SK 2−1 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)キム・グァンヒョン 8勝2敗 (セーブ)イ・スンホ 3勝17S (敗)ムン・ソンヒョン 3敗
(本塁打) ネクセン : クラーク 12号
ネクセンは2回裏、SKの先発キム・グァンヒョンから5番クラークの本塁打で1点を先制し、SKは3回表、ネクセンの先発の高卒新人ムン・ソンヒョンから4番パク・キョンワンへの押し出しの四球で1−1の同点に追いついた。SKは5回表3番キム・ジェヒョンのタイムリーで1点を勝ち越すと、6回からイ・スンホ(背番号37)を登板させ継投策に出た。特にSKの4番手チョン・デヒョンは7回裏3者連続三振で無失点と好投し、ネクセンもイ・ボグン、パク・チュンスなどの継投陣が追加点を与えない。
8回からは守護神イ・スンホ(背番号20)が抑え、首位SKが投手戦を制した。5回を無失点に抑えたキム・グァンヒョンはチーム最多タイの8勝目。イ・スンホはセーブ王争いトップの17セーブ目。最下位ネクセンは高卒新人ムン・ソンヒョンが6回2失点と好投したが、打線がクラークの一発だけに抑えられてしまった。
トゥサン 14−9 LG (ソウル・蚕室)
(勝)イ・ジェハク 1勝 (敗)ハン・ヒィ 1敗
(本塁打) トゥサン : チェ・ジュンソク 10号、コ・ヨンミン 3,4号、ユ・ジェウン 4号 LG : チョ・インソン 9号、ソン・インホ 2号
LGは1回裏、トゥサンの先発キム・ソヌから5番チョン・ソンフンのタイムリー、7番オ・ジファンへの押し出しの四球で2点を先制した。トゥサンは2回表、LGの先発ハン・ヒィから5番チェ・ジュンソクのソロ、2番コ・ヨンミンの満塁本塁打で5−2と逆転した。LGもその裏2番イ・ジニョン、チョン・ソンフン、6番パク・ヨンテクのタイムリーで6−5と逆転し、キム・ソヌをノックアウトした。トゥサンは3回表8番ヤン・ウィジ、9番イ・ウォンソクのタイムリーで8−6と逆転しハン・ヒィをノックアウトした。LGもその裏トゥサンの3番手チョ・スンスから8番チョ・インソンの本塁打で1点を返したが、トゥサンも4回表LGの3番手イ・サンヨル、4番手チョン・ジェボクから4番キム・ドンジュ、途中出場の6番イム・ジェチョルのタイムリーで2点を追加した。
トゥサンは6回表LGの5番手キム・グァンスから7番ソン・シホンのタイムリーで2点を追加し、LGはその裏トゥサンの5番テチョン・ジェフンからチョ・インソンのタイムリーで1点を返した。トゥサンは7回表LGの5番手オ・サンミンからコ・ヨンミンのこの試合2本目となる本塁打で1点、9回表LGの7番手イ・ドンヒョンから代打ユ・ジェウンの本塁打で1点を追加した。LGは9回裏トゥサンの7番手ホン・サンサムから代打ソン・インホの本塁打で1点を返したが、反撃もここまでで2位トゥサンが乱打戦を制した。
プロ初登板ながら、3回途中から6回まで無失点に抑えた4番手の高卒新人イ・ジェハクがプロ初勝利。18安打と爆発した打線ではコ・ヨンミンが3安打2本塁打5打点、チェ・ジュンソクが4安打1本塁打1打点、キム・ドンジュが3安打1打点と活躍。6位LGは先発ハン・ヒィが3回途中8失点でノックアウトされ、リリーフ陣も次々と打たれてしまった。打線ではチョン・ソンフンが3安打3打点と活躍。
サムソン 9−5 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)チョン・ヒョヌク 4勝5S (敗)イム・ギョンワン 1勝2敗5S
(本塁打) サムソン : チョ・ヨンフン 1号
サムソンは1回表、ロッテの先発サドースキーから5番ヤン・ジュンヒョクのタイムリーで1点を先制したが、ロッテは1回裏、サムソンの先発ユン・ソンファンから3番ホン・ソンフン、4番イ・デホのタイムリーで3−1と逆転した。サムソンは2回表8番チョ・ヨンフンの2007年以来3年ぶりとなる本塁打で1点を返し、ユン・ソンファンが不安定だったため4回途中から2番手アン・ジマンに交代させた。ロッテは5回裏アン・ジマンから7番パク・チョンユンのタイムリーで2点を追加した。サドースキーは8回途中まで2失点と好投したが、サムソンは8回表ロッテの3番手イム・ギョンワンからヤン・ジュンヒョク、6番チン・ガビョンのタイムリーで2点を返した。
サムソンは9回表イム・ギョンワンの悪送球、ヤン・ジュンヒョクへの押し出しの死球、途中出場の6番イ・ジョンシク、7番シン・ミョンチョルの内野ゴロの間、チョ・ヨンフンのタイムリーで5点を奪い逆転し、最後はクォン・ヒョクが抑え逆転勝ちしキアとの同率3位を守った。8回裏4番手として登板したチョン・ヒョヌクが幸運にも4勝目。打線ではチョ・ヨンフンが3安打1本塁打2打点と活躍。一方5位ロッテはイム・ギョンワンがつかまり自滅してしまい、逆転負けを喫し3位キア、サムソンとの差が開いた。打線ではイ・デホが3安打2打点、1番ソン・アソプが3安打と活躍。
キア 7−1 ハンファ (大田)
(勝)ヤン・ヒョンジョン 10勝1敗 (敗)デポーラ 2勝6敗2S
キアは1回表、ハンファの先発デポーラから5番キム・サンヒョン、6番キム・サンフンのタイムリーで2点を先制し、先発ヤン・ヒョンジョンは3回以外走者を出し続けるが無失点に抑え続けた。キアは6回表8番ナ・ジワン、1番イ・ヨンギュのタイムリーなどで6−0とリードを広げデポーラをノックアウトし、試合は雨により16分間中断したものの、代わったハンファの2番手ヤン・スンジンの暴投で1点を追加した。ハンファは8回裏8番イ・ヒィグンのタイムリーでようやっと1点を返した。
キアはこのあとソン・ヨンミン、チョン・ヨンウン、チョ・テスの継投で相手の反撃を断ち勝利し、サムソンとの同率3位を守った。6回途中まで1失点に抑えたヤン・ヒョンジョンは最多勝争いトップの10勝目で、10勝一番乗りとなった。7位ハンファは先発デポーラが6回途中でノックアウトされ、打線もヤン・ヒョンジョンを攻略しきれず完敗した。