SK 4−2 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)グローバー 6勝3敗 (セーブ)イ・スンホ 3勝16S (敗)ウォーランド 4勝1敗
(本塁打) SK : イ・ホジュン 2号、ナ・ジュファン 6号 トゥサン : キム・ヒョンス 9号
トゥサンは1回裏、SKの先発グローバー(元読売)から3番キム・ヒョンスの2ランで先制した。SKは3回表、トゥサンの先発ウォーランド(元横浜)から3番イ・ホジュンの3ランで逆転し、4回表8番ナ・ジュファンの本塁打で1点を追加した。グローバーは2回以降無失点で、6回裏には3者連続三振を記録した。ウォーランドも8回途中まで投げ、2番手ホン・サンサムも追加点を許さなかった。
首位SKは8回以降チョン・ウラム、イ・スンホ(背番号20)の継投で反撃を許さず、2位トゥサンとの首位攻防戦を逆転勝ちで制し、40勝一番乗りを達成し首位独走態勢をより堅固なものとした。グローバーは7回を2失点に抑え6勝目。イ・スンホはセーブ王争いトップの16セーブ目。2位トゥサンは打線が5安打に抑えられてはどうしようもなく、首位SKの影が遠くなっている。
(3回表逆転3ランを打ったイ・ホジュン。)
LG 6−3 キア (光州)
(勝)キム・グァンサム 4勝2敗 (セーブ)キム・ギピョ 2勝4敗2S (敗)ユン・ソンミン 4勝3敗1S
(本塁打) LG : パク・ピョンホ 4号、チョ・インソン 8号
LGは2回表、キアの先発ユン・ソンミンから6番パク・ヨンテクの内野ゴロの間に1点を先制し、キアはその裏LGの先発キム・グァンサムから7番アン・チホンの内野ゴロの間、8番イ・ジョンファンのタイムリーで2−1と逆転した。LGは6回表4番パク・ピョンホの2試合連続本塁打となる2ランで3−2と逆転すると、8回表パク・ピョンホのタイムリーで1点を追加し、ユン・ソンミンをノックアウトした。
6位LGは9回表キアの4番手アン・ヨンミョンから8番チョ・インソンの2ランでリードを広げ、キアは9回裏LGの4番手キム・グァンスから1番イ・ヨンギュのタイムリーで1点を返したが、最後はキム・ギピョが抑え逃げ切った。6回を2失点に抑えたキム・グァンサムが4勝目。打線ではパク・ピョンホが3安打1本塁打3打点と活躍。キアはサムソンもネクセンに敗れたため同率3位のままだが、先発ユン・ソンミンの力投に打線がこたえられなかった。
ネクセン 9−7 サムソン (大邱)
(勝)コ・ウォンジュン 3勝2敗 (敗)チャン・ウォンサム 3勝5敗
(本塁打) ネクセン : クラーク 10号、イ・スンヨン 1号 サムソン : パク・ハニ 6号、イ・ジョンシク 1号
ネクセンは1回表、サムソンの先発チャン・ウォンサムから5番クラークの満塁本塁打で4点を先制し、サムソンは2回裏、ネクセンの先発コ・ウォンジュンから6番パク・ハニの本塁打で1点を返した。ネクセンは3回表8番ユ・ソンジョンの犠牲フライで1点、5回表サムソンの2番手ペ・ヨンスからクラークのタイムリー、7番イ・スンヨンの2ランで3点を追加した。サムソンは6回裏4番チェ・テインのタイムリーで2点、7回裏ネクセンの3番手パク・チュンスから途中出場の7番イ・ジョンシクの2007年以来3年ぶりとなる本塁打で1点を返した。
ネクセンは9回表サムソンの3番手アン・ジマンからイ・スンヨンのタイムリーで1点を追加し、サムソンは9回裏ネクセンの守護神ソン・スンナクから1番イ・ヨンウクのタイムリーなどで3点を返したが、反撃もここまでで最下位ネクセンが乱打戦を制した。6回途中まで3失点のコ・ウォンジュンが3勝目。16安打と爆発した打線ではクラークが1本塁打5打点、イ・スンヨンが3安打1本塁打3打点、1番キム・ミヌ、2番ファン・ジェギュンが3安打と活躍。サムソンは先発チャン・ウォンサムが3回5失点と期待にこたえられず、キアもLGに敗れたため同率3位のままとなった。打線ではイ・ヨンウクが3安打2打点と活躍。
ハンファ 2−7 ロッテ (馬山)
(勝)チャン・ウォンジュン 7勝4敗 (敗)カペラン 11敗
(本塁打) ハンファ : チョン・ウォンソク 3号、チェ・ジンヘン 17号 ロッテ : イ・デホ 15号、チョン・ジュヌ 4号、ガルシア 16号
ハンファは1回表、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから1番チョン・ウォンソクの先頭打者本塁打で1点を先制し、ロッテも1回裏ハンファの先発カペランから4番イ・デホの2試合連続本塁打で逆転し、2回裏8番チョン・ジュヌの本塁打で1点を追加した。ハンファは6回表4番チェ・ジンヘンの本塁打王争い単独トップとなる17号ソロで1点を返し、ロッテはその裏ハンファの2番手ホ・ユガンから5番ガルシア(元オリックス)の2試合連続本塁打で1点、7回裏ハンファの4番手チョン・ジェウォンから3番ホン・ソンフン、イ・デホのタイムリーで2点を追加した。
8回以降ペ・ジャンホ、カン・ヨンシク、キム・イリョプの継投で5位ロッテが相手の反撃を断ち、引き分け1つをはさんで7連勝と勢いは続き、3位キア、サムソンに肉薄している。また2008年以来続いた準本拠地・馬山での連敗を10で止めた。7回を2失点に抑えたチャン・ウォンジュンがチーム最多の7勝目。打線ではイ・デホが3安打1本塁打4打点と活躍。7位ハンファは9安打ながら本塁打2発の2点に抑えられ、ネクセンがサムソンに勝ったため最下位転落の危機を迎えた。3回を4失点とまたも期待を裏切ったカペランは、開幕から11連敗とまったく改善の兆しが見られない。