ロッテ ５−４ ＳＫ (仁川・文鶴)
（勝）サドースキー ３勝５敗 （セーブ）イム・ギョンワン １勝４Ｓ （敗）門倉 ８勝３敗
（本塁打） ロッテ ： ホン・ソンフン １３号、カン・ミンホ ９号 ＳＫ ： パク・チェサン ４号
この試合では、選手たちがリサイクル素材で作られたグリーンユニフォームを着用したＳＫは1回裏、ロッテの先発サドースキーから1番パク・チェサンの先頭打者本塁打、4番パク・チョングォンの犠牲フライで2点を先制した。ＳＫは2回裏9番イム・フンのタイムリーで1点、3回裏相手のエラーで1点を追加した。ロッテは5回表、ＳＫの先発門倉(元読売)から5番ホン・ソンフンの4試合連続本塁打、7番カン・ミンホの2ランで3点を返した。
ロッテは7回表門倉からチャンスを作ると、代わったＳＫの2番手イ・スンホ(背番号20)から8番パク・チョンユンがサードライナーでアウトになったものの、サードのチェ・ジョンとセカンドのチョン・グヌの相次ぐ悪送球で5−4と逆転した。5位ロッテはホ・ジュンヒョク(背番号20)、キム・サユル、イム・ギョンワンの継投で1点差を守りきり、大の苦手としているＳＫ戦の2009年から続く連敗を11で止めた。6回4失点で負け投手になるところだったサドースキーは、味方の逆転により3勝目。ここのところ調子が落ちている首位ＳＫは2010年シーズン初の4連敗。
サムソン ２−４ トゥサン (ソウル・蚕室)
（勝）キム・ソヌ ５勝３敗 （セーブ）イ・ヨンチャン １２Ｓ （敗）ユン・ソンファン ２勝３敗
サムソンは3回表、トゥサンの先発キム・ソヌから1番オ・ジョンボクのタイムリーで1点を先制し、4回表6番パク・ソンミンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは4回まで先発ユン・ソンファンに抑えられていたが、5回裏2番オ・ジェウォン、3番キム・ヒョンスのタイムリーで2−2の同点に追いつき、代わったサムソンの2番手アン・ジマンから5番チェ・ジュンソクの2点タイムリーで4−2と逆転した。サムソンはこれ以降クォン・ヒョク、イ・ウソンが何とか追加点を許さなかった。
2位トゥサンは7回以降コ・チャンソン、守護神イ・ヨンチャンの継投で相手の反撃を断ち、3位サムソンとの差を広げた。キム・ソヌは7回途中まで2失点に抑え5勝目。3位サムソンは、不振が続く2009年の最多勝投手ユン・ソンファンがこの試合も期待にこたえられず5回途中で降板し、打線もわずか4安打に抑えられ連勝が4で止まった。
(5回裏決勝逆転2点タイムリーを打ったチェ・ジュンソク。)
ハンファ ５−３ キア (光州)
（勝）パク・チョンジン １勝 （セーブ）ヤン・フン １勝４Ｓ （敗）パク・キョンテ ２敗
試合はハンファの先発ユ・ウォンサン、キアの先発ソ・ジェウンの投げあいとなり、互いにチャンスを作ったが生かしきれずゼロ行進が続いた。ユ・ウォンサンは6回途中で降板し、この後は2番手パク・チョンジンが7回まで無失点に抑えた。ソ・ジェウンも7回無失点で降板した。ハンファは8回表キアの2番手パク・キョンテ、3番手クァク・チョンチョルからチャンスを作ると、代わった4番手ソン・ヨンミンから6番チョン・ヒィサン、8番シン・ギョンヒョン、9番イ・デスのタイムリーで5点を先制した。
キアは8回裏ハンファの3番手ユン・ギュジン、4番手マ・イリョンから4番チェ・ヒィソプ、7番チャ・イルモクのタイムリーで3点を返した。7位ハンファは5番手ヤン・フンが抑え、接戦を制し好調を維持し6位浮上も見えてきている。左のリリーフとして好調を維持しているパク・チョンジンが、2004年以来6年ぶりの勝利投手。打線では4番チェ・ジンヘンが3安打と活躍。4位キアはソ・ジェウンの好投を見殺しにしてしまい、勝率5割復帰を逃した。
ＬＧ ６−８ ネクセン (ソウル・木洞)
（勝）バーンサイド ４勝５敗 （セーブ）ソン・スンナク １勝１敗８Ｓ （敗）ソ・スンファ １勝２敗
ネクセンは1回裏、ＬＧの先発ソ・スンファから3番カン・ジョンホ、4番ユ・ハンジュンのタイムリーで2点を先制し、ＬＧは3回表、ネクセンの先発バーンサイド(元読売)から4番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)の犠牲フライで1点を返した。ネクセンは4回裏2番ファン・ジェギュン、3番カン・ジョンホのタイムリーで2点、5回裏ソ・スンファの暴投、代わったＬＧの2番手チョン・ジェボクから9番チャン・ギヨンのタイムリーで2点を追加した。
ＬＧは6回表ネクセンの2番手イ・ボグンから7番チョ・インソンのタイムリーで2点を返したが、ネクセンはその裏ＬＧの3番手オ・サンミンから6番ソン・ジマンの犠牲フライで1点を追加した。ＬＧは7回表ネクセンの4番手ソン・シニョンから5番チョン・ソンフンのタイムリー、6番イ・ビョンギュ(背番号24)への押し出しの四球、相手の暴投で3点を返し、6−7と1点差に迫った。
しかし最下位ネクセンはその裏ＬＧの4番手キム・ギピョから途中出場の1番キム・イルギョンのタイムリーで1点を追加し、最後は守護神ソン・スンナクが抑え接戦を制した。6回途中まで1得点に抑えたバーンサイドが4勝目。打線ではカン・ジョンホが3安打2打点と活躍。6位ＬＧは先発ソ・スンファが不安定な投球で5回途中で降板し、リリーフ陣も打たれ打線の反撃も及ばなかった。
