トゥサン−ネクセン(ソウル・木洞)は2回裏終了時、雨天によりノーゲームが宣告された。
キア ３−４ ＳＫ （仁川・文鶴)
（勝）チョン・デヒョン １勝２Ｓ （敗）ソン・ヨンミン １勝２敗１Ｓ
ＳＫは4回裏、キアの先発ユン・ソンミンから相手のエラーもあって1点を先制し、キアは5回表ＳＫの先発門倉(元読売)から相手のエラーと1番イ・ヨンギュのタイムリーで2−1と逆転した。門倉は8回途中まで投げ続け味方の援護を待ったが、ユン・ソンミンは同点打を許さなかった。キアは9回表、ＳＫの3番手チョン・デヒョンから6番キム・サンフンのタイムリーで1点を追加した。
首位ＳＫは9回裏ユン・ソンミンから代打ユン・サンギュンのタイムリーで1点を返すと、代わった2番手ソン・ヨンミンからチャンスを拡大し、さらに代わった3番手ソ・ジェウンから9番チョ・ドンファの2点タイムリーで逆転サヨナラ勝ちした。9回表1点を許したチョン・デヒョンが幸運にも勝利投手。まさかの逆転負けを喫した3位キアは連勝が4で止まった。
ハンファ ７−２ サムソン （大邱)
（勝）チェ・ヨンピル １勝１敗 （敗）クルセタ ４勝８敗
（本塁打） ハンファ ： チョン・ヒョンテ ４号 サムソン ： チョ・ヨンフン ２号、パク・ソンミン ３号
サムソンは2回裏、ハンファの先発チェ・ヨンピルから6番チョ・ヨンフンの本塁打で1点を先制し、ハンファは3回表サムソンの先発クルセタから1番カン・ドンウのタイムリーで同点に追いつき、4回表4番チェ・ジンヘンのタイムリー、7番チョン・ヒョンテの内野ゴロの間に2点を勝ち越し逆転した。ハンファは6回表6番ソン・グァンミンのタイムリー、チョン・ヒョンテの3ランで4点を追加し、サムソンもその裏5番パク・ソンミンの本塁打で1点を返した。
ハンファはこのあとイ・ドンヒョン、パク・チョンジン、マ・イリョンの継投で相手の反撃を断ち3連敗から脱出し、試合が雨天ノーゲームとなったネクセンと並び単独最下位から同率最下位となった。6回途中まで2失点に抑えた36歳のベテラン右腕チェ・ヨンピルは、2008年以来2年ぶりの勝利。打線ではソン・グァンミンが3安打1本塁打1打点と活躍。4位サムソンは先発クルセタが7回7失点と期待にこたえられず、打線もソロ本塁打2本のみとつながりがなく、勝率5割ちょうどになってしまった。
ロッテ ４−７ ＬＧ (ソウル・蚕室)
（勝）ポン・ジュングン ７勝３敗 （敗）ソン・スンジュン ７勝４敗
（本塁打） ロッテ ： イ・デホ １９号、ガルシア １８号 ＬＧ ： イ・ジニョン ３号、イ・デヒョン １号
ロッテは1回表、ＬＧの先発ポン・ジュングンから4番イ・デホの3試合連続本塁打、本塁打王争いトップタイトなる19号2ランで先制したが、ＬＧは1回裏、ロッテの先発ソン・スンジュンから2番イ・ジニョンの本塁打で1点を返した。ＬＧは2回裏1番イ・デヒョンの3ランで逆転し、ポン・ジュングンは反撃を許さぬ好投を続けた。ＬＧは5回裏5番チョン・ソンフン、6番イ・ビョンギュ(背番号24)、8番オ・ジファンのタイムリーで3点を追加し、ソン・スンジュンをノックアウトした。
ロッテは8回表ＬＧの2番手ハン・ヒィから3番ホン・ソンフンのタイムリーで1点、9回表ＬＧの3番手オ・サンミンから5番ガルシア(元オリックス)の本塁打で1点を返したが、反撃もここまでで、6位ＬＧが快勝し5位ロッテと僅差に迫った。8回途中まで2失点に抑えたポン・ジュングンは、エースの貫禄でチーム最多の7勝目。打線ではイ・ジニョンが3安打1本塁打1打点と活躍。5位ロッテは先発ソン・スンジュンが5回途中7失点でノックアウトされ引き分け1つをはさんで4連敗で、3試合で4本塁打の主砲イ・デホの活躍も空砲に終わっている。
