から8回まで無失点に抑えた4番手チョン・ジェフンが5勝目。打線ではヤン・ウィジが3打点と活躍。5位ＬＧは継投策に失敗し逆転負けし、4位ロッテとの差をつめることはできなかった。打線ではチョ・インソンが2安打4打点と活躍。
ロッテ ３−４ ハンファ （大田）
（勝）ヤン・フン ３勝１敗７Ｓ （敗）イム・ギョンワン ２勝４敗６Ｓ
（本塁打） ロッテ ： ガルシア ２２号 ハンファ ： キム・テワン １４号
ハンファは1回裏、ロッテの先発サドースキーから3番キム・テワンの本塁打で1点を先制し、ロッテは2回表、ハンファの先発チェ・ヨンピルから5番ガルシアの本塁打で同点に追いつき、3回表1番キム・ジュチャン、3番ホン・ソンフンのタイムリーで3−1と逆転した。ハンファは5回裏、サドースキーの暴投で2−3と1点差に縮め、3回途中からユン・ギュジン、マ・イリョン、ホ・ユガンなどの継投で追加点を許さなかった。サドースキーは8回途中2失点で降板した。
ハンファは9回裏、ロッテの2番手イム・ギョンワンからエラーをきっかけに7番チョン・ウォンソク、途中出場の8番チョン・ヒョンテのタイムリーで4−3とサヨナラ逆転勝ちし、ネクセンがＳＫに敗れたため最下位から脱出した。9回表を無失点に抑えた6番手ヤン・フンが3勝目。打線ではキム・テワンが3安打1本塁打1打点、チョン・ウォンソクが3安打1打点と活躍。一方4位ロッテは課題の抑えの切り札不在がこの試合でも浮き彫りになり、逆転負けで3位以上のチームとの差は開くばかりである。打線ではキム・ジュチャンが3安打1打点と活躍。
