12日のプロ野球の試合は、FIFAワールドカップ：韓国−ギリシャ戦(韓国時間20時半開始)のため、普段の土曜日より1時間早い16時開始となった。ＳＫ−トゥサン(ソウル・蚕室)は雨天中止。
ＬＧ １１−０ キア (光州)
（勝）ポン・ジュングン ６勝３敗 （敗）ロペス １勝５敗
（本塁打） ＬＧ ： パク・ピョンホ ５号、チョン・ソンフン ３号
ＬＧは4回表、キアの先発ロペスから4番パク・ピョンホの3試合連続本塁打となる2ランで先制し、5回表1番イ・デヒョンのタイムリーで1点、6回表5番チョン・ソンフンの本塁打で3点を追加した。ＬＧの先発ポン・ジュングンは打線の援護もあって3死球を与えたが、連打を許さず7回を無失点に抑えた。ＬＧは7回表、キアの3番手チョ・テスからチョン・ソンフン、代打イ・ビョンギュ(元中日、背番号9)のタイムリーで3点、9回表キアの4番手キム・ヒィゴルからイ・ビョンギュ(背番号9)の2打席連続タイムリーで2点を追加した。
6位ＬＧは8回以降オ・サンミン、チョン・ジェボクの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで快勝し3連勝となった。エースとして7回を無失点に抑えたポン・ジュングンがチーム最多の6勝目。打線ではチョン・ソンフンが1本塁打5打点、イ・ビョンギュ(背番号9)が2安打3打点と活躍。キアはロペスが6回6失点と2009年最多勝投手だったときの面影はなく、打線も5安打に抑えられてしまい3連敗で5位に後退。
ネクセン １−４ サムソン (大邱)
（勝）クルセタ ４勝７敗 （セーブ）クォン・オジュン ２Ｓ （敗）クム・ミンチョル ５勝８敗
サムソンは1回裏、ネクセンの先発クム・ミンチョルから3番カン・ボンギュの内野ゴロの間に1点を先制し、2回裏9番オ・ジョンボク、2番チョ・ドンチャンのタイムリーで2点を追加した。ネクセンは5回表、サムソンの先発クルセタから9番ファン・ジェギュンのタイムリーで1点を返したが、サムソンはその裏ネクセンの2番手オ・ジェヨンからオ・ジョンボクの犠牲フライで1点を追加した。
サムソンは6回以降クォン・ヒョク、チョン・ヒョヌク、クォン・オジュンの継投で相手の反撃を断ち、同率3位だったキアがＬＧに敗れたため単独3位に浮上した。5回を1失点に抑えたクルセタが4勝目。最下位ネクセンは先発クム・ミンチョルが5回途中3失点と振るわず、打線も7安打ながらつながらなかった。
(4勝目をあげたクルセタ。)
ハンファ ０−７ ロッテ (釜山・社稷)
（勝）ソン・スンジュン ７勝３敗 （敗）チェ・ヨンピル １敗
（本塁打） ロッテ ： チョン・ジュヌ ５号
ロッテは2回裏、ハンファの先発チェ・ヨンピルから8番チョン・ジュヌの2試合連続本塁打で1点を先制し、4回裏7番パク・チョンユンのタイムリーで2点、5回裏4番イ・デホのタイムリーで1点を追加した。ロッテの先発ソン・スンジュンは好投を続け、連打を許さず無失点を続けた。打線も7回裏ハンファの3番手イ・ドンヒョンから2番チョ・ソンファンのタイムリーで1点、8回裏ハンファの4番手チョン・ジェウォンから途中出場の8番イ・スンファ、代打キム・ミンソンのタイムリーで2点を追加した。
8回以降はキム・サユル、ホ・ジュンヒョク(背番号20)、イム・ギョンワンの継投で相手の反撃を断ち、ロッテが引き分け1つをはさんで8連勝で4位に浮上した。7回を無失点に抑えたソン・スンジュンが自身6連勝となる7勝目。打線ではチョ・ソンファンが3安打1打点と活躍。7位ネクセンは先発チェ・ヨンピルが5回4失点と期待にこたえられず、打線もわずか5安打で完封といいところがなく3連敗。
