ＬＧ １０−３ ＳＫ （仁川・文鶴)
（勝）パク・ミョンファン ４勝５敗 （敗）ソ・スンファ １勝３敗
（本塁打） ＬＧ ： イ・テックン ４，５号、イ・ジニョン ５号、クォン・ヨングァン ２号、チョ・インソン １３号
ＬＧは1回表、ＳＫの先発グローバー(元読売)から2番イ・テックンの2ランで先制し、先発パク・ミョンファンも好投を続けた。ＬＧは6回表3番イ・ジニョンの本塁打で1点を追加し、ＳＫもその裏ＬＧの3番手イ・サンヨルから4番パク・チョングォンの併殺打の間に1点を返した。ＬＧは7回表、ＳＫの2番手イ・スンホ(背番号37)、3番手コ・ヒョジュンから9番クォン・ヨングァンの本塁打、3番イ・ジニョンのタイムリー、7番チョ・インソンの2試合連続本塁打となる満塁本塁打で6点を追加した。
ＳＫは7回裏7番ナ・ジュファンのタイムリーで1点を返したが、ＬＧは8回表ＳＫの4番手オム・ジョンウクからイ・テックンのこの試合2本目となる本塁打で1点を追加した。ＳＫは8回裏ＬＧの4番手キム・ギピョから3番イ・ホジュンのタイムリーで1点を返したが、最後はキム・グァンスが抑え6位ＬＧが大勝し、2009年から続く対ＳＫ戦の連敗を10で止めた(2010年シーズンだけでは8連敗)。6回途中まで無失点と好投したパク・ミョンファンが4勝目。打線ではイ・テックンが2本塁打3打点、イ・ジニョンが3安打1本塁打2打点と活躍。首位ＳＫはリリーフ陣が打たれ、連勝が4で止まった。なお、8回裏代打としてエースのキム・グァンヒョンが起用されたが、内野ゴロに終わった。
(代打で登場したキム・グァンヒョン。)
サムソン １０−１ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）チャン・ウォンサム ６勝４敗 （敗）ウォーランド ４勝３敗
（本塁打） サムソン ： パク・ソンミン ５号、チェ・ヒョンウ １３号
サムソンは1回表、トゥサンの先発ウォーランド(元横浜)から3番パク・ソンミンの本塁打で1点を先制し、4回表9番キム・サンスのタイムリーで1点を追加した。サムソンの先発チャン・ウォンサムは好投を続け、打線も6回表8番イム・イクチュンのタイムリーで1点、7回表トゥサンの2番手の高卒新人イ・ジェハクから4番チェ・ヒョンウの本塁打で2点、8回表トゥサンの3番手ノ・ギョンウンからキム・サンス、1番オ・ジョンボクから3点を追加した。
トゥサンは8回裏サムソンの3番手ペク・チョンヒョンから代打チョン・スビンのタイムリーで1点を返したが、サムソンは9回表代打シン・ミョンチョル、イム・イクチュンのタイムリーで2点を追加した。最後は4番手チョン・イヌクが抑え、サムソンが大勝しキアが敗れたため単独3位に浮上した。6回まで無失点に抑えたチャン・ウォンサムが6勝目。打線ではキム・サンスが2安打3打点と活躍。2位トゥサンは先発ウォーランドがそこまで悪い内容ではなかったが、打線がわずか4安打に抑えられてはどうしようもなかった。
ネクセン ３−２ キア （光州)
（勝）マ・ジョンギル ２勝 （セーブ）ソン・スンナク ２勝１敗１２Ｓ （敗）ソン・ヨンミン １勝３敗１Ｓ
（本塁打） ネクセン ： カン・ジョンホ ９号
試合はネクセンの先発クム・ミンチョル、キアの先発ヤン・ヒョンジョンの投手戦となった。キアは2回裏2死満塁のチャンスを作ったがこれを生かせず、6回まで両チーム無得点が続いた。キアは7回裏9番イ・ジョンボム(元中日)のタイムリーで1点を先制し、この回代わったネクセンの2番手オ・ジェヨンから1番イ・ヨンギュのタイムリーで1点を追加した。ネクセンは8回表キアの2番手ソン・ヨンミンから代打イ・スンヨンのタイムリーで1点を返した。
さらにネクセンは9回表ソン・ヨンミンから6番カン・ジョンホが場外へ大きな当たりを放ち、3塁審判が最初ファールを宣告したが、ネクセン側の抗議によりビデオ判定が行われ本塁打と認定され、逆転2ランとなった。最後は守護神ソン・スンナクが抑え、7位ネクセンが逆転勝ちし接戦を制し3連勝となった。8回裏4番手として登板したマ・ジョンギルが2勝目。キアはエースのヤン・ヒョンジョンの好投も報われずこれで5連敗となり、同率3位で並んでいたサムソンがトゥサンに勝ったため4位に後退した。
ハンファ １−３ ロッテ (馬山)
（勝）チャン・ウォンジュン ８勝４敗 （セーブ）イム・ギョンワン １勝２敗６Ｓ （敗）ユ・ウォンサン ３勝６敗
（本塁打） ハンファ ： イ・デス ３号
ハンファは3回表、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから9番イ・デスの本塁打で1点を先制し、先発ユ・ウォンサンも5回まで相手打線を無安打に抑えた。チャン・ウォンジュンも4回以降追加点を許さず、終盤まで投手戦が続いた。ロッテは8回裏1番ソン・アソプのタイムリーで1−1の同点に追いつくと、代わったハンファの2番手パク・チョンジンから4番イ・デホの2点タイムリーで3−1と逆転した。
チャン・ウォンジュンは完投を目の前にして同点のピンチを招いたため、あと1アウトで最後はイム・ギョンワンに交代したが何とか抑え、5位ロッテが逆転勝ちし3連勝となった。チャン・ウォンジュンはチーム最多の8勝目。最下位ハンファは打線がわずか5安打に抑えられ、ユ・ウォンサンを援護できずに3連敗。
