ＳＫ ４−５ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）イ・ジョンフン ２勝６敗１Ｓ （敗）チョン・ビョンドゥ １勝１敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・キョンワン １０号 ロッテ ： カン・ミンホ １５号
ＳＫは1回表、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから4番パク・キョンワン、5番チェ・ジョン、7番パク・チェホンのタイムリーで3点を先制し、ロッテは2回裏、ＳＫの先発門倉(元読売)から6番カン・ミンホの本塁打、9番チョン・ボミョンのタイムリーで3−3の同点に追いついた。ＳＫは3回表パク・キョンワンの本塁打で1点を勝ち越したが、ロッテは5回裏3番ホン・ソンフンのタイムリーで4−4の同点に追いつき、門倉はここで降板した。このあとロッテはペ・ジャンホ、ホ・ジュンヒョク、キム・イリョプ、カン・ヨンシク、ＳＫはチョン・デヒョン、チョン・ビョンドゥの好投で勝ち越し点を許さなかった。
4位ロッテは9回裏チョン・ビョンドゥからチャンスを作ると、代わったＳＫの4番手イ・スンホ(背番号20)からホン・ソンフンのタイムリーで、2010年シーズンこれまで1勝9敗と苦手なＳＫ相手にサヨナラ勝ちした。9回途中から登板した6番手イ・ジョンフンが2勝目。首位ＳＫはロッテの9安打を上回る13安打を記録したが、相手の小刻みな継投の前にかわされてしまった。打線ではチェ・ジョンが3安打1打点と活躍。
(サヨナラタイムリーを打ったホン・ソンフン。)
トゥサン ７−９ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ドンヒョン ５勝１Ｓ （セーブ）岡本 ４勝３敗１４Ｓ （敗）チョン・ジェフン ４勝３敗１Ｓ
（本塁打） トゥサン ： キム・ヒョンス １４号、キム・ドンジュ １４号、チェ・ジュンソク １４号 ＬＧ ： キム・テワン ３号、イ・ビョンギュ(背番号24) ６号
トゥサンは1回表、ＬＧの先発ソ・スンファから3番キム・ヒョンスの本塁打で1点を先制し、ＬＧは2回裏、トゥサンの先発ウォーランド(元横浜)から8番キム・テワンの3ランで逆転した。トゥサンは3回表6番イ・ソンヨルのタイムリー、8番ヤン・ウィジの内野ゴロの間に4−3と逆転し、4回表ＬＧの2番手シム・スチャンから4番キム・ドンジュの2試合連続本塁打となる2ラン、5番チェ・ジュンソクの2者連続本塁打で3点を追加した。ＬＧは7回裏トゥサンの2番手コ・チャンソンから代打イ・ビョンギュ(背番号24)の3ランで6−7と1点差に追い上げると、8回裏トゥサンの4番手チョン・ジェフンから6番イ・ジニョン、イ・ビョンギュ(背番号24)のタイムリーで9−7と逆転した。
最後は守護神岡本(元埼玉西武)が抑え、5位ＬＧが4点差をひっくり返し逆転勝ちした。8回途中から登板し打者1人を抑えた4番手イ・ドンヒョンが幸運にも5勝目。打線では1軍に復帰したばかりのイ・ビョンギュ(背番号24)が1本塁打4打点と活躍。2位トゥサンは自慢の中継ぎ陣が打たれてしまい、まさかの逆転負けで3位サムソンとのゲーム差が縮まった。打線ではキム・ドンジュが3安打1本塁打2打点と活躍。
サムソン ８−７ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）チョン・イヌク ２勝１敗 （セーブ）チョン・ヒョヌク ５勝１１Ｓ （敗）イ・ボグン １勝１敗
（本塁打） サムソン ： チン・ガビョン ６号
ネクセンは1回裏、サムソンの先発ペ・ヨンスから4番クラーク、5番ソン・ジマンのタイムリーで2点を先制し、2回裏2番キム・ミヌのタイムリーで1点を追加した。サムソンは3回表ネクセンの先発コ・ウォンジュン、代わった2番手イ・ボグンから2番オ・ジョンボクの犠牲フライ、4番チェ・テインのタイムリー、5番パク・ソンミンの内野ゴロの間に3−3の同点に追いついたが、ネクセンはその裏6番イ・スンヨンのタイムリーで1点を勝ち越し、ペ・ヨンスをノックアウトすると、代わったサムソンの2番手ナイト(元北海道日本ハム)から9番ユ・ソンジョン、キム・ミヌのタイムリーで2点を追加した。
サムソンは4回表イ・ボグン、ネクセンの3番手オ・ジェヨンから7番チン・ガビョンの本塁打、1番イ・ヨンウク、オ・ジョンボク、3番パク・ハニのタイムリーで7−6と逆転し、5回表ネクセンの4番手マ・ジョンギルから代打ヤン・ジュンヒョクの犠牲フライで1点を追加した。サムソンは4回以降チョン・イヌク、クォン・ヒョク、アン・ジマンの継投でしのぎ、ネクセンは9回裏サムソンの6番手チョン・ヒョヌクから代打オ・ジェイルの内野ゴロの間に1点を返したが、3位サムソンが何とか逃げ切り、対ネクセン戦4連勝でＬＧに敗れた2位トゥサンとの差を縮めた。継投が機能せず本拠地・木洞野球場で6連敗となった7位ネクセンでは、キム・ミヌが3安打2打点と活躍。
ハンファ ２−４ キア （光州）
（勝）ヤン・ヒョンジョン １１勝３敗 （セーブ）ユ・ドンフン ３勝２敗１２Ｓ （敗）ユ・ウォンサン ４勝８敗
（本塁打） キア ： ナ・ジワン ９号
ハンファは3回表、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから4番チェ・ジンヘンのタイムリーで2点を先制したが、キアはその裏ハンファの先発ユ・ウォンサンの暴投で1点を返し、4回裏5番ナ・ジワンの本塁打で2−2の同点に追いつき、代わったハンファの2番手ヤン・フンから8番キム・サンフンのタイムリーで3−2と逆転した。16連敗からの脱出に執念を見せるキアは6回裏、ハンファの3番手キム・ジェヒョンから3番キム・ウォンソプのタイムリーで1点を追加した。
キアは6回以降クァク・チョンチョル、アン・ヨンミョン、ソン・ヨンミン、守護神ユ・ドンフンの継投で相手の反撃を断ち、逆転勝ちでようやっと悪夢の16連敗から脱出し、6月17日のハンファ戦以来22日ぶりの勝利の美酒に酔った。5回を2失点に抑えたヤン・ヒョンジョンは、最多勝争いトップタイの11勝目。打線では1番イ・ヨンギュが3安打と活躍。6番イ・ジョンボム(元中日)は4回裏の2塁打で、日本・韓国プロ野球通算2000本安打を記録した。最下位ハンファはわずか6安打に抑えられ、不調を極めていたキアに久しぶりの白星を献上してしまった。
(ようやっと16連敗から脱出したキアの選手たち。)
